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2023年8月23日 (水)

ちいさきもの

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 あぁ、ケーキがこんなに小さくなっちゃった、と見つめている「ちち(仮名)」さん・・・ではなくて、当初、茶色いキノコ型のクッションをまたぐようにして餌鉢に突進して食べていたのを、その姿勢では食べにくいだろうと餌鉢をいったん取り上げてクッションの上に載せてやったのです。その時点で、甘くておいしいところは大方食べ尽くしていたので、ちょっと休憩が入ったものと思われます。

 ワンコ用のケーキですが、どうも彼女には合わないように思われます。喜んで完食するのですが、これを食べた夜は寝付きが良くないのです。昨夜も深夜から未明というべき時間まで、ぐっすり眠ることなく、起きては寝て、また起きて、ということを繰り返しておりました。暴飲暴食が得意技である飼い主も、昨今は全くダメで、これはおいしそう、好きなやつ、と食べ過ぎては布団に入ってからのたうち回るということが増えていて、太田胃散などが手放せません。飼い主も飼い犬も、ともに黄昏時を迎えているわけです。

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 オマスのA.M.87コレクション、ブラウンのブライヤー軸です。私がオマスに対して持っていたイメージは、パラゴンのような、重厚長大な萬年筆というものでしたので、これもさぞ立派なものだろうと手に入れてみたら、小さい! いや、一般的な基準でいうなら、小さいことはないのです。これが普通の大きさなのです。何でも大きい方が偉い、と思い込みがちな見栄っ張りな私のこと、萬年筆の好みも同様で、取り回すことも満足にできないくせに大きなペンを欲しがるのです。

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 右から、そこら辺に転がっていた国産のシャープペンシル、本日のペン、そしてM800。A.M.87はけっして小さなペンではなくて、ごく標準的な大きさのペンであることがわかります。しかし、アホな私はこいつを手に取って「小さい」と感じてしまうわけです。

 ならば、ボールペンやシャープペンシルなどを持ったときには、特に小さいなどとは思いません。それらは紙に対して立て気味にして字を書くのに対して、萬年筆は下手をするとペン芯が紙に触れるんではないかというほどに寝かせて書くこともありますので、長くないと困ります。必然的にキャップはポストして書きますから、ファーバーカステルの万年筆が手元に一本もないのはそのせいだ、などとうそぶいております。

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 でも、実際にこのペンを手にすると、実に気持ちが良いのです。亀の「まりりん」さんを手に載せたときと同じように、手の大きさにフィットする感じが心地よいのです。大きくて長いペンが好きだなどといっておりますけれど、最も使用頻度が高いのはPILOTのキャップレス。要は見た目重視、萬年筆で「綺麗な」字を書くことが能わない身であればこそ、大艦巨砲主義に走ってしまうのでしょう。哀しいものです。

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 そうこうするうち、さらに小さいものを見つけました。ずぼらな私ですが、一時期はシステム手帳に凝ったり、胸ポケットに収まる小さな手帳をあれこれ試したりしておりました。これはきっとその頃、小さな小さな手帳に合わせて手に入れた筆記具に違いありません。おそらくは、手帳の小口が金色に仕上げられたものに合わせるためにこの色にしたのだろう、ということは、自身の嗜好からすんなりとわかることです。

 明日の夜から、またも灯台巡りの旅に出るのですが、電車やバスで周りを気にせずしゃべりまくる人が近くに来てしまった場合に備えてノイズキャンセリングイヤホンは必須の装備です。しかし、使用後は耳穴が蒸れて痒い・・・というときに活躍するもので、筆記具ではないのでした。

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