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TDL土産のピザ柄ビーズクッションがすっかり気に入った「ちち(仮名)」さん。表面の感触ではなく、ビーズクッション特有のモチッとした感じが気に入ったようです。
「取ったろ」などと言いつつ手を伸ばすと、その部分を前脚でおさえにきます。取ったらあかん、という感じを強く出してきます。餌鉢を触っても怒らないのに、クッションはダメ。少しボケ始めているのかもしれません。
何も予定のない日曜日。軽く行ってすぐに帰ってこられるところ、ということで滋賀県の佐川美術館まで行ってきました。
マウリッツ・エッシャーの足跡をたどる展示が行われているということで、よく開かれる「騙し絵」の展示会ですと中に入れないほどたくさんの人が押しかけて展示を見るどころではないのですが、今回はそういっただけではなく、若い頃からの彼の作品が展示され、「騙し絵」と言われるものはその一部。たしかに、そういう表現を自分で体験するコーナーなども用意されていて人気でしたが、全体的には落ち着いた雰囲気の中、作品を鑑賞することができました。
館内の間取りと展示との兼ね合いでけっこう狭い展示室もあって、並んで順番待ちということもありました。喧しく不平不満ばかり言って、大声で何か叫びながら走り回ったり飛び跳ねたりする子供がすぐ後から来て、その両親はそれを微笑ましいなぁという感じで見ながら合いの手を入れたりして、むしろそれを煽っておりました。
だいぶ我慢したのですけれど、なにぶん人間ができていませんので「静かにしてくれるか」と声をかけてしまいました。両親が逆ギレすることも覚悟の上でしたが、ヘラヘラ笑いながら「静かにしてほしいって」と他人事のよう。それでも、ややこしいオッサンがおる、と思ったようで、喧しい子を連れて列を離れ、どこかへ行ってしまいました。
美術館を出て堅田駅までバスに乗り、さらに列車で京都駅へ。静かな車内だったのですが、大津京の駅から大量に幼稚園児くらいの子供が団体で乗り込んできて、正直、今日はツイでないな、と舌打ちしたい気分に。
けれど、30人ほどのおチビさんを5人ほどの若いスタッフが実に上手に引率していて、子供たちは実にマナー良くお利口さんにしてくれていたので、車内はとても混んでいるけれどもとても静か。ちゃんとできる人たちもまだまだいるんだ、と感動したことでした。
その後、奈良まで列車を乗り継いで、明日職員に配る給与明細を受け取るために勤務先の財団本部へ。市が運営していた公共施設A・B・Cが、経費節減のために当財団に運営を委託されているのですが、AとCは月曜休館で私の勤めるBは土日休館。給与明細は支給日2日前の午後以降に館長が受け取り、支給日に遅れず職員に手渡すこと、とされています。支給日は明日なので、土曜の午後以降に財団本部で受け取ることになります。けれど、月曜日は財団本部がお休みになり、給与明細を取りに行くことができません。
これが寄り合い所帯の哀しさか、私の勤めている施設の休館日については全く配慮されていません。そういった大事な書類については、受け取ったらまっすぐ勤務先へ持ち帰って保管する、と定められていますので、電車で財団本部へ来た私は、給与明細を受け取り、そのままバスで勤務先へ向かうべきところ、財団本部のすぐ近くにカーシェアステーションがありましたので、つい悪戯心を起こして車を借りて職場へ。奈良は車がないと移動に困る土地柄で、バスの時間まで相当待たなければならない、というのが表向きの理由です。
空いていたのはルーミーとプリウス。前者は街を走っているのを見てもイライラさせられることが多いので、どうせならとそれ以上に腹が立つことの多いプリウスを借りてみたのです。まだ走行7000キロ台、新車の匂いが抜けていないクルマでした。
運転席に座っている限り、さほど狭いとも、圧迫感があるとも思わないのですが、助手席側に目を向けたときに、何かこう、ウッと息が詰まるような圧迫感を覚えます。そうしたこと以外はさすがトヨタ車。目をつぶっていても、免許がなくても運転できるように造られています。
後席にも座ってみましたが、大雨の日に最寄り駅まで送ってもらえるとかそういうのならともかく、これに乗ってロングドライヴとなれば、少々気が重いかも知れません。別に狭くはないし、乗り心地も悪くはないのですけれど、身長170㎝で典型的日本人体型の胴長おじさんですので、常に頭髪が天井にこすれている状態。カーヴなどで体が傾くと、すぐにアシストグリップの着いているあたりに頭が触れます。とにかく閉塞感が強くて、後席に乗るなら小柄な方が幸せなのだろうなと思いました。
このクルマのCM、最初に出てくる鋭い目つきの女性を筆頭に、そこに出てくる誰もが「自分の意見と権利は地球より重い」と信じて疑わないという人たちなんだろうな、という偏見をもって見てしまっています。短時間ながら乗ってみて、とてもよくできたクルマだし、人に聞かれたらお薦めしても良いと思っていますけれど、CMに出てくるような(私が勝手なイメージを抱いている)人たちがターゲット層であるクルマなのだとすると、絶対に乗りたくないし、路上では近づきたくない、とそう思います。
ランボルギーニなんかより傾斜がキツいというフロントシールドは、乗っている限り特に圧迫感を感じるわけでもないのですが、左折するとき、Aピラーの付け根あたりのボリュームがちょっと嫌でした。曲がり始める前に左側はしっかり確認しているわけですから、旋回中に左側が見えなくても困らないはずですが、ここにガラスも何もないような、何も見えへんやんけ、といいう感じを受けるのは、私の運転が未熟だからでしょう。
あと、やはりトヨタ車らしいと思ったのは、ブレーキがオーヴァーサーボ気味であること。回生ブレーキとのつながりがスムーズになった、などと言われるのはこのことなのかも、と思いつつ、これも好きな感触ではありません。カックンブレーキ踏んだら恥、おT思っている人間なので、こういう味付けは好きになれませんが、何も今に始まったことではなく、これまでに体験したトヨタ車はみんなそんな感じです。
嫌いなものが近づいてきたので嫌だとはっきり言ってみたり、あ、これは嫌なヤツだ、とおもったら存外にいい人達だったり、嫌いで嫌いで避け続けていたものに敢えて近づいてみたり。なかなか有意義な経験をした休日でした。
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