曝涼
美輪さんというより、ただのオッサンみたいなポーズを決めている「ちち(仮名)」さん。体の傾きなんかは同じでも、表情がオッサンです。寝ているところにいきなりカメラが来てパシャっとやられたので、まぁ仕方がなかったとも言えます。
パンク修理キットしか積んでいませんので、 本日は午前中のみ出勤する日でしたが、亀の世話をしてあちこち壊れたところを修繕してとバタバタやっているうちにお昼になって退勤。午後は昨日に続き、今度は娘のクルマを夏タイヤに替える作業。腰が痛くてどうしようもないので、現場監督的にあれこれ指示するだけで、実際の交換作業は娘にやらせました。今時の車はパンク修理キットしか積んでいませんが、なぜかタイヤ交換用のレンチは載ってるのが不思議なところ。どうせなら、と手歯止めも積んでお来ました。
お片付けをして出てきた萬年筆は、一応点検をして、必要ならば洗浄してから収納するようにしています。次、いつ出会えるかわからないから、というものじまいの悪さもありますけれど、ここでハネられたものはお嫁に出す、という、一応断捨離の基準みたいなものも持ってはいるのです。
お尻の部分が見事に凹んでいる、このペンは確か、そのことが原因で安く売り出されていて、ホイホイと乗せられて買ったものだったかと思います。凹んでいる部分はともかく、ほぼ固定されている吸入機構が生きていればいいか、ということだったはずです。
無事、生きてました。そう言えば、ウォーターマンのエドソンを入手するのが究極の目的、という若い人がいて、お金を貯めて見事新品を手に入れたところで、これまた見事にお尻を凹ませてしまった、ということがありました。何か適当な石でも嵌めておいたら、なんて無責任なことを言ってたのですが、確かに、お尻であっても凹んでる萬年筆って、何となく不憫でみてられない、ということはありますね。
こうしていろいろな萬年筆を取り出しては眺め、字を書き、洗って保管する、ってことを続けていると、生きてる間に終わるんかな、なんてことが頭をよぎります。どんどんお嫁に出してやるのが良いのかもしれませんが、なかなか踏ん切りがつかないのが現実です。
エドソンの尻を凹ませてしまった御仁の無念の思いは、想像して余りあるものがあります。
やってしまったのが仮に本人であるならば、弁償などと持って行き場がない訳で、なおのことでしょう。
こういう、思い入れがひとしおだったり、かける思いがとても強い対象に限って、自分の思いや理想が叶わない、或いは自ら壊してしまう、そういうことがどうして起こりがちなんでしょうか。何か、マーフィーの法則みたいなのに、こういう状況とかあったりするんですかね?
投稿: monolith6 | 2023年3月28日 (火) 14時52分
monolith6 さん
その方が凹ませてしまった当時、文字通りご本人も凹みまくっているところへ、みんなで寄ってたかっていい塩梅の石でも嵌めておけ、なんて言ってたこと、今となっては何とむごいことをと思いますけれど、まあ、当時はその、それはそれ、凹んでも愛しなさいよということだったのですけれど。
私のようなものでも、新しい洋服をおろした日は少し気分が上向くのですけれど、そういう日に限って突然の汚れ仕事に従事せざるを得なくなったりするものです。このズボンは実には着心地がよろしい、と悦に入っていたあの日、教室の椅子が壊れたから溶接してくれと持ち込まれたのをちゃっちゃと溶接して、ほれ、座っても大丈夫・・・・・とデモンストレーションしたところで、毛の焼ける嫌な臭いが。ウール100%の上等なおズボンに穴があいた瞬間でした。
そういうことが毎度起こるので,萬年筆とPC以外は、安物、パチモン、そういうものしか持たないように心がけているのです。不思議と,萬年筆やらPCにおいては壊したり傷つけたりということがないのです・・・。
投稿: つきみそう | 2023年3月28日 (火) 20時12分