揺れるまなざし
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今日もまた、こたつのインナーカヴァーに半分潜って眠る「ちち(仮名)」さん。この暑いのに何で、と思いますけれど、本人(犬)はこれが安心できるのでしょう。もっとしっかりとしたお布団があったときには潜らなかったのに、この頼りなげな薄いカヴァーだけになってから潜って眠るようになったのが不思議なところです。次はこのカヴァー、さらにこたつの下に敷かれているカーペットへとお母さんの洗濯の(魔の)手が伸びてくるのだ、ということを、彼女はまだ知らないのです。
どこのカートリッヂが合うのでしょうか。ヨーロッパ標準であるとすると、何となくぐらぐらしそうです。PILOTでしょうか。こういう、ヤリが露出した構造の萬年筆をよく作っていました。これで字を書くつもりもなく、従ってカートリッヂをあてがってみたこともないので、何が合うのか、確かめることができないまま放置されている、かわいそうな萬年筆です。
実はこの萬年筆、こいつで文字を書くと著しく生産性が下がる、という代物ではないかと思うのです。
一見、普通の鉄ペン。それに色を塗ってちょっとお洒落な感じにしてあるだけですが、問題はキャップトップに取り付けられた鎖と、その先に着いているチャームです。古来、猫と男は揺れるものに弱い、といわれております(ホンマかいな)が、この萬年筆でキャップをポストして文字を書いた場合、キャップに着いているチャームがゆらゆらと揺れるのです。
75日で公立高校に合格できる本、という、いかにも怪しげなタイトルのドキュメントが某巨大オークションだったか通販サイトだったかに出ていたのを、面白がって買ったことがあります。しかしその内容は、読めば読むほど素晴らしいと唸らされるもので、思わずすべてスキャンしてハードディスクの保存してしまいました。紙ベースのドキュメントは最後の勤め先に寄付してきましたが、より多くの中学生に読んでもらいたいという思いからです。
萬年筆では珍しいのですけれど、シャープペンシルやボールペンでは、こういうチャームがついたものをよく見かけます。これで文字を書くとチャームが揺れて、意識していないつもりでもそちらに意識が持って行かれてしまうそうで、学習効果が著しく落ちるのだそうです。新潟県で学習塾を経営されている方が見いだされた傾向で、少なくともその人が指導している中学生の中では統計的に有意な結果が得られているようです。
さて、実際、どうなんでしょうか。精神論的なことは大嫌いな私ですけれど、どちらかというと賛成です。これまで教えてきた生徒たちの中でお勉強がよくできた子達は、まずこういうものを使っていませんでした。こんな小さいものがぶらぶらするだけで集中力がそがれてしまうようでは、そもそもダメなんだ、という話もありますけれど、誰か、本格的に研究してくれる人はいないでしょうか。
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