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2023年2月17日 (金)

今のところは無事

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 じっと見ている「ちち(仮名)」さん。視線の先では飼い主がこたつむりをしているのですが、こういう時は目を合わせないことが大切です。

 明日は岡山へ行くのですが、しばらく行かない間に、随分と条件が悪くなっておりました。新幹線を使って新大阪から片道2,500円ほどで行くことがでる企画乗車券があったのですが、倍ほどに値上がりしておりました。頼みの高速バスも、いつの間にか発着場所が変更になっていたりと、浦島太郎状態です。

 青春18きっぷのシーズンにはなかなかの難所とされる区間を通るのですが、原点に帰って、在来線に揺られて行ってみることにします。

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 一種の集団ヒステリーに陥って「堕ちて」しまった、H-WORKSのセルサス。ちちチタン製という魅惑的な響きに魅了されつつも、何とも無骨なカクカクした軸に二の足を踏んでいたのですが、丸い断面を持つこのモデルに出会って、ついに行ってしまったのでした。さる御大の「投資したんだね」というお言葉、まさにその通りです。

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 同じ日に堕ちた人のペンは、あっちこっちから盛大にインクが漏れてきたりすることがあるようですが、私はその人のように普通に筆記具として使ってはいないせいか、今のところ何も異変は起きていません。

 こういう上等なペンですから、気合を入れて良いペンケースに収めたいところです。しかし、漏れるかもしれませんし、衝撃からもしっかり守りたい。ということで、さる鞄屋さんで傷物として処分販売されていた一本挿しにいれています。

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 セルサスの胴軸に刻まれた縦の溝が指にあたると痛そうだから、と従来型を選ぶ人も少なくないようですが、鈍感な私には何も感じられません。

 また、インク漏れも今までのところは大丈夫。この先、ちょこちょこ使っていく中でどうなるかは神のみぞ知る、なのですけれど、そういう手のかかる、気にかかる、それもまた萬年筆の魅力のうちだと思っていますので、悪くはありません。終活で断捨離を進めていくにしても、最後の方まで残る一本かと思っています。

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コメント

断捨離をしているわけではありませんが、もう少し身軽にしようと自分サイズを考えて身辺整理はしております。
本だとかCDだとか文房具だとか写真だとか重複するものは減らそうと奮闘しておりますが、たとえばかのチャペック先生の傑作「山椒魚戦争(サンショウウオ戦争)」、栗栖さん親子で翻訳をだしておりまして、随分と表現が違っております。甲乙つけがたい。ということでこれは保留案件かなと。こんなふうにして時間が過ぎていきますね(^_^;)

くーべ さん

単に目の前から消えてもらうだけなら、とりあえずそういった業者さん、書籍なら古本屋さん、そういうところへ送りつけて仕舞えば済む話でありますが、これ、仰っている書籍のように、何か話題にする時に、例えばこの、、、と出してくる、それができるかどうかというのも、豊かさの一つだと思いますし、そしてそれは、モノがあるんだけれど物質的な豊かさというのに限らない、という、何とも悩ましく、ある種哲学的な話になってくるわけです。なので、結局、腕まくりして取り組んだ割にはものが減っていないという現実だけが残るのですね。

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