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2023年8月15日 (火)

大きな違い

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 一瞬の隙を突かれて、真正面からお顔を撮られてしまった「ちち(仮名)」さん。よほど恥ずかしかったのか、この後、全身こたつの中へ潜り込んでしまったのですが、そこで身動きがとれなくなって、キュンキュンと暗い中で鳴いておりました。ひとしきり鳴いても誰も助けてくれないので、最後は自分で力を振り絞って這い出してきたのですが・・・。

 本日は予定通り台風が近畿地方を駆け抜けましたので、鉄道各社も計画運休する予定であった以上の路線を運休するという事態となりました。マスゴミに登場して賢そうに持論を述べる皆さんは、「(計画運休は)公共交通機関としての使命感に欠けてるんじゃないか。」などと渋い顔で能書きを垂れてらっしゃいましたが、実際に運行して乗客を乗せた列車が立ち往生、なんてことになれば、今度は同じ口で「予想すべきでした」などと言うわけです。逆に言うと、綺麗に計画運休されてしまうと、駅で運転再開を待って途方に暮れている乗客、それに対して何もできない無能な鉄道会社、という構図で報道することができなくなって、「おいしくない」のでしょう。本当に、マスゴミです。要りません。

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 私の職場でも、公共交通機関を利用して通勤されている職員は出勤不能、もしくは出勤できても帰宅できなくなる、という状況が見えていましたので、昨日からさかんに「休め、休め」と声かけをしておりました。山間部の自宅から自動車通勤している職員、計画運休が予定されていない路線で通勤している職員については、声かけの成果でお休みとなり、館長である私と、自宅から徒歩で出勤する職員との二人で、誰も来ない施設に詰めていた1日でした。

 本日は、昨日と同じようなパターンで、セイラーのショート軸です。かたや全日本マット軸協会推奨で、もう一本はステンレスキャップを持つ一本。外見上、長さや胴軸の太さなどはほぼ同じで、クリップの形状などが少し違う程度です。

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 こうしてむき身にしてみても、たいした違いは見られません。昨日のPIOT編では、結局、使っている銀の量が違うくらいの差しかなかったわけですが、本日の2本はどうでしょうか。

 尻軸というか、筆記時にキャップをかぶせる部分が短めなのがこの2本の特徴でしょうか。結果として、収納時の全長が短くなります。これはキャップの長さが同じぐらいだとすれば、単純に中に収まるカートリッヂの長さで決まってしまうところですから、これより長めのカートリッヂを使うメーカーでは、首軸やキャップを長くしない限り、尻軸を短くすることはできません。

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 で、やはり、と言うべきか、この2本、マット軸の方が18K、そうでない方が14Kのペン先を持っておりました。このあとセイラーでは、21Kのペン先が出てきますけれど、この当時としては18Kのものが最上位だったのでしょう。それゆえ、マット軸という仕上げになって居たということなのかと思われます。

 マット軸は大好きなのですけれど、これを愛用してしまうと、せっかくのマット軸が磨かれてテカってしまう、という根本的問題があります。なので、我が家にあるマット軸の萬年筆は、すべて観賞用、資料用なのです。これでは、筆記具として生まれた意味がありませんね。

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