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2023年3月28日 (火)

駿馬

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 今朝の「ちち(仮名)」さん。ご飯をほとんど食べず、そばへ行っても反応せず、ただただ丸まって寝ておりましたので、相当に調子が良くないのかと思っておりましたが、帰宅してみると晩ご飯はペロリと平らげたそうで、いつものように元気にしておりました。

 一方で、一回り広い住まいに引っ越した「まりりん(もはやセレブ)」さんは、餌を食べず、シェルターの中に引っ込んで1日を過ごしていたそうです。お昼過ぎに職場へのぞきに行ったときにそういう報告を受けましたので、少し遊んでやって、水量が増えた分、ヒーターの能力が不足気味でしたのでより能力の高いヒーターに取り替えてやり・・・とあれこれやっておりましたら、いつものように機嫌良く遊ぶようになりました。ワンコもカメも、なかなかに手がかかります。

 萬年筆のことを中心に日々駄文を垂れ流す、というコンセプトでありながら、なぜかいつも生き物が出てくる。そういうのは変だ,という話もありますけれど、萬年筆やヌルリフィルの話題を扱うのにもかかわらずお馬さんが出てくるというのもありますから、多様性を認めようという世の中ですし、よろしいのではないでしょうか。

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 ウォーターマン レタロンの経過報告。銀軸ですが、しっかりと金色がかってきておりまして、1本は黒ずむところも出てまいりました。普通に見ると、綺麗なのと少し綺麗でないのと,ということになりますが、綺麗な方は不良品というか、簡単に尾栓が外れてしまいます。対してそろそろ黒ずんできている方は健康体で、しっかりとしております。以前、この尾栓を接着剤で貼ろうか、という話もしておりましたけれど、時間がないのと踏ん切りがつかないのとでそのままにしてあります。

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 百貨店の萬年筆売り場へ行きますと、国産三社に加えてモンブランにペリカン、そしてパーカーとウォーターマン、ぐらいしかないというのが現状ではないでしょうか。もちろん、百貨店とひとくくりにしてはいけませんし、大型の文具店なども含めて論じないといけませんが、お値段もさることながら、なかなか食指が動かないものがほとんどです。アウロラなんかは取り憑かれたように限定品を連発しておりますけれど、これもお値段を見ますと出しかけた手が引っ込んでしまいます。

 パーカーやウォーターマンの現行品というと、とにかく固い、しっかりとしたペン先というイメージがあります。それはそれで速書きする人にも対応できて良いことなのですが、個体によっては固いチョークで字を書いているような感じがするので好きになれません。その点、レタロンの書き味は好みでして、それはこの特徴的なペン先の形なんかも関係するのかな、と勝手に思っております。

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 一時期、インクを入れて盛んに使っていたのですけれど、今は休眠中。この尾栓の取れている方はなかなか黒くなりそうにもないので、こちらにインクを入れてガシガシ使う、というのもいいかな、などと思っています。

 しかしながら、インクを入れたとて、本当にガシガシ使うのか、という問題があります。気がついたら書けなくなって(干上がって)いた、ということになりそうです。悪戯書きばっかりでも良いので、なんとか使ってやりたいところですが、それもできないとなればお嫁に出してあげるしかない、ということになります。萬年筆の終活、まだまだ緒に就いたばかりです。

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