越年
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今年最後の一枚を撮られた「ちち(仮名)」さん。相変わらず昼間にぐっすり寝て、夜、家族がそろそろ床に入ろうかという刻限に鳴き始めるというパターンを繰り返しています。
一昨日、昨日と東京で遊んでいただいて、年が改まればしっかり仕事に打ち込む一年に、となれば良いのですが、そこは私のことですから「抱負」だけ抱えて新年のスタートを切って年の終わりまで抱えきれずに全てをこぼしてしまっているというパターンになるのでしょう。
そんな私らしい一年の締めくくり、やっぱり思いつき、行き当たりばったりなのでした。
写真のサボ。こういうものは、ヘッドマークというのが昨今は一般的ですが、古い鉄ちゃんはサボと呼びます。旧国鉄では列車行先札という名称で、その電報略号が「サボ」でした。
サインボードを略してサボ、という説が一般的ですが、近鉄では「運行標識」が正式名称だそうです。さて、こちらの運行標識から、何が読み取れるのでしょうか。
本日、近鉄名古屋駅で撮影したXT12編成です。2000系電車の電算記号がXTで、これはその第12編成なので、サボにXT12と入っています。この編成のため、そして今日と明日の2日間のために作られたサボです。
2000系は電動車2両、付随車1両の3両固定編成で、付随制御車であるク2100形の車番が編成番号と一致します。この系列は12編成製造されたのでこれが最終編成。名古屋線で使用するための車両ながら抑速ブレーキを備えているため、青山峠越えが可能ですので大阪線で走ることも可能です。またこの系列の電動機は、二代目ビスタカーに使われていたもの。いろいろなエピソードを持つ系列なのです。
2両の電動車のうち、運転台のあるものが偶数、中間車が奇数の車番です。電動車2両、計8台の電動機を制御する主制御器が中間車に搭載されているので、このような付番になっているのでしょうか。
2023年から2024年への年越し、ということでこの編成にスポットライトが当てられたのです。普段は3両で名古屋線の準急や普通を中心に運用されており、ワンマン運行対応ですので湯の山線などでも運用されています。写真に収めたい方、元日に頑張ってください。
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