« ちいさきもの | トップページ | 蕎麦の器 »

2023年8月24日 (木)

ササユリ

 拙Blogは下記へ移転いたしました。

過去の記事などもすべて新Blogに移しました。

過去記事へコメントをくださる場合も、下記の

新Blogの方へ投稿いただけますと助かります。

https://panasy99.livedoor.blog/

Img_8959

 座ったままクゥクゥと何かを訴えている「ちち(仮名)」さん。目の前に飼い主がゴロンと横になっているので、そこにいるならかまって、と言っているのか、今夜もどこかへ行っちゃうの?と問いただしているのか。そう、飼い主は週末を一日早めて中国地方へと出発するのです。例によって夜行バスでの節約旅行。出雲市まで新幹線と特急を乗り継いで行くと1万円強。夜行バスならその半分のお値段です。

 そして何より大事なことは、現地に朝早く着いて活動に入れる、というところです。灯台巡りの宿命として、人里離れた辺鄙なところ、陸地が果てて海になるところ、そういう所まで行く必要があります。公共交通機関を使っていく場合には、大抵は日に数本という少ない便数を捕まえる必要が出てきます。朝早く現地に着き、かつ、遅れる可能性が低い夜行バス。そんなん年寄りが乗るもんじゃないだろう、という声もあり、実際に乗って公開したというお年寄りも身近に居ますけれど、そこは事前調査を念入りにして、お値段に惑わされずにバスを選ぶことでかなりの部分まで解消できるものです。

Img_8953

 多分、来年あたり咲くんじゃないか、というササユリの株をもらってきたのですが、帰宅する土曜の晩までこのまま放置しておくわけにもいきませんので、ありあわせの鉢と土で植え込んで、みずだけおねがいね、と家族に頼んでおいて出かけることにしました。土曜日の深夜に帰ってきて、日曜日も朝早くからお出かけ、という予定ですので、出発前にやっておかなければ、結局、見かねた妻が代行してくれることになります。

 いや、妻が代行してくれたら、おそらく私がやるより数段良い結果になると思うのですが、何でも思いつきで初めて最後までやりきらない、と言われてしまうこと必定(これまでにもそういうこと多数)なので、ここは歯を食いしばってでも自分でやっておかないといけません。

Img_8952_20230824185101

 自生している場所を考えますと、山野草の土なんてものを用意すべきなのかもしれませんが、とりあえず鉢底に小石を詰め、その上にごく普通の培養土を入れて育てることにしました。ユリというもの、いつのまにか種が飛んできていて、知らないうちに成長し、気がついたら花が咲いていた、というようなものですから、わざわざ植えるなんてことは考えもしませんでした。けれども、そういうのは全国各地で猛威を振るっているタカサゴユリなどのお話。ササユリはむしろ追いやられる側ですので、そこら辺の山へ行ったら咲いてるやろ、と言わず、自分で丹精してみるのも面白いかと思った次第です。

Img_8954

 余談ながら、子供の頃から今に至るまで、茶碗蒸しが大嫌いです。多くの場合、銀杏や百合根が入っているから、というのが主な理由。あと、家庭で茶碗蒸しを蒸すと、鬆が入ったりしておいしくないこともしばしばです。何を食べてそんなに大きくなったの、と驚かれるぐらい、偏食が服を着て歩いているような私のこと、ぎんなんやゆり根の他にも、椎茸もダメ、その他野菜もダメ、てっぺんに載っている三つ葉もダメ。百合根のあの甘さ、申し訳ないのですが、えづいてしまうのです。お豆さんの炊いたものや、肉料理の付け合わせのキャロット、あぁいう、甘い野菜が大の苦手なのです。普通の人がおいしいというものが苦手、という超バカ舌なのです。

 それにしても、こうして球根部を写真に撮ってしげしげと見ると、ほぐしたら茶碗蒸しの具やな、と思ってしまいます。ゾッとして、大急ぎで土をかぶせました。ダランと茎がうなだれておりますけれど、水を与えてしばらくすればしゃんとしてくることでしょう。この夏は終わる気配を見せませんが、来年、夏を迎える頃には、可憐な花を咲かせてくれることに期待、なのです。

Img_8955

« ちいさきもの | トップページ | 蕎麦の器 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2024年2月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    

最近のトラックバック