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2024年1月28日 (日)

あぶない

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 ちょっとシュールな一枚。長女が自然死している横で尻餅をついた「ちち(仮名)」さんが鳴いていたところ、その声で甦った長女が手を伸ばしてヨシヨシしてやっている、という場面なのです。実際問題として、この姿勢であれば自力で立ち上がることは難しくないはずですが、そばにいるんだから何とかしてよ、と甘えているわけです。

 昨夜遅くまで、というか今朝早くまで寝ずに鳴き叫んでいたからでしょう、今日は一日、実によく寝ておりました。その分、今夜が心配ですので、飼い主は早めに寝てしまう予定です。

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 自宅内のWi-Fi環境が今ひとつでしたので、プロバイダからレンタルしているルータを新しいものに交換してもらいました。問題はその先で、送られてきたルータを設置してセットアップをやり直さなくてはなりません。そして今回は、あわせてメッシュWi-Fiというものを構築してみようと思い立って、何と、1年前にレンタルしたまま放置してあった機材を引っ張り出してきて設置しました。それらの機器の電源を取るコンセントはデスクトップPCを置いているラックの裏にあって、簡単にはアクセスできません。そこで、ONU、ルータ、メッシュ機器などが不調になった際、再起動が簡単にできるように、一括スイッチ付きの電源タップを新調して接続しました。この配線作業をするためにはメインのデスクトップPCを置いているラックの上の方にアクセスしなければならず、そのためにはキーボードを置いているデスクの上に上る必要があります。そしてそこには、いろんなものが放置されたままになっているのです。

 yurieさんの「お箱」がいくつか転がっていたので、萬年筆の箱ばかりを収めている段ボール箱に入れて納戸にしまっておこう、と手に取ったら何となく重たい感じがしました。おそらく、中に入っていた萬年筆が自分の存在を訴えたのでしょう。

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 歴代のY.Y.Pen倶楽部特製萬年筆柄のケースです。名古屋の東急ハンズが緑色のプロフェッショナルギアを売り出したとき、これは良い色だから自分たちも欲しいけれど、どうせならこの色でギャザード、なおかつマット仕上げの萬年筆があったら最高なのに、ということから、初代のY.Y.Penが産まれたわけです。作られたのはわずかに15本。幻の萬年筆と言われています。

 個人的には、それと近いイメージを持っている萬年筆、それが神戸ペンショウ記念萬年筆です。箱に入っていたのはまさにそれでした。

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 何にも考えずにお片付けをしていたら、箱ごと納戸に放り込まれて、ヘタをすると二度と日の目を見なかったかもしれません。あぶないところでした。歴代のY.Y.Penについては、ちょうど12本入りのペンケースがあったのでまとめて収めて保管していますから大丈夫ですが、こいつはしばらく見ないなぁと思っていたところでした。

 当初、あるお店で13本入りのペンケースが売られていると知って、そいつを手に入れて12本のY.Y.Penと一緒にコレも収納する予定でしたが、せっかく専用のペンケースがあるのにそれと別にしておくのはちょっと・・・ということで、かえって粗末な扱いになっていたのでした。Y.Y.Penがセイラー萬年筆から離れてすでに2本が世に出ていますが、その狭間にいるのがこれ。独特の立ち位置にいる萬年筆なのです。

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 このペンから、軸は笑暮屋さんにお願いするようになりました。色合いはもちろん「親方色」です。そして翌年はずんぐりむっくりのペンで、そのまた翌年は漆塗り。もうすぐ世に出るその次も漆塗りになる予定でしたが、元日の大地震がその予定を変えてしまいました。

 Y.Y.Pen第1号から今まで、すべてのペンを新品のまま保管していて、それらがどんな書き味、使い心地なのかを知らないままです。そんなオッサンが一人ぐらいいても良いのかもしれないな、と思いつつ、さて、自分の寿命が尽きたときにはどうなるのかな、とも。

 先のことなんて誰にもわからない。だから、先のことを心配しても仕方がない。心配しても仕方がないことは心配しない方が良い。教員だった時代にお世話になった先生(何と、定年退職を経た今もまだ学校勤めです!)のお言葉ですが、この際、都合良くいただいてしまいましょう。

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コメント

良いですね。Y.Y.Ltdのペンたち。万年筆は持っている人の数だけ楽しみ方があると思っていますので、書かないペンがあっても良いのではないでしょうか?

 すいどう さん

 この12本、ほぼすべてにインクを入れて実用されている、という方もいます。私なんぞ、このケースに入れるまではビニール袋から出してさえいなかったのですが。

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