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2023年2月 2日 (木)

教えられる

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 こたつ布団にくっつけるようにクッションを置いてもらい、満足げに眠る「ちち(仮名)」さん。ふかふかのクッション、そして、もたれるように身体を預けられるこたつ布団。すぐそばにはガスファンヒーター。ぬくぬくとした最高の環境です。

 飼い主は毎朝こんな光景を見ながら、冷凍庫の中みたいによく冷えた車に乗り込んで出勤。職場まで20分ほど、敢えて暖房は入れず、信号待ちの間に太腿の下に凍えた手を突っ込んで暖めながら、これまた冷え切った職場に到着です。何で暖房を入れないようになったのか、自分でも謎ですが、毎年、冬場のお約束。変なこだわりです。もちろん、人を乗せるときは暖房入りです。

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 放課後になると、職場に子どもたちがやってきます。高校入試を目前に控えたこの時期は、普段より早い時間に放課後となる中学生が結構な数やってくるので、私の出番となります。

 現役時代から、私のところにやってくるのは変な子どもばっかりでした。真面目で優しく、成績優秀、なんて子は来ません。灘高や東大寺学園など、名だたる難関高に進学した子どもたちも結構な数「寄って」来ましたけれど、そういう子達は皆、どこか変でした。今にして思えば、萬年筆趣味の世界における「半」に通じるものがあります。

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 で、本日もまた、まぁ手のかかる、その行動にはちょっとばかり注意しておかなければ、というような子供たちが、ドヤドヤとやってきて、しかも、私のいる館長席まで迫ってきました。エンタープライズ号で「engage!」と指示を発するような場所へ、危ない中学生たちが入ってくるのです。そして、机上に放置されていた編吟革盤舎のペンケースに興味を示して、手に取って中身を確認し、、、という流れ。で、出てきました。3本目のキャップレスマットブラック。

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 職場で使うつもりの萬年筆が入っている、と思い込んで、家から持って来ていたものでしたが、中身は思っていたものと違いました。ケースを手にとった、私の職場に来る中では一番「楽しい」中学生は、これまた机上に転がしてあった笑暮屋の萬年筆にも興味を示しました。独特なマーブル模様のエボナイト軸でクリップも何もない、そりゃなんだろうと気になりますね。

 キャップをとって一言。あ、萬年筆や、と。この言葉も驚きでした。萬年筆なんて知らないモンだと、思い込んでいましたから。聞けば、中学生でも結構知っているし、使っている子もいるということ。相当、くれくれとねだられましたけれど、ま、高校の入学祝いにね、と言い逃れて本日は終了。その子はまだ中一なのですけれども。


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