春の五宝展

薄暗がりの中、お耳を3時にしてもの思う「ちち(仮名)」さん。飼い主も本日のことがありますから、そんなに遅くまでお付き合いはしていられないので、ここで「おやすみ」です。
朝、平日と同じ時刻に妻に声をかけてもらって、一瞬、今日は土曜日やん、起きんでも、、、と思ってしまった自分が怖い。ほんの数時間前、あれもよし、これもよしと準備万端整えてから床に就いたというのに、綺麗に忘れ去っているのですから。
そのような危機を乗り越えて無事に自宅最寄り駅まで歩き、そこから京都駅まで出て無事新幹線に。春の青春18きっぷシーズンですから、東海道筋にはまた中国からの観光客が押し寄せているかもしれませんので、今回は行きも帰りも新幹線利用です。
早めの予約で安くなるこだま号のグリーン車で、空いてるわいと背もたれを倒して寝ていたのですが、途中から後ろの席に座った巨漢が、おそらく映画館に行ったことのない、猛烈にお行儀の悪い奴でした。何か恨みでもあるのか、というほどにこちらの背もたれを蹴りまくるので、あぁ、少し起こせよ、ってことだなと思ったのですが、おまえ、伝え方が悪いのでやり直し、などと思いつつ、そのままにしているうち、また寝てしまいました。さらにイカレてる人であったなら、シートごとブスっと刺されるかもしれんな、なんて思いながらまたウトウト。小田原か新横浜あたりで消えてくれたらしく、とりあえず生きて東京に着くことができました。
平日であれば、お昼休みが今終わりました、っていうような時刻に会場に到着。今回の会場入口の表示、何やら味わいのある字体で書かれています。この時点ですでにひたいに汗を浮かべていたのですが、会議室内はさらに暑くて参りました。
一通り会場内を見渡して、今日は割合に普通だな、と思いつつ、参加されてる皆さんと歓談。人出はそれほどではなく、出展者も含めて60人を少し下回るほど、というのが本日の参加者数であったようです。
Taku★さん、だったでしょうか、海外のペンショウなどにも参加されて、オーダーを受けてペン先の魔改造に取り組まれている、という方から、色々とお話を伺うことができました。キャップレスの小さなペン先に、同じくキャップレスのペン先の一部を重ねて、夢のような書き味を実現。久しぶりに、うわぁ〜、と力が抜けるような感覚を味わいました。
そのほか、H-WORKS製総チタン萬年筆を巡って、あぁでもない、こぅでもないと論議をするなど、たっぷりしっかり萬年筆した一日となりました。遊んでくださった皆様、ありがとうございました。
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