消化試合
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こたつ布団を奪われてから、残されたインナーカヴァーに潜り込むようになった「ちち(仮名)」さん。時には完全に中へ入り込んで、反対側から出てくることもあります。彼女なりに、新しい楽しみ方を見つけたようです。朝から晩まで、ずっと冷房が効いている室内ですから、カヴァーの中に潜り込んでも暑いということはないようです。
7月20日から9月10日まで使える、この夏の青春18きっぷ。先日のWAGNER中部地区(名古屋)大会参加にあたって、その後の灯台巡りも含めて2日間使用する予定でしたが、うち1日は使用しませんでしたので、どう考えても1回分残ってしまいます。けれども、9月10日までの間の土曜日曜はすべて予定が詰まっていて、残っているのは本日のみ。お盆でご先祖様が帰ってこられる日ではありますけれど、失礼して1回分使いに行くことにしました。
自宅最寄り駅からの始発列車に乗って、大阪、鶴橋駅から18切符を使用開始。姫路駅から岡山駅までの「難所」については戦わずに避けるという方針で、ついでに福山駅までこだま号でワープ。エヴァやキティちゃんのラッピングをするのもわかるわぁ、という歳月を感じさせる外装。今になってJR東海の社長さんが、中には違うタイプの車両が混じるのも良いかもしれない、なんて言い出しましたが、この500系がのぞみ号として走っていたときには徹底的にいじめられたというか何というか、不運な車両でした。まぁ、未来的な円筒断面の車体ゆえ、居住性にも問題がありましたけれど、当時は時速300キロ、というのにときめいたものです。
尾道は坂と猫の街。こうして駅に向かって立っている撮影者の背後は、道路1本隔てて尾道水道。神戸の街も真っ青、というぐらい、山から海まで距離の無い地形です。夏の盛りにこういう所へ来て、大汗かきながら山を登る。実際にはロープウェイで千光寺山に登っただけですけれど、その乗り場まで歩いて大汗、冷房設備の無いゴンドラに3分間閉じ込められて大汗。猫を見つけながら街を散策する、というのがお作法になっているようですけれど、そんな心の余裕は持てませんでした。
すかさずカーシェアで車を借りて因島にある大浜埼灯台を目指したのですけれど、しまなみ街道は橋以外は一車線、という不思議な構造なので激しく渋滞しており、因島に到達する前に向島でUターンして帰ってきました。車を借りて走らせながら涼んだだけだった、ということです。
その後は尾道駅前から船に乗って尾道水道を抜け、鞆の浦を目指します。こちら、浦崎町道越の厳島神社。安芸の宮島にある厳島神社が総本社で全国に500社ほどあると言われている厳島神社ですが、その多くは「海に浮かぶ鳥居」では無くなっているそうです。しかし、ここにはそれが残されていて、観光船に乗ると、鳥居の土台となっている岩礁に乗り上げない範囲でそばまで寄ってもらえます。
尾道から鞆まで、進行方向左側に座るのが良いことはわかっていたのですけれど、千愛に設置された扇風機の風がよくあたるというだけの理由で右側に座ってしまった私。かなりの望遠で何とかおさえることができました。
時間的に余裕があれば、福山で車を借りて陸路訪ねてみたいと思っていた阿伏兎観音。この建物、欄干が低くて海に堕ちそうでスリル満点、というのですけれど、結局の所、海から見ないと全景が見られませんから、これはこれで正解だったのかもしれません。ほかにも、造船所のそばを通りながら建造中の大型船を見ることができたり、なかなかに面白い船旅です。土日祝日のみ、尾道からと鞆の浦からそれぞれ1日2便ずつ運航されれおりますので、尾道や鞆の浦へは行ったことがある、という人にもおすすめです。ただし、11月から3月あたりまでは、途中の備後灘が荒れるために運航休止となるそうです。
で、これもおなじみ。鞆の浦といえばこの風景。いちおうこれも、灯台巡りの一環、ということにしておきましょう。はっきり言って、鞆の浦へ行ってもこれと行ってみるべきものなんてありません。飲んだり食べたり、仙酔島へ渡って半日ぐらい過ごすとか、そういうことでもないと、わざわざ鞆の浦へ行く値打ちはないと思います。今回は尾道からの船に乗ってみたかっただけ、ということになりますね。
お盆は台風直撃で家にこもって過ごすことになりますが、近畿地方直撃とされている15日は出勤日ですので、おそらくは警報が出されている中、他の職員さん達には無理して出勤しないように、と言いつつ、ひとり、カメのまりりんさんと一緒に過ごすことになりそうです。
コメント
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こんにちは~。
厳島神社というと、本社以外では大きな神社にある池の中の島(?)に祀られていることが多いですね。海中鳥居はいくつかありますが、大洗神社(海中というより岩の上)や箱根神社(海中じゃなくて湖中)がありますが、近くまで行ける厳島神社の鳥居とは別物ですね。
尾道は坂の町というイメージもありますが、個人的には島の町かな。
投稿: ぽち | 2023年8月22日 (火) 10時03分
ぽち さん
尾道はとにかくお寺と猫と、女子ウケするお洒落なカフェと。真夏におっさんが一人、汗をかいて歩き回るところではありませんね。
今回は尾道の街や鞆の浦そのものではなくて、この観光船に乗るためだけに18きっぷを1回分使ったという感じでしたが、とにかく人が多くて疲れました。こういう所までお隣の国から等たくさんの人が押しかけてきているという現実。インバウンド需要で経済回す、っていうのは世界的に見て先進国ではないような気がしますけれど。
先週末に野島崎、そして今週末には出雲日御碕。あとは来月初旬に沖縄の2基をクリアすれば終わりですが、終わるとなると寂しいものですね。
投稿: つきみそう | 2023年8月22日 (火) 11時15分