書いてみたい
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本日は暖かいので、お気に入りのピザ柄のクッションからも少し離れ気味になっている「ちち(仮名)」さん。その下はホットカーペット、彼女の視線の先はガスファンヒーターで、それらの暖房機器は宵っ張りのお姉さんが深夜2時過ぎまではリヴィングにいるため、それぐらいの時間までは稼働しています。定年退職して薄給の身となった父親は、このようにして電気代とガス代の支払いに苦しめられているわけです。
実際、朝も昼も食べません、というお父さん単独で見ると、エンゲル係数が低いのです。変なモンを見つけてお迎えしたり、書きもしないのに萬年筆を買ったりするから余計に苦しくなるわけで、ついでに言うと、ただ同然のポンコツの軽自動車を探して乗り換えるとか、通信費を節約するとか、やれることはあるはずですけれど、なかなか手を出さない面倒くさがり。いわゆる老後破産に向けてまっしぐらです。
今こうして生地を打ち込んでいるキーボードが載っている机の抽斗を開けてみたところ。とりあえず一番大事なものはここへ放り込むことにしております。冬ごもり前のリスさんみたいに、とにかくものをどこへ置いたかすぐに忘れてしまいますので、焦ったらここを見る、ということにしているわけです。
青い袋に入っているのは中屋の「余り物寄せ集め」で、灰色の袋に入っているのは絶対秘仏。Y.Y.Penクラブのメンバーでも見たことない人の方が多いという、この世に存在してはいけない萬年筆ですので、これ、もし葬送して貰えるのなら私の棺桶に入れて貰うべきものです。
真ん中のドリルケースに入っているのは149。1960年代のものらしいですが、お尻からインクが漏れて使い物にならん、ということで私の手元にやってきました。握るたびに手が青く染まる萬年筆というのも困りものですので、その道の泰斗に修理をお願いしたところ、大変なことになっていたようで、実にご迷惑をおかけしました、と頭を下げるしかありません。
これはもう、史料的価値のあるものとして後世に伝えていくしかないなぁ、などと思っておりましたけれど、技と工夫とで見事に使えるようにしていただきました。ピストンがスッカスカになっていたものの交換部品もなく、さてどうしたものかというところで痩せたピストンにOリングを嵌めてインクの吸入ができるようにしてくださったとのことでした。実に畏れ多いことです。
ですから、こういうことをしてはいけないのです。こんなことをしなくても、フンワリと紙の上に置いただけでこのペン先のしなやかさは十分に感じ取ることができます。実は今、毎日毎日一定数の文字を書く、ということを前提とした大それた計画を立てていて、それを実行に移す際はこのペンに活躍して貰おうと思っております。
本日、上部組織に提出する書類を封筒に入れて表書きをしているときに、「あれっ」ということが何度かありました。猛烈な勢いで漢字を忘れているというか、そもそも書けなかった漢字を書けないままにして学校の先生という仕事を続けてきたツケが回ってきたというべきでしょうか。社会科の教師ですから、新潟の「潟」なんかはバッチリ書けますけれど、実は書くのが心許ないと感じる漢字はいくつもあるのです。
私は日本語検定1級に合格したのですが、妻は合格せず、腹が立つからもう受けない、などといっておりましたが、まぁ日本語検定の問題にも一定の傾向というかクセというか、そういうものがあって、私と一緒に受検した国語の先生なども2級止まりで文句を垂れておりました。
で、私の妻は漢字検定準1級に合格しているのです。漢字検定というもの、2級までは普通の漢字が出てくるのですけれど、準1級とか1級になると、もうカルトクイズ以外の何物でもない、というような、これホンマにあるんか、というような妖しい漢字のオンパレードです。まずは、社会人として身につけていて当然という2級をクリアして、そこから準1級、1級を目指していこうかと。そのために、このペンにインクを呑ませて、毎日コツコツと漢字の書き取り練習を続け、ボケ防止にもつなげたいと思うわけです。
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