« 意外に、無い | トップページ | 消化試合 »

2023年8月12日 (土)

これでも普通

 拙Blogは下記へ移転いたしました。

過去の記事などもすべて新Blogに移しました。

過去記事へコメントをくださる場合も、下記の

新Blogの方へ投稿いただけますと助かります。

https://panasy99.livedoor.blog/

Img_8786

 夜も更けた時刻に玄関の土間へ降りてニコニコしていた「ちち(仮名)」さん。いくら呼んでも戻ってこないので、仕方なく長女がお散歩に連れて行って、戻ってきたら疲れてはぁはぁ、という状態です。特に排泄したいわけでも無いのに、何となく外へ出たくて仕方がない時というのがあるらしく、そしてそういう気持ちはたいてい、家族のみんなが外へ出たくないと思うような時刻にムクムクと起こってくるようです。いつまでたってもわがままなお嬢さんです。

Img_8787_20230813014701

 PILOTのエリート、ショート軸で黒いの、ということで探し回っている中で、これか、と見間違えてつまみ上げたペン。プラチナ萬年筆謹製のショート軸、ペン先は22Kというモデルです。正直なところ、これがセイラーであってもかわりません。国産三社の時代のショート軸は、特に黒いのとなると似たり寄ったり。以前、二右衛門マスターが、キャップ、胴(首)軸、尻軸それぞれが国産三社それぞれのもの、という逸品を見せてくださったことがあります。ご本人は、手に入れたときからこうだった、と主張されていましたが、コレクションしている中で組み違えてもいける、ということが証明されたようなものだ、という感想を持ちました。

Img_8788

 今日、いわゆる鉄ペンでも書き味その他、金ペンとあまり変わらないというのが普通になっております。インクも攻撃性の弱いものが主流ですので、もはや金ペン付きにこだわる必要も無い、と考える人がいても不思議ではありません。状態が悪い金ペンより、よく調整された鉄ペンの方が数段気持ちよく書くことができるのは周知の事実です。それでも、金ペンにはそれなりの良さがある、と思いたい。それがマニアというものではないでしょうか。私も終活で萬年筆を減らしていく中で、よほど特徴のあるもの以外、鉄ペンはどんどんお嫁に出そうと考えております。

Img_8789

 プラチナやなぁ、と思わせてくれるペン先の形状。こうして写真を撮ると、ペン先の両側が影になります。そこでくくっと曲がっているからでが、これこそがプラチナ萬年筆、という形状ですね。現在のプロシオンなんかも、こういう形のペン先になっております。

 書き味に関しては、22Kだからとくに柔らかい、というわけでもありません。この時期のプラチナらしく、インクフロー渋目の書き味。私の父母などは、手紙を書くときなどはプラチナは使いませんでした。曰く、インク出が悪いから、と。反対に、細かい様式に書き込んでいくようなときにはプラチナがにじまなくて良い、などとも。今ではマニアックに聞こえる会話ですが、萬年筆が普通の筆記具であった時代には、普通の人がそういう会話をしていたわけです。このペンは中字ですけれど、やっぱりインクの出はあまり良い方ではありません。

Img_8790

 

« 意外に、無い | トップページ | 消化試合 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2024年2月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    

最近のトラックバック