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夏日だったというのに、こたつの麓で気持ちよく寝ている「ちち(仮名)」さん。もう何年も前から換毛のサイクルも狂いっぱなしなので、そういうことはあまり関係ないのかもしれません。落ち着いて、安心して眠れる場所、ということが大切なのだと思いますが、この場所は家族の誰もが頻繁に通るところで、朝などは室内干しの洗濯物を物干しにかけるためにお母さんが作業をする場所でもあります。毎朝、踏まれやしないかとハラハラしながら見ているのですが、本人(犬)は全く気にしていないようです。
この室内干し、やむにやまれず始めたもの。隣家のおばさまがある日突然、我が家との境に背の高い木をズラッと植え、その並木目掛けてホースで水をやるという「お手入れ」を始めたのですが、その放水で我が家の洗濯物は樹液まみれで乾くことがない、という状況に。意地になって、茶色く染まった下着を着ていたりしましたが、当時は朝早く家を出て暗くなってから帰るという生活だったこともあり、面倒だから室内に干すか、となって、以来、楽しみを奪われたおばさまは回覧板さえ回してくれなくなりました。そもそものきっかけは? 何をいけないことしちゃったのか、いまだに不明ですが、放置してあります。
あと、問題があるとすれば、これからの季節、窓を開けますから、おばさまのお友達から電話などかかってこようもんなら、三軒向こうまで強制的に電話の内容を聞かされるという罰ゲームに参加させられてしまうことぐらいでしょうか。
罰ゲームで思い出されるのは、かつてWAGNERの会合で行われていた迷惑じゃんけん大会。私はこのすばらしい文化を名古屋以西のみならず首都圏で開催される会合にも広めたい、という崇高な理想の元、千葉で行われた会合に豪華景品を多数送りつける(自分は怖いから参加しない)という暴挙に出たことがあるのですが、それが祟ってか、はたまたコロナ禍で大声出すのは禁止となったせいなのか、じゃんけん大会というものはまったく行われないようになってしまいました。
もし、今もそういうものがあったならば、提供したい景品は山のようにありますが、その多くは頭の中に目録だけがあるもので、現物がどこに存在するのか定かではない、という上州新田郡三日月村みたいなものでしたが、最近はお片付けも進み、おぉ、まだこんなものが、という発見もあって、これはもう、一刻も早く手元から消さなければ、という感じになってきております。
写真の箱も、雑誌の付録であった中華萬が入っているものですが、それでなくても仏壇萬年筆を山ほど持っているのに、なんでこの雑誌を買ったのか、未だに謎です。こういうのは萬年筆に興味を持ち始めてラメ入りインクでも何でも怖がらずに入れちゃうよ、という人に愛用していただければ、なんて思うわけです。
こちらは罰ゲームものではなくて、ある程度マシなもの。ペンケースってものは真剣に条件設定して探すと意外に見つからないものですし、これだっ、これこそが探していたものだっ、なんてものに出会ってみれば、お値段が現実的ではない、という哀しい現実があるわけです。
こいつは一応革製にみえる、それっぽい材質で、運が良ければ本当に革なのかもしれませんが、そこそこしっかりとした造りですし、中に入れたペンを護ってくれる強さもありそうです。
さて、1ヶ月後には、ゴールデンウィーク突入まであと少し、なんて思いながら日々の仕事に打ち込んでいるわけです。ゴールデンウィークにお出かけするなんて愚の骨頂、とおうちでくすぶるか、高くて人が多くて・・・なんて悪条件を平気で跳ね返せるような目的地に行ける人であれば、しっかりとお出かけして楽しむことができるわけですが、どちらの人にとっても、ゴールデンウィークの終わりという寂しい日はやってくるわけです。その、去りゆくゴールデンウィークを悲しむのではなく、楽しく萬年筆しちゃいましょう、というのが「y.y.Day(たぶん14回目)」なのです。皆さん、5月6日、兵庫県民会館、というのを覚えておいてください。こどもの日に神戸周辺にお泊まりする、あるいはその翌日に神戸周辺にお泊まりする、いやいやバーンと当日乗り込んで目一杯楽しんでおうちに帰り、1日骨休めしてからお仕事、っていうのもいいでしょう。
本日はしょうもないものだけ、紹介しましたけれど、例年通り、y.y.Dayでは豪華景品をご用意して皆様のご参加をお待ちしております。さてこれから当日まで、メンバー一同、おやかたにシバかれながら準備を進めるという、花粉症より辛い日々に突入するのです(ホンマかいな)。
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