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2023年3月 7日 (火)

プリミティブ

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 寝起きの「ちち(仮名)」さん。この後、お姉さんが起き出してくると、目やになどをとり、爪が伸びているとパチンパチンと切られるなど、彼女にとってはあまり嬉しくないイヴェントが発生します。目やにが出てくるというのはやはり歳をとっている証拠でしょう。食欲の方は全く衰えず、早いときには朝5時過ぎになるとキュンキュン鳴き始めます。それに応えて寒い中、起き出して餌をやり、散歩に連れて行ってくれている妻には感謝しかありません。

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 海外向けにはこういうのを出してるのだよ、という情報を得て、手に入れてみました。PILOTのコンヴァータ、CON-Bなどという名前だという情報もあります。とりあえずCON-20と並べて記念撮影。

 これ自体は、大昔の、本当にプリミティブなコンヴァータそのもの、といった構造、見た目です。槍にささる部分に取り付けられているゴムサックを、U字形に折り曲げた金属で覆うような構造で、その金属部分を指でつまむようにすることでゴムサックが押し潰されるようになっています。

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 何か手持ちの萬年筆に取り付けてみよう、というところで思いついたのは、旧エリートとかシルバーン系。手持ちの中からゴソゴソ探し出してこの2本を見つけました。

 キンキラキンのエリートと、シルバーンの菊の模様の軸。かつては、ここにほとんど造りつけに近いコンヴァータがついているものばかりを探しまくっていて、こういうタイプのものは「ハズレ」だったのですけれど、今回はそれが役に立ってくれるわけです。

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 取り付けてみるとこんな感じ。下の方、菊の模様のシルバーンについているのが件のコンヴァータです。こんな風に、指でつまむだけですので、CON-20にはあったPRESS HEREという表示は当然ありません。シンプルな構造ゆえ、ほぼゴムサックの容量一杯に入るようで、そういうことでこれを逆輸入する人もいるようです。

 かつてはCON-20なんて・・・という感じだったのですけれど、こうして並べてみると、なかなかにしっかりとした造りであったのだなぁと改めて思います。これからは目についたら保護する、ということを心がけようと思います。

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コメント

Pilot パラレルペン に以前は付属していたコンバータがこのU字型でした。今はコンバータではなく、洗浄用スポイトが付属しているようです。

 andrew さん

 情報ありがとうございます。商品情報を見てみますと、パラレルペンってなかなかおもしろそうですね。紙粉クリーナーって、セイラー細美研ぎについてくるサーチャーほどではないでしょうけれど、厚みによっては他のペンに使えないのかな、などと淡い期待もしてしまいますが、まぁムリでしょうね。

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