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2023年2月

2023年2月28日 (火)

同名でも

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 さかんにお顔を洗う「ちち(仮名)」さん。こうして脚や口でトリミングできるところは良いのですけれど、どうしても届かない、痒くても掻くことができない、という場所があって、それぞれの動物はそういった場所を掻くのにいろいろと努力や工夫をしているようです。

 ワンコの場合も、例えば尻尾の付け根などは掻くことが難しいので、その部分をわしゃわしゃしてやるととても気持ちよさそうな顔をしています。掻きたいところに手が届かない、ってことほど辛いものはありませんからね。

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 本日のお買い物は、レモン、ホットケーキミックス、卵、牛乳、食塩、そしてこの電池。実際にはその前に、またまた大阪日本橋の電気街に足を運んで、買い漏らしていた電子パーツなどを買い求めていたのですが、思えばその時、そこらなあるお店でこの電池を買っておけばよかったのです。

 自宅の最寄り駅まで戻ってきて、駅前のスーパーで前述のお買い物をした際に、お馴染み、レジ横に並んでいる電池の中から、、、、ない! 肝心の006Pがありません。

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 コンビニエンスストア各銘柄、別系列のスーパーなど回りますがありません。時間切れ寸前、ショッピングモールに入っている大型電気店に駆け込んで、ようやく手に入れたのでした。

 えっ、まさか生産停止になったの? と不安にかられながら、夜の街をさすらう。電池ひとつで大変な思いをいたしましたので、ついでに同名のチーズを買ってまいりました。で、電池に気を取られて、肝心の食塩を買うのを忘れておりました。ま、これはそれこそコンビニエンスストアで手に入るでしょう。流石にね。

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 この雪印の6ポーションチーズは、正しくは「ロッピーチーズ」だというので一時話題になりましたが、では、他社が出している同じような、円をピザ切りで6等分した形の製品、それらの名前の読み、どうなのでしょう。また余計なことを思いついてしまって、検索したりもしていますけれど、なかなか答が見つかりません。


2023年2月27日 (月)

小池さんではない。

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 お耳が三時になってしまっている「ちち(仮名)」さん。耳に違和感を感じると、こんな風に三時になったり九時になったりするのですが、お母さんにそれをみられると耳の中をゴシゴシと拭き掃除されてしまうので、お母さんの方を向くときだけはきちんと両耳を立てた状態にするのです。でも、他の家族が三時だ三時だと騒ぎ立てるので、結局はお母さんの知るところとなって、お耳の掃除をされてしまうのです。

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 一般にラーメン大好き小池さん、として知られているのとよく似たこのキャラクター、大和一郎さんであろうと思われます。大阪日本橋の電気街、かつてその中心であった日本橋4丁目から5丁目にかけては、往時を知る者からすると悲惨な状況となっていますが、かろうじてシリコンハウス共立さんとその周辺だけは何とか訪れる値打ちのあるエリアとして残っています。

 二次元世界の愛好者の街になってしまった感のあるこの街に、やかん亭さくら総本店はあります。本日は午後からの勤務でしたので、朝からこの街に出掛けて電子部品を買い、ついでにインスタントラーメンを買い込んできました。

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 ラーメン大好き小池さんが食べてそうなのはどこの即席麺か、と100人に聞いたら100通りの答が出そうですが、私はこれじゃないかと思っています。実際には棒ラーメンの方でしょうけれど、こういう袋麺があれば、さらに手軽で良いのではないでしょうか。

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 アカン、今すぐに食べないと死ぬ、なんてときには茹で時間90秒というこちら。もちろん、バリカタですし、豚骨ラーメンが苦手な人にとっては耐えられないほどの「悪臭」が漂いますが、早さは正義でもあります。

 ちなみに、ラーメン大好きな癖毛のあの人は、小池さんのお家に下宿している鈴木さんです。家主である小池さんがラーメン大好きかどうかは不明です。

2023年2月26日 (日)

下っ手クソ

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 ペロリ、な「ちち(仮名)」さん。実にご機嫌です。朝、家人がみな慌ただしく身支度などをしている時でも、こたつの一番いい場所に陣取って悠然としているのですが、なかなかの強敵なのが他ならぬ飼い主。コイツは油断しているとこたつの特等席から彼女のお布団を撤去して、そのまま自分がドテッと寝てしまうので、そうなると、あとは寝ている飼い主に寄り添って眠る、という選択肢しか残されていないのです。

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 その飼い主の汚い手。美しくないのに加えて、インクの汚れまで付いています。キャップレスで字を書いて、終わったらペン先をしまう、ただそれだけのことなのに、きちんとできないのです。情けないにも程がある、ここまで来ると、自分に愛想が尽きるどころか憎しみや嫌悪といった感情すら覚えます。

 毎日シャツの胸ポケットに挿して職場で使っているのに、シャツにインクのシミは付いていません。となると、これは使っている自分の扱い方に問題があるとしか思えないのです。萬年筆趣味の人でありながら、実は萬年筆をちゃんと使うことができない人だった、というのは実に残念なことです。

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 件のキャップレスは、樹脂製多面体のマットブラック。ペン体を取り出してみるとこんな風になっています。

 このペン体、何をしてもインクが出ず、捨ててしまおうかと思ったこともあるのです。ペン先も特殊合金ですし、適当な金ペン先のものに取り替えようと思ったことも一度や二度ではありません。ペン先とペン芯との関係でインクが出るような手立ては一通り試してもらいましたし、萬年筆メーカーの工場に勤めていた人にエアコンプレッサーからの空気で吹いてもらったりもしたのですが、「詰まっている」状態は一向に改善しなかったのです。

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 メーカー修理に出すことも考えたのですが、それなら代わりのペン体に入れ替えた方が早くて確実、しかも無料、というところで、当時、日本での販売が始まったばかりのローラーアンドクライナーのライニガーに一週間ほど漬け込んで放置。もうどうなってもいい、ということだったわけですが、そこからは嘘みたいにフローが良くなったのです。ペン先は親方調整の細字ですから、潤沢なフローを得て、今や向かうところ敵無しの状態です。

 ただ、週に一度はペン体を取り出してフキフキしないと、このようにべっとりと付着したインキが外に出ていきそうで不安です。自分の使い方がヘッタクソなこともあって、このペンを愛用する限り、掌の汚れから解放されることはなさそうです。

2023年2月25日 (土)

どうすべきか

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 お鼻を隠して眠っている(ように見える)「ちち(仮名)」さん。実際には、ニャンコみたいに顔を洗う仕草をしているところです。ひとしきりこれをやった後、ムニャムニャしてから真剣に眠りに入ります。

 本日は横浜の「変な」会場でWAGNERの会合があるというので参加したかったのですけれど、残念ながら出勤日と重なって断念しました。教員だって週あたり40時間以内の労働時間にしなくっちゃ・・・っていうので、学校週5日制の話が出てきて、まず第2土曜、次いで第2・第4土曜とお休みになって、その間、教員は出勤している土曜日の分だけ、夏休みなどに「強制的に」休みをとらされる、という時代を経て、現在のように土曜が完全にお休みになったのですけれど、私の職場はその中途半端な時代の名残で、第2・4・5土曜は「営業」しているのです。

 かつて土曜日にも授業があった時代、まぁ週6日というのはキツいけれど馴れたらそんなモン、で、かつ土曜日の午後というのが、何というかちょうど良い隙間みたいな、実にいい時間でした。週に5日しか学校に行かないのに、週に6日行ってた頃と同じ、或いはそれ以上の中味を詰め込んでいるので、教員も子どももしんどいのは当たり前です。もっと、学校でやることを減らすか、土曜日も学校あり、に戻すか、そういうことを真剣にみんなで考えないと、教員は仕事ですから「やぁめた」でいいのですけれど、子どもが一番の被害者ということになります。

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 最近は、全国ロードショウというような映画はあまり見ないようになって、いわゆる単館系というか、そういうのばかり見ています。本日もお昼までの勤務を終えて、とてもいいお天気なので少し自宅でゆっくりして、夕方から映画館へ行き、こんな映画を見てきました。ペストが大流行した時代を舞台とした映画ですけれど、まぁこんな生活していたらペストに限らず何でも流行るわなぁ、というような時代背景。どこの国でも同じようなものだったろうとは思いますけれど、「水に流す」っていうぐらいで、日本はその点、恵まれていたというか、何というか。日本時的な感覚で言うと、欧米人のいう「清潔」っていうのはどうもしっくりきません。

 で、そういう映画を見たので、あぁ、聖書か、というわけで、本日の万年筆を探してペンケースを開けてみたところです。

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 それ、聖書と関係ないやん、というところですが、3本の色の変化、なかなかいい感じです。左から右へと、順調にいけばこうなるのかなと。銀軸はまず金色に輝く時期を経て、少しずつ黒くなっていき、やがていぶし銀に。焦って硫化液につけたりするとエライ目に遭います。その昔、細かな格子柄の萬年実を硫化液にどっぷりとつけ込んだ人がいましたが、悲惨な結果に。元に戻そうにも、そういう細かな模様を持ったものは磨くのも容易ではなく、頑張ってもなかなか綺麗にはなりません。時間がすべてです。

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 聖書の一節、その文字の上の方、ここが薄汚れたみたいに見えます。なかなか悩むところですね。一度、綺麗に磨き上げて、それから時間をかけた方が良いのか、それとも、このまま自然に「汚く」なるのを待っていた方が良いのか。

 これ、写真を撮るのが下手くそなので諦めましたが、現物を見ますと、全体として虹色に輝いています。ここから、時を経てまだらに黒くなっていって・・・ということなのでしょう。でも、パッと見たところ小汚いので、ほとんどの人は磨くという気持ちになるのだと思います。

2023年2月24日 (金)

剥ぎ取り

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 おやすみ、と声をかける職員に手を振る「まりりん(もう確実に雄)」さん。カメさんが手を振るというのは求愛行動であり、それは雄に特有のもの。一生懸命に手振って可愛いぃねえ、かとみんなに褒められるのですけれど、本人(亀)は単に、目の前にいる生き物に求愛しているだけなのです。

 目の前にいる生き物(らしきもの)を警戒すべきものと感じたときには、首も手足も引っ込めていますので、それだけ、人に慣れたということなのでしょう。

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 「まりりん(もう確実に雄)」さんの水槽に取り付けてあったランプ。50Wの電球で陸場を照らすようにセットしてあり、カメさんも気に入ってよく日向ぼっこをしています。

 水槽の水を取り替えて、ヒーターやフィルターに通電した後、コイツのスイッチを入れたところで、指先に違和感というか、ちょっとした衝撃を感じたのでした。

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 このランプのスイッチは、SW付き抵抗器というのでしょうか、ラジオのボリューム兼スイッチと同じもので、回すほどに明るくなるのですが、今日は回し始めたところで指に痛みを感じ、電球も明るくならず、スイッチボックスには溶けたような穴があいておりました。

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 基板にはトランジスタと固定抵抗器が付いていて、トランジスタの周りが真っ黒に焼けこげておりました。こんなので済んでよかった、というべきなのかもしれません。

 水濡れには神経質なほど気をつけていましたので、いったい何が原因なのだろう、と早速分解。修理などするより、新しい物を買った方が精神衛生的にも保安上も良いに決まってます。

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 特にどこと言っておかしなところはありませんでしたが、電球を捩じ込むソケットの底の部分、取り付けネジが外れていたのが少し気になりました。このネジが妙なところに入り込んだから、というのが、今回のショートの原因なのかもしれません。

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 とりあえず、まだ使えそうなものだけ残して、他は燃えないゴミとして処分。残したパーツの使い途はほぼ決まっているのですが、カメさんの健康のために、早く次のランプを調達しなければならず、これが結構難しいのです。カメの飼育用品というのは、案外そこらで売っていないものなのです。

2023年2月23日 (木)

畳の下の新聞

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 諦めきれずに台所のパトロールを続ける「ちち(仮名)」さん。調理をした時の美味しい匂いが、まだそこここに残っているのでしょう。歳はとっていてもワンコですから、嗅覚はまだまだしっかりしているようです。

 来館する子どもたちを対象に、簡単な科学実験を見せてイベントを盛り上げる、という計画が持ち上がったので、いくつかプランを考えて、それに必要なものを買い出しに大阪日本橋へ。目指すはラジオ少年とその成れの果て(?)たちの聖地である、有名なパーツ屋さんです。

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 で、帰宅して思ったのが、工具、どこにあるのかな、ということ。半田ごてをはじめとして、いくつかの工具が必要ですけれど、その所在については判然としません。とりあえず記憶を辿っていくと、最後にはこの辺りに置いてあったな、というところまではいくのですけれど、そういうのは大抵、まぁたこんなところにほったらかしにして、と片付けられてしまうので、その先は追跡できないのです。

 何をするのも遅いので、物を片付けるために収納する場所を空けると、そこに別のものを詰め込まれてしまうので、このペースでは永久に、どこに何があるかハッキリわかる、という収納は実現できません。頼むからその場所から動かさないでくれ、と言っても無駄、とにかく、家人には意味のわからんガラクタでしかないのですから。

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 昔は、大掃除と言ったらタンスを退けて畳をあげ、日向に干してバンバン叩く、というのが当たり前でした。今や、畳の部屋がないお家もありますから、もう完全に過去の風景ですが、畳の凸凹を調整するために敷き込んであった古新聞を読み耽ってしまい、大掃除が止まる、なんてこともよくあって、そういう時にも女性陣にシバかれるというのがお決まりのコースでした。

 今回も、ハンダゴテを探していて、煌びやかな螺鈿のペンを発見。何でもかんでも、目についたものは箱に放り込んで仕舞い込んでしまわれるので、昨今は大事なもの、使う予定のあるものは家に持ち帰らないようにしております。本当は、そんな歪んだ知恵を身につけるんではなくて、さっさと綺麗に片付けられるようになることが望ましいのですけれど、私には死ぬまでできるようにはならない、そんな確信に近いものを感じます。

2023年2月22日 (水)

革命?

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 監督中の「ちち(仮名)」さん。飼い主やお母さんが厨房に立つと、自分たちだけで美味しいものを食べないように、しっかりと監督しに来るのです。調理をしている足元でウロチョロするので、正直なところ、邪魔で仕方ありません。いつ、何がポロっと落ちてくるかもしれないので、彼女にしてみれば、その機会を逃さないよう、しっかりと見張る必要があるのですが、残念ながらそこまで下手くそではないので、滅多におこぼれにあずかることはないのです。

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 実にたいそうなお名前の焼きそば。すでに出来上がった焼きそばを冷凍にしてあるモノです。この袋に、250グラムの焼きそばが3食分入っております。

 市販の蒸し麺に粉末ソース、というタイプのものも美味しいのですが、別途具材を用意する必要があります。その点、こいつはオールインワン。追いソースをする必要もないように感じられました。

 この製品、結構話題になったようで、お届けまで2〜3週間、などとWEBページには書かれています。手軽でそこそこ美味しい、というのはいつの時代にも正義ですから、まぁそんなものでしょう。

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 一食分ずつ袋に入れられていて、この袋のまま、電子レンジで4〜5分加熱します。出来上がったものをお皿にあけるだけ。

 よくできています。この分野は各方面の研究のおかげで、とにかく楽に、おいしくということが追い求められてきて、かなりの成果が上がっていますから、何の心配もありません。問題は、冷凍庫のスペースを食うので、奥様に叱られてしますことぐらいでしょうか。

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 少ないながらもしっかりお野菜も入っている、なんてレビューもありましたが、偏食が服着て歩いているような私にとっては、それは美点でしかありません。追いソースをするかどうかは、少し考えたものの、すでに自分がえぇ歳であることも考えて断念しました。5年前、いや1年前なら、あるいは追いソースをしていたかもしれません。つまり、普通に十分なソース味、ということです。これでしばらくの間、夕食どうしようかなぁ、ぐらいの時にはこれで済ませるのもアリですね。だんだん、食が細く、いや、普通のオッサン並みになってきました。

2023年2月21日 (火)

やっぱり

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 お布団に収まって、カメラから目を背ける「ちち(仮名)」さん。先週から毎日残業続きなので、こうして起きている時に帰宅することは珍しいのですが、久しぶりにこうして出会ったので、さて、起き上がって行ったものかどうか、彼女も迷っているようでした。

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 空いてるペンケースを探していて、これは、と思ったものを掴んだところ、中身が入っている感触。何だろうと開けてみるとシェーファーでした。変だから好き、というだけの理由で、一時期、手当たり次第に手に入れていたので、こんなのもあったのか、ということがよくあります。今回も、また似たようなモノに手を出してるな、という感じ。計画的に集めているわけではなくて、あ、シェーファーだ、安いぞ、となると手を出す、ということだったのでしょう。

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 意外と少ないカートリッヂ、コンヴァータ両用式。オークションなんかでシェーファーのペンを見かけると、まず胴軸のお尻に近い方を見て、そこに線が入っているかどうかを見る、という癖があります。そこで線のない両用式には手を出さないので、手元にあるのはタッチダウンとかスノーケルとかのヘンタイばっかりになってしまったのです。

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 華やかだった時代のペンの使われ方、というのもあるのでしょうけれど、シェーファーの萬年筆、細字や中字が多い印象で、滅多と太いのには出会いません。きちんとコレクションされている方がガッチリ抑えられているからなのか、そもそも数が少ないのか、そこら辺は素人の私には分かりませんが、少なくとも私の手元にあるものは細い線が書けるものばかり、というイメージです。

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 そんなところへ、ひょっこりとこういうのがあるのを見つけてしまうと、ちょっと嬉しくなりますね。右の方はハッキリと球が大きいのです。ただ、この見た目にして書ける線は細い、なんてこともよくありますから、ひっくり返してみると、残念、肝心の紙にあたる部分はこんなに大きくないのです。さすがシェーファー、こうでなくてはいけません。ヘンタイであり、滅びゆくモノでもある。素晴らしいですね。終活する中でも、シェーファーはがっちり残していくことになるのでしょう。

2023年2月20日 (月)

`WAGNER岡山・その3

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 ケージの中からじっとこちらを見ているので、それでは、と写真を撮りに行ったら視線をそらす「ちち(仮名)」さん。遊んでくれたりおやつをくれたりするのは良いけれど、写真など撮ってはなるまいぞ、ということなのですが、この場合は本気で写真を撮ってほしくない、というところが歌とは違うところです。

 先週土曜日に開催されたWAGNER岡山には、初参加という方がお二人。まずは受付の人から丁寧な説明を受けて、それから会場内を見て回るのですが、幸か不幸か、「会場内が寂しかったりするといけないから」と無理を押して名古屋方面から出店されていたどーむ商店に吸い寄せられてしまいました。そして、萬年筆らしい萬年筆、149などお買い上げになった模様ですが、そうなると今度は、気持ちよく書けるように調整して貰おう、となるのは必然ですし、周りもそれをすすめますので、これまたすぅ~っと親方のところへ。そこで、そもそも良い書き味とはどういうものか、というところから、じっくりと親方の講義を拝聴されていたのですが、受付の人が行け、行けというので、私も仕方なく、たまたま持参していたキャップレスを2本、お二人のもとへ持って行きました。

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 萬年筆に興味がある、という人は、まず真ん中のような形のものに行くのが普通です。実際、149を手に入れられていますからそのまんまなのですが、キャップレスをお持ちしましたところ、「あ、キャップレス・・・これってどうなんですか?」と興味を示されましたので、これはすでに病が進み始めているものと拝察いたしました。

 遠く本州の西の端の方から岡山までクルマを飛ばしてこられたのですから、それも当然のことです。昔のことを思い出してみますと、私自身、まだ新大阪駅前で開かれていた頃の関西地区大会に参加して、綴じられていた会場のドアを決死の覚悟で押し開けて中に入ったのでした。受付には怖そうな大きな人がいて、机の上にはヘミングウェイが無造作に転がしてある。反対側ではヘンテコな組み合わせのモンブランが何本も、ハイブリッド(正式名称:ガッチャマン)と称して売られていて、奥の方では師匠が調整に励んでいらっしゃる。そういうのを見渡してから、深呼吸をして受付の人の説明を聞き、畏れ多いのでヘミングウェイは使わず、持参したPILOTの飛天で申込用紙に記入。大量に汗をかいていたことを覚えています。WAGNERに限らず、初めての会合に参加するのって、なかなか勇気が要りますね。しかも、会場内にはヘンタイが山のようにいるのですから。

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 広島半こと羅炊屋さんがご夫婦(奥様は二右衛門半継承順位一位)でデビューされたのも、ここ岡山でした。2次会の会場で、そこら中からさまざまなペンが出てくる様は、まさに魔術師。広島半さんのポケットは、ドラえもんの四次元ポケットよりも奥が深いのではないかと噂されているのです。残念ながら諸事情により東京へのお出ましはかなわないようですが、将来、条件が整えば、ぜひ東京へお出ましになって、昨今の必ずしも正しく理解されているとはいえない「半」というものへの認識を改めさせていただきたいものです。

 写真は、キャップやら胴軸やらが痩せてきている3776ですが、こういうものがあると、どこで拾ってきたのかわからないヘンテコなペンにこのペン先を移植して、あたかも最初からこんな風でした、というようにして見せびらかす。そういうところは、すでに二右衛門マスターを超えつつあるのではないか、とすら思います。

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 で、そのWAGNER初参加のお二人ですけれども、受付の人の悪だくみの通り、キャップレスにやられてしまったようです。左は普通のもので、右が親方渾身の作。まぁこれで、一直線に萬年筆の高みに堕ちていくのが見えました。

 その後も、周りの悪い人たちがこれはどうだ、こんなのもあるよ、と悪さをしまくったので、この先、このお二人は堕ちていくしかないのでしょう。実に幸せなことです。ゴールデンウィーク終盤のy.y.Dayですとか、例年より一月早く10月に開催される予定の神戸ペンショウなどにも参加されましたら、さらに高いところへと堕ちていかれること、間違いありません。これからもたゆまず精進されますことをお祈り申し上げております。宇宙遊泳系統でも少しだけ色合いの違う6月のNANIWAペンショウ、こちらもおすすめですね。

2023年2月19日 (日)

WAGNER岡山・その2

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 日曜日の朝、むっくりと起き上がった「ちち(仮名)」さん。目の前で飼い主が何か食べていることに気づいたからです。飼い主が食べているのは、昨日、岡山で買ってきた惣菜パン。これが、次に岡山大会に行った時にも買ってしまいそうな、ちょっと他にはなさそうなパンなのです。

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 飼い主は偏食が人の形をしているような、そんな生き物なので、およそ野菜というものはほとんど嫌いで食べられません。たいていどんな形でも食べられそうなものはジャガイモにサツマイモぐらい。カボチャやレンコンは天ぷらになれば何とか。葉物や根菜類はほぼ全滅です。一体何を食べて大人になったの、とよく言われます。子供時代は無理やり食べさせられていたわけですが、老人になった今、いまさら健康的な食事でもないだろう、という勝手な理屈で、好きなものしか食べておりません。ロクな死に方はしないでしょう。

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 お漬物は野菜ですから、まず食べられません。梅干しに柴漬け、そして福神漬け。これらが食べることのできるお漬物の全てです。ナスビが大嫌いなのに、なぜか柴漬けは大好物です。

 なので、たくあんロールは食べられませんが、福神漬サラダロールは食べられます。しかも大好きなカレー味。お子様なので、カレーは大好物。人参入っとるやんけ、というのは気にしません。

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 食べられない方のたくあんロール、これには元ネタというか、おそらくはオリヂナルと言っても良いと思われる商品があります。たくあんサラダロールは岡山県ですが、元ネタのサラダパンは滋賀県。パンがブヨブヨにならないよう、水気の出にくい具を探して、沢庵のマヨネーズ和えに辿り着いた、と言われている商品です。

 パクリなのかどうかなんてことは、一介の消費者がどうのこうのいうことではありません。偶然ということもあるし、パンに何を挟もうが、それはお店の自由です。

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 本日はこのサラダパンを手に入れようと、北陸線の木ノ本まで行ってきたのですが、京都から湖西線周りで近江塩津まで行き、そこから米原方面へ行く列車に乗り換える、という計画は、予定より1時間ほども遅れる、何とも難儀な行程となりました。湖西線の近江今津駅で待避したサンダーバード号がその先で強風のため停止したので長いこと抑止されて、ようやく出発したと思ったら異音を認めて緊急停止。強風が吹く中、運転士さんが車外を点検して、どうやら石を踏んだようだが線路にも車両にも異常なし、というところで運転再開となりました。

 最後尾の車両に乗っていたので、アホをたくさん見ることができて退屈せずに済みました。逐一、車内放送で状況が報告されているというのに、何で車掌室に詰めかけて来るのか、全く理解できません。大体が「紳士」というべき見た目のオッサンであることも笑えるところです。日曜日の良いお楽しみでした。

2023年2月18日 (土)

WAGNER岡山・その1

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 くったりと眠り込んでいる「ちち(仮名)」さん。少し前までの飼い主も、電車の中でこんな感じだったのでしょう。

 昨夜は早い時間に自然死して深夜に目覚めたので、そのまま身支度を整えて自宅最寄駅から始発列車に乗り、岡山を目指しました。最寄り駅の改札を入ったのが5時15分、岡山駅の改札を出たのが9時35分。東京駅からのぞみに乗れば、本州を抜け出してしまうほどの時間をかけての岡山行きです。怪我の功名で、開場時刻からの参加となりました。

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 動労じゃないのか、なんていう話、今はもう通じませんね。本日、国際交流センターは大盛況で、さまざまな思考、趣向の皆さんがそれぞれに会合されていました。個人的には、あぁこの人たちとはわかりあえないな、というような色のついた人たちが多かった印象。さまざまな主義主張を持った人たちが同じ屋根の下で思い思いに集まっている、何とも平和で、健全な状態ではないでしょうか。

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 広島の怪人が持ち込まれたペンケース。本日は割とおとなしめのラインナップであったかと思います。本日の参加者の中には、中国地方とはいえかなり遠方から初参加された方もありましたが、帰宅されて熱を出されているのではないかと心配しております。どーむ商店、親方の調整と講義、そしてトドメに広島半による、このペンケースに詰められた萬年筆の詳細な解説。絶対、熱が出ていると思っております。

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 このように、広島半氏は本日も絶好調。途中、奥様からの安否確認(まさか萬年筆なんて買ってないよね、という確認)の電話もいつものように軽くいなして、来た時よりもより怪しく、というモットーの通りにお買い物を楽しまれていたようです。久々に、丸丸一日、萬年筆談義に明け暮れた集まりでした。

2023年2月17日 (金)

今のところは無事

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 じっと見ている「ちち(仮名)」さん。視線の先では飼い主がこたつむりをしているのですが、こういう時は目を合わせないことが大切です。

 明日は岡山へ行くのですが、しばらく行かない間に、随分と条件が悪くなっておりました。新幹線を使って新大阪から片道2,500円ほどで行くことがでる企画乗車券があったのですが、倍ほどに値上がりしておりました。頼みの高速バスも、いつの間にか発着場所が変更になっていたりと、浦島太郎状態です。

 青春18きっぷのシーズンにはなかなかの難所とされる区間を通るのですが、原点に帰って、在来線に揺られて行ってみることにします。

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 一種の集団ヒステリーに陥って「堕ちて」しまった、H-WORKSのセルサス。ちちチタン製という魅惑的な響きに魅了されつつも、何とも無骨なカクカクした軸に二の足を踏んでいたのですが、丸い断面を持つこのモデルに出会って、ついに行ってしまったのでした。さる御大の「投資したんだね」というお言葉、まさにその通りです。

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 同じ日に堕ちた人のペンは、あっちこっちから盛大にインクが漏れてきたりすることがあるようですが、私はその人のように普通に筆記具として使ってはいないせいか、今のところ何も異変は起きていません。

 こういう上等なペンですから、気合を入れて良いペンケースに収めたいところです。しかし、漏れるかもしれませんし、衝撃からもしっかり守りたい。ということで、さる鞄屋さんで傷物として処分販売されていた一本挿しにいれています。

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 セルサスの胴軸に刻まれた縦の溝が指にあたると痛そうだから、と従来型を選ぶ人も少なくないようですが、鈍感な私には何も感じられません。

 また、インク漏れも今までのところは大丈夫。この先、ちょこちょこ使っていく中でどうなるかは神のみぞ知る、なのですけれど、そういう手のかかる、気にかかる、それもまた萬年筆の魅力のうちだと思っていますので、悪くはありません。終活で断捨離を進めていくにしても、最後の方まで残る一本かと思っています。

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2023年2月16日 (木)

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 目隠しされているケージから尻尾だけを出して眠る「ちち(仮名)」さん。今夜はいい感じにお布団が仕上がったようで、スヤスヤと気持ちよさそうに眠っています。

 本日は新しいPCのセッティングに励んでおりました。同時に、ここまでお世話になってきたPCを綺麗にお掃除して、OSを再インストール。お嫁に出す準備をしておりました。こういった作業、かつては一声3日間、というような感じで、なかなかに移行に手間がかかったものですが、今はもう、大事なデータなどをクラウドに上げて、新しいPCでそれをダウンロードしておしまい。OSやアプリのインストールも、昨今はUSBメモリやネットからなので円盤を回していた頃とは比較にならない速さで終わります。

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 かつて、文字通り夜も寝ないで手に入れたアウロラの85周年レッド。他の人から頼まれた分も含めて3本ばかり、e-Bayで狙いをつけて、終了時刻がいずれも夜明け前、なんてこともありました。あの頃は徹夜しても平気で仕事に行けていたのですから、結構体力があったのだなぁと思います。

 この個体は、Display Modelとして出品されていたもの。私の場合、中学英語以下のレヴェルですが、それでも展示品であることはわかります。問題は、店頭展示品だったのか、昨日のペンみたいな、展示用の見本だったのか、というところ。そこのところが今ひとつよくわからなかったのに加え、お値段も手頃でしたので、手元に来るまでは模型であることを半分覚悟しておりました。

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 震える手で、まずはキャップが外れることを確認。無事にキャップが外れたので、続いて尾栓を回します。こちらも成功。結局、これは店頭展示品であった、ということなのでした。英語も十分に理解できないのに、こういうものに手を出すなんて、我ながらチャレンジャーだったなぁ、と思います。

 あれから歳月が経って、銀でできた部分はいい感じに黒くなってきています。この辺りは、最近のモデルはコーティングされているのか、なかなか黒くならないものが多いように思います。一か八かで落札するのは、やめましょうね、というお話でした。

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2023年2月15日 (水)

同じ呼び名・1

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 堂々と美輪さんしている「ちち(仮名)」さん。実際にそんな絵を見たことはないと思うのですが、少し斜めに座って、一方の肘に身体をもたせかけている、そんな美輪明宏さんの姿が思い起こされるので、このような状態を美輪さんと呼んでいるのです。

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 萬年筆に興味を持っている人が集まるような場で、机の上に置いておくと良い小道具です。これは滅多にない一本なんですよ、なんて言葉を添えますと、それはたいへん、と書いてみてよいですかということになりますが、未だ、これで文字を書けた人はおりません。

 とにかくキャップが外れないので、あら、経年で痩せてるのか、これは壊したら大変、となるわけですが、この形でキャップが痩せるような材質のものなんてありましたでしょうか。

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 仕方がないので、同じ生産国のよしみでこちらをどうぞ、となります。インク入ってないのでつけペンで、などと言いますと、いやいや汚すのもなんですから、などと言いつつ、紙の上を滑らせて、おお、とか、う〜ん、とか言うわけですが、ま、鉄ペンですから、なんて言うとさらに感動されます。えっ、そんなのあったんだぁ、などと言う人もいてなかなか楽しめます。

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 この2本はいずれもディスプレイモデル、すなわちモックアップですので、吸入機構も動きませんし、キャップもこの状態のまま、外すことはできません。ペリカンの方など、無理に外してみたら中はどうなっているのか、興味はありますが、壊してしまったら中には何にもなかった、ということになるのでしょうから、このままで我慢します。

 中学英語のレヴェルでさえクリアできていない私には、ディスプレイモデル、と言ったらこういうもの、というぐらいの理解しかできないわけですが、同じ呼び方で実際に機能するペンを手に入れた、という経験もありますので、別の記事でことの経緯を記録しておこうかと思っています。

2023年2月14日 (火)

もう一晩

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 今宵も飼い主と言葉を交わすことなくお休みになってしまった「ちち(仮名)」さん。今日は一日、わりと暖かく過ごせたのですが、天気雨ならぬ天気霰が降ったりする妙なお天気でした。

 そんな中、本日も新しいPCのセッティングを継続。これまで使っていたPCから、ありとあらゆるデータをクラウドに上げてあるのですが、その中から重要性の高いものをローカルに移す作業をしながら、年度末で増えてきた各種の書類を仕上げていく、という作業を続けておりました。

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 Twitterなんかでは、学校現場で「いまだに」一太郎使っている老害教員がいて困る。仕事の文書はワードで作るのが当たり前だろう、なんて偉そうにバカを晒していう教員アカウントが、結構な数に上っていて、賛同者もたくさん。なんと可哀想に、こいつらワードみたいな生産性の低いワープロしか知らないんだな、と、はっきり言って見下してますけれど、最後の砦でもあった中央省庁や各都道府県庁などでもどんどん悪貨が良貨を駆逐しているようです。

 そんな折もあ折、最新版の一太郎には日本語変換を受け持つプログラムが付いてきません。その昔、Awa Tokushima Okashita Kanjihenkanなどと散々バカにしていたATOKですが、Ma no Sekai no IME よりはよほどよい、と思っている、かつての松茸使いとしては寂しい限りです。何だかんだ言いつつ、ATOKのサブスクリプション申し込んでしまいましたけれど。

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 あんまり意識していなかったのですけれど、これまでお世話になってきた第三世代のX1-YOGAと、今回手に入れた第六世代の同機、新しい方が若干フットプリントが小さくなっているのですね。春には第八世代機が発売になりますから、すでに二世代前の機体ですが、おそらくはこいつが、私にとって最後のノート型PCになることでしょう。こいつが実用に耐えなくなる頃には、使う方が機能停止してしまっている可能性が高いですね。

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 厚みは、まぁ同じようなものです、明日か明後日には、5G対応のSIMカードも手元に来る予定ですので、そこまでには移行を済ませて、古い方はきっちりお掃除してデータを消してお嫁に出す、という流れになります。

 新しいマシンが手元に来るど、セッティングとインストールで何日も夜更かしをするので、眠たくてかないませんが、そういうのも今回が最後になってしまうのかもしれません。こうして、一つ一つ、もうこれが最後かな、ということが増えていくのでしょうね。

2023年2月13日 (月)

チベたい

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 隙間からこちらを覗き見ている「ちち(仮名)」さん。飼い主が帰ってきた、ということを認識しても、特に騒いだりするようなことはありません。それだけ、歳をとって衰えてきている、ということなのでしょう。あとどのくらい、一緒に過ごしてくれるのでしょうか。

 飼い主の父は76歳、母は50歳で亡くなりましたので、それを足して2で割ると63歳ということになります。常々、それが私の寿命、と言っておりますので、嘘も100回、ということになっている可能性も高いた思われます。わんこより先に消えてしまったら、ちょっと生前整理が追いつかないかも、というのが難儀なところです。

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 職場でこっそり使っているPC、最近、ちょっと調子が落ちてきました。萬年筆とPCは人に貸すな、というのは真実です。手に入れた時から考えると、かなり値下がりしてしまっておりますけれど、処分するなら今かなぁ、という感じもあって、どうせなら、とEVOプラットフォーム認証のものを手に入れました。スリープから瞬時に復帰するとか、バッテリーが長く持つとか、とにかく動作が快適、という、まぁ、イラチが使ってもストレスがない、というものですから、中古でも人気が高く、手頃な価格のものが出たら即手を出す、というのが基本でしょう。

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 USキーボード付きのThinkPad。残念ながら黒くありません。ノングレア非光沢タッチ液晶ですとか、アルミシャシーですとか、黒くないのを補って余りある美点が色々とありますので、これに決めました。新品をこの仕様にカスタマイズして購入すると50万円近くになりますから、少し使って安値で手放してくださる方には感謝しかありません。

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 それでも、現在使っているものに合わせてより大容量のSSDに入れ替えます。裏蓋はネジを5つ緩めると至極簡単に外せます。そして、緩めたネジは裏蓋から外れません。実に優しい設計です。

 けれど、ユーザが手軽に交換できるのはSSDだけ。メモリはハンダ付けされてますので交換増設不可。まぁ32GBもあれば困ることはありません。かつてのThinkPadから考えると極めて不自由、キーボードの交換なんて不器用な私にはまず無理ですが、今回は問題ありません。むしろ、日本語キーボードの楽チンさに、慣れてしまったことの方がよほど問題かもしれません。そして何より、外装もしっかり金属製なので、冬場は本当に冷たい。困ったことはそれぐらいでしょうか。

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2023年2月12日 (日)

柔らかい会話

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 手を挙げて愛想を振る「まりりん(たぶん雄)」さん。最近、ひっくり返して観察していたら、これまでは見つけることのできなかった「総排泄孔」らしきものを、それも尻尾の途中あたりに見つけてしまいました。ほぼ確定で、これは完全に明日です。メスの場合、この孔は甲羅に隠れて見えない位置にあるものなのだそうです。

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 飼い主が職場で仕事用に使っているPCの動作に不安なところが出てきましたので、大事なものだけでもデータを退避させておこうとUSBフラッシュメモリを買いに大阪日本橋の電気街へ。往時の面白さは無くなって久しく、メイド喫茶やらアニメ方面の方々のお店など、もはや、私たちの愛した街の風情は失われて久しいのですが、秋葉原ですら昔よりは相当妖しさが失われてきている今、まだ何軒か行ってみようかと思えるお店が残っているだけでよしとすべきでしょう。

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 昨日の名古屋WAGNER、初参加の方もいらっしゃった関係で、これはどうなのか、あれは大丈夫、というような楽しい会話があちこちで弾んでおりました。超極秘、知らない人には何のことやらわからない、という限定萬年筆の仕様に関する論議ですとか、古いタイプの萬年筆に使われている吸入機構の信頼性、柔らかいペンの素晴らしさとヘンタイっぷり、などなど。

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 最近は柔らかいペン先を持つ萬年筆を良しとする人によく出くわすのですが、そういう方に限って、いつ頃のこのモデルは柔らかい、なんてことをおっしゃったりするのです。写真は一気に増殖したモンブランの146。このシリーズ、かつて50年台のセルロイド軸、テレスコープなんて変なものを持っていて、キャップが痩せてきたので愛してくれそうな人に嫁がせたのを最後に、全く持っていないシリーズでした。

 18Cの刻印があるやつは柔らかいよぉ、なんてよく聞くのですが、これまでのところは2勝1敗で、うち1勝は色んな年代のパーツを組み合わせた、いわゆるガッチャマンなので、五分五分というところでしょうか。カチカチに硬いのもありますので、刻印を楽しむ、ぐらいに考えておいた方が良いかもしれません。


2023年2月11日 (土)

WAGNER名古屋

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 謎の物体と化して眠る「ちち(仮名)」さん。飼い主が帰宅した時にはすでにこの状態で、一切こちらを認知することなく、グゥグゥとカタカナそのままの音をたてて眠り込んでおりました。

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 本日は萬年筆研究会WAGNERの中部地区大会に参加してまいりました。久しぶりにウィンクあいちでの開催です。この会場、名古屋駅前で便利なのですが、おそらくは日本一バカなエレベーターが無駄にたくさん並んでいて、下手すると5分以上待たされることもある、というイメージが強かったのですが、本日は少しマシな感じがいたしました。制御プログラムが改良されたのでしょうか。

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 同じフロアの、何かの集まりに参加していた人たちでしょう、派手めの格好とやたら大きな荷物を持ったオバハンの団体がいて、けっこう鬱陶しくもありながら、まぁ自分たちがうるさいと言われることは無くなったから良しとしよう、という感じでした。あの連中と同じ列車に乗るようなことになるのだったら、次のに乗ります。

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 下関のお土産をいただきました。実に懐かしい。教員の家庭に育ちましたので、子供時代、お肉と言ったらカシワか鯨肉、もしくはレバーでした。ハンバーグなんてものは大量のパン粉を混ぜ込んで作るもの、と思い込んでいたので、後に普通のハンバーグを見て「ぜんぶ肉なんや!」などと驚いた、貧乏な田舎者なのです。

 で、本日はケロ御大や名古屋のDr.なども参加され、初めて、あるいは久しぶりの参加という方もあって、萬年筆談義で盛り上がりました。閉会後は軽く宴会もやりました。怖いものを見たい方、後をついて行って混じってみるのも良いですよ。

 来週末の岡山WAGNER、おそらくは例の怪人が参加されて大暴れ、となることでしょう。ヘンテコなペンを持って、岡山に来てみませんか?

2023年2月10日 (金)

満艦飾

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 シャッターが下りるより早く回避行動に入ったので、プレてしまっている「ちち(仮名)」さん。本当に写真が嫌いで困ったものだと言いつつ、もう15年ほどになります。

 今週は色々とせわしかったので、明日の名古屋WAGNERでは、参加されている皆様と萬年筆談義などして楽しもうと思っております。いつもは朝ゆっくりと寝床から出て昼過ぎに会場着、なんてことがほとんどですが、明日は午前中の到着を目指します。

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 奈良から名古屋へ行くのに、時間を考えたら新幹線一択です。タモリさんも大好きな大和西大寺駅から京都駅まで、特急なら30分。降りたら新幹線の改札口は目の前ですから、乗り換え時間は3分あれば十分で、のぞみ号なら名古屋まで37分ですから、上手く行けば大和西大寺から名古屋までトータル70分ほどで到着です。

 これを近鉄特急のみで行くと、スムーズにいっても130分。よーいドンで同時刻に京都から新幹線に乗った人が東京に着く頃、ようやく名古屋に着く、という感じです。

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 最近はコンセントのある車両も増えてきたとはいえ、やはり頼りになるのはバッテリー。現在まで、バッテリー本体にケーブルがくっついているものを愛用しておりますが、それは私、けっこうケーブルを忘れて出かけたりするからなのです。

 もう本当に、これが他人ならさっさと縁を切ってしまいたいのですけれど、自分自身ですから死ぬまで付き合っていくしかありません。歳を重ねて少しだけ賢くなってきているので、自分の弱点を補ってくれるような道具を見つけて手に入れる、ということにはけっこう長けていたりします。

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 このモバイルバッテリーは、今時のものとしてはボッテリとしておりますが、それはこんなふうに、考えられる限りのケーブルとアダプタプラグを収納するスペースが設けられているからなのです。海外旅行に行く人を想定したものか、SIMを抜くピンや、抜いたSIMを入れて置くスペースなどもあります。超アナログなコンパスがついているのも微笑ましいところ。節分の日などには活躍してくれることでしょう。

 何より、この収納スペースの蓋、内側が鏡になってます。女性にもウケるでしょうか。オッサンにはあまり必要なさそうですが、魔、つけられるからつけといた、というこの感じ、嫌いではありません。

2023年2月 9日 (木)

最初のが、、、

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 こう見えても私、まだ起きてまっせ、という感じですこちらの出方を窺う「ちち〔仮名〕」さん。このところ毎日のように遅く帰ってきていた飼い主と久々に「起きて」対面したので、遊べるかな、というところなのでしょう。私は別に構わないのですが、そうすると面倒なので、今日のところはそっとしておきます。

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 プラチナのプレピー。コインで買える萬年筆です。何枚かは必要ですが。

 オレンジの蛍光ペンバージョンとともに。こういうの、職場の机の引き出しに入れておくと地味に便利です。勉強もさっぱり、何の努力もしないという私、ラインマーカーってまず使わないのです。会議の資料に色とりどりの線を引いて付箋をつけて、っていう人を見ると心から尊敬してしまいます。

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 ラインマーカーの方は、カートリッチ内のインクが見事に棚吊りしていたのですが、撮影しようとしてもうまく写らず、そのうちに解消してしまいました。単に粘度の高いインクが偏っていただか、なのかもしれません。そっと扱っていたつもりなのですが、中に玉が入っていることを忘れておりました。

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 プレピーの系統は、私たち学校で大変にお世話になった採点ペンともつながります。というか、最初の頃のプレピーは採点ペンに近い形だったような気もしますが、その辺、ガラクタの山を漁る気力がありませんでした。

 ムーミンの絵が描かれていますが、ムーミン、そしてドクタースランプアラレちゃん、これらはオリヂナルのテレビシリーズが全くといって良いほど再放送されません。何かあるんでしょうけれど、私、断然前の方がいい、派です。

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 アラレちゃんに関してはあまりにもぶっ飛び過ぎていたので、コンプライアンスを(形だけ)大事にする今のご時世では放映することが難しいのかもしれません。今、見ることができるものは、あまりにも普通で、大して面白いとは、思いません。

 何より、マーマンにおけるスナフキンの変節ぶりには驚かされるというか、あの、昔のスナフキン、あれこそが、と思っているので、スピンアウトで大人向けなスナフキンもの、それも旧タイプのキャラクターで作ってくれないかな、なんて願っております。

2023年2月 8日 (水)

大見得

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 クッションに埋もれ、こたつ布団にもたれて、気持ちよさそうに眠る「ちち(仮名)」さん。こんなふうに呑気に毎日を過ごすことができたらなぁ、などと思うのですが、土曜日曜とゴロゴロしているだけで何故か頭痛がひどくなるという私、だらしないけれども、何かやってないと収まらない、まぁ、貧乏性というやつなのでしょう。

 その意味では定年退職後も週5フルタイムでお仕事をさせてもらっている、というのはありがたいお話ですが、中身は現役時代のままですから、相変わらず凡ミスやらうっかり忘れてた、なんてことが後を断ちません。本日もまた、そういったことがあって、管理部門で一番きっちりとした、非常に恐ろしい女性に叱責されておりました。

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 そのこと自体は、前職においても日常茶飯のことでありましたし、能力に欠ける人間がそこそこ責任のある仕事を任されているのですから、毎度毎度お叱りを受けるのは何の不思議もないことなのです。最後は校長先生だった人、という扱いではあるものの、それにしたって人がいなくてどうしようもないから不適格な中でもあんまり上に楯突かなさそうなのを選んで仕方なくポストに座らせた、ってだけの校長なので、ま、そこは仕方のないこと、と自分では納得です。

 けれども、周りの人たちはそうは思っていないようで、あれやこれやと心配をしてくれて、結構な騒ぎになったので、実に申し訳ない気分になりました。若い頃から変わらず底は浅く罪は深い、実に情けないオッサン、これぞ老害です。

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 細かな文字をびっしりと埋めていく、そういう仕事にはプラチナの極細字を使っていたのですが、良いのか悪いのか、少しペン先が柔らかいので、下手くそな文字がさらに見苦しく読みにくくなってしまいます。ちゃんとやらんかいっ、と叱られてるのに、まるでふざけて書いているような文字で書類を出す、流石にそこまでのアホっぷりは発揮できませんので、このペンがそばにいてくれて助かりました。

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 さて、ようやく仕上がった書類を提出しに出かけようとしたところで、また次の問題が。私が入るよりずっと前からこうやってきた、と会う仕事の進め方に上の方からダメ出しというか、真剣に考えてるのか?なんて指摘が入ったのです。これで職場は騒然となって、上は現場のこと何にもわかってないのに文句ばっかり、などと蜂の巣をつついて地面に叩きつけたような大騒ぎになりました。

 結局、私のミスをお詫びしつつ書類を提出して、頭下げるだけ下げまくったあとで、ところで、これは困りまっせ、と折衝に入るという、先に私を叱責してくれた女史がご覧になったら頭の血管何本切れるかわからない程の修羅場となりました。

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 結局、機関車顔負けというほどに頭から煙吹き出しながら論議をして、現場としての考え、そしてそれに基づくこの先の進め方について、何とかこちらの方針を通すことができました。あまりの恐怖に、終わった後は足が震えておりましたけれども、まぁ、終わればしめたもの。すぐに忘れて、呑気に夜の街に消えて行きたかったのですが、職場に戻ると主任さんが待っていてくれました。やはり、待つべきもの、守るべきものはは良き同僚ですね。

 

2023年2月 7日 (火)

いらん、と言いつつ

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 飼い主が帰宅しても全く気づくことなく鈍り続けている「ちち(仮名)」さん。これ、泥棒が入ってきても知らん顔で寝ているんだろうな、と思います。それだけ家の中が安心できる場所だと思ってくれているのはありがたいことながら、これでワンコと言えるのか、とも。

 職場の同僚が、買っている猫の体調が悪いのではんにちやすみたい、と連絡してきて、昼前には、残念ながらダメだったのでまる一日休みを貰いたい、と。家族を失う悲しみ、本当にしんどいですね。ウチの役に立たんワンコは、いつまで元気でいてくれるのでしょうか。

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 神戸にある日本一の老舗文具店に寄ったら、切れ者の店員さんに見つかってしまいました。変なペンを、安く、妖しいところから手に入れるのを専門にしている私なんて、お店にとってはただの冷やかし客なんですが、たまたま、同店の太いお客さんと知り合いだというだけで相手をしてくれるのです。

 で、いや、買えないからいらないよ、と言ったのですけれど、2冊も持たせてくれたんです。これ、何年振りでしょうか。まだこいつがハードカヴァーだった頃には、別のところにあったこのお店で毎年手に入れていたのですけれど、それもとうの昔に処分してしまい、もう手を出さない、と決めていたのに。

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 意外や意外、これだけしか載ってないのですね。大昔からアウロラが先頭だったのが、アストリアだったか何かに取られた、とかいう話を聞いたことがあるのですけれど、今回もらったカタログ、萬年筆趣味なんかない人でも知ってるようなブランドしか載っておりません。

 アレがない、とか言ってる人は、もう、ヘンタイ確定ですね。今は沼ってるとかいうのでしょうか。ま、百貨店のガラスケースの中に収まっているような、清く正しい舶来萬年筆だけが載っているわけです。

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 写真を撮りやすいように、ちょうど真ん中あたりを開いたらこのページでした。因縁浅からぬトレド。南本も放置したままなので、きれいにお掃除して、またインクを詰めて使ってやらないといけないなぁ、と思わせてくれた、それだけでもこのカタログ、役に立ってくれたということでしょう。

2023年2月 6日 (月)

使ってみたいが、、、

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 写真を撮られそうになって、鼻を隠して寝たフリをしている「ちち(仮名)」さん。どうすれば撮らせてもらえるのか、15年以上付き合ってますがいまだ明確な答はありません。

 ほんのちょっとのあいだ、と感じていても、実際にはすごく長い時間が経過していること、ってあります。特に歳をとると月日の流れが速い、っていうのを、年寄りの人の繰り言みたいに思ってましたが、今や実感です。

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 お世話になっていたデスクペン達。たぶん、自分のものではなくて妻のものでしょう。若い頃、毎日の出席簿をきちんと書いていく、ということが苦手で、年度末に資料をもとにまとめて整理する、なんてことがしょっちゅうでしたが、出席簿っていうものは怒りを覚えるほどに小さな記入欄がずらずらと並んでいる書類。ここに、決して書き味が良いとは言えないデスクペンでカリカリと文字を「刻んで」行く作業、発狂しそうになりますが、私の妻はむしろ嬉々として代行してくれたものでした。彼女のデスクペン達、いまは任を解かれて、こうして干上がったままになっているのです。

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 プラチナが1本、PILOTが2本。特に赤インキを入れてあったものはすごいことになっています。すでにインキが固体化していて、これを綺麗に洗浄するのは楽しそうですけれど、ここまで来ると勿体無いような感じもします。結局このまま、さらに干上がっていくのに任せる、ということになるのかもしれません。

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 職場のデスクの上が綺麗に片付けられたら使ってみたい、と思っているのがこちら。シェーファーのデスクペン、またはそれなりのスタンドに挿さった状態で使われていたものなのでしょうが、キャップ無しの状態で神戸の鞄屋さんの手に渡り、親父さんの創意工夫で、そこら辺にあった(?!)キャップを取り付けられたものです。

 シェーファー自体、海外製の萬年筆としては細字系統が多い印象で、しかも、独特の反り上がったペン先は細字のカリカリした感じを上手く和らげてくれます。あとは、机の上を片付けて、これに合うペンスタンドを探して、、、と、そうやってまたものが増えていくのだなぁ、と思ったことでした。


2023年2月 5日 (日)

太すぎる

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 洗濯物を室内干しする場所に陣取って眠る「ちち(仮名)」さん。洗濯物が額にあたっても知らん顔でくつろいでいます。その彼女を踏みつけないようにしながら洗濯物を干していくお母さんこそ一番大変なのですが、そんなこと、全く気にしていないワンコなのでした。

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 節分の日から公開となった映画を観てきました。本当は明日以降、仕事終わりの気分転換に観るか、と思っていたのですけれど、我慢できなかったのです。

 仕掛人 藤枝梅安。原作者である池波正太郎先生の生誕100年を記念して作られた映画だということで、これは期待できるな、と。TVシリーズで、小林桂樹さんが演じた梅安。渡辺謙さんが演じた梅安。それぞれに魅力的でしたが、今作もまた、原作の世界観が余すところなく表現されていたと感じます。

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 で、今作の大きな特徴として、梅安が仕掛けに使う得物である「針」が非常に細いものになっている、ということがあげられます。監督さんの考えとしては、これまでの作品に出てくるものは、針というにはあまりにも太い、ということのようです。けれど、縫い針や、ましてや鍼医者梅安が打つ針では、あまりに細すぎて映像として見せられない、よく見えない、ということがあります。そこを映像技術を駆使して、細い鍼がズブッと入っていく様を表現してくれています。

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 萬年筆のペン先はどうでしょうか。細美研ぎなんかは猛烈に細いですが、多くの人が萬年筆に期待する滑らかさ、それを出すには多くの時間と労力、そして運とか間とか、そういうものまで必要なのではないかと思います。その道の大家に伺えば、笑いながらそんなことないと言われそうです。ま、あくまでイメージとして。

 で、このM1000も、結構手をかけてもらって、角刈りの角が引っかからないところまでやってもらっています。吊るしのままではなかなかパフォーマンスが出せない、そんなところもまた、萬年筆の魅力なのかもしれません。

2023年2月 4日 (土)

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 こたつ布団にもたれて寝ているところを撮られそうなので、何とか顔を逸らそうとしていた「ちち(仮名)」さん。ところが、邪悪な飼い主はカメラを長女に渡して撮影させる、という手法で、お顔がこちらに向いた写真を手に入れることに成功したのでした。

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 偶数月の1日にはこのフリー誌を貰いに行く、というのをすっかり忘れていて、本日、ようやくもらってきました。こんなことなら送料払って定期購読にしておけば良いのですけれど、何やかんやと口実を設けては文具店に行く、というのも楽しいものです。

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 残念ながら今号には、萬年筆関係の記事はありませんでした。それでも、横浜市歴史博物館で開催中の企画展の記事ですとか、色もの文具の記事、そして萬年筆とは直接関係のない記事に出てきた萬年筆の写真、こういったところが収穫と言えるかもしれません。

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 綺麗ですけれど、重たそうで、ツルツルしてそう、何となく書き味は期待できそうにない、という偏見を持ってしまいます。やっぱり、安物やらヘンテコなものにならされているからなのでしょうか。

 横浜には、行ってみたい気がしています。

2023年2月 3日 (金)

節分

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 節分といえばこれ。後片付けをしなくて済むように、玄関で豆を撒いてワンコに食べていただく、というものです。かつては黒い鬼と白い鬼とがいたのですが、今は白い鬼のみ。遠からずこの鬼もいなくなってしまうのかと思うと寂しい限りです。

 節分に太巻きを丸々一本食べる、しかも無言で、なんてのはコマーシャリズムの成功例としては良いものでしょう。そもそも花柳界での験担ぎ、あるいはお大尽の遊びというところから来ているもののようですし、大量に用意された太巻きがこれまた大量に廃棄される、といったことへの批判もあって、ここのところは一時期ほどの大騒ぎにはなっていないように感じます。

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 我が家でも一応、普段より上等な太巻きと、ローストビーフ巻き、カルビ焼肉巻き、なんてものを用意しましたが、やはり若い人は肉巻き優先。小腹の空いたお父さんが残った上巻を夜食に食べる、という不健康な状況でしたので、来年は本数を減らすことになりそうです。

 節分と関係のありそうな萬年筆、というものを考えてみたのですけれど、結局、乏しい手持ちの中からはそんな都合の良いものは出て来ませんでした。かろうじて、節分に活躍する鬼さんをモチーフにしたケーキを。鬼のケーキで売れ残っていたものを買うついでに、これまた売れ残っていたくまさんのケーキを保護して来た、というのが娘の弁。くま、ではなくて、ベアー、なのです。見たら保護する、という性分も、遺伝するもののようです。


2023年2月 2日 (木)

教えられる

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 こたつ布団にくっつけるようにクッションを置いてもらい、満足げに眠る「ちち(仮名)」さん。ふかふかのクッション、そして、もたれるように身体を預けられるこたつ布団。すぐそばにはガスファンヒーター。ぬくぬくとした最高の環境です。

 飼い主は毎朝こんな光景を見ながら、冷凍庫の中みたいによく冷えた車に乗り込んで出勤。職場まで20分ほど、敢えて暖房は入れず、信号待ちの間に太腿の下に凍えた手を突っ込んで暖めながら、これまた冷え切った職場に到着です。何で暖房を入れないようになったのか、自分でも謎ですが、毎年、冬場のお約束。変なこだわりです。もちろん、人を乗せるときは暖房入りです。

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 放課後になると、職場に子どもたちがやってきます。高校入試を目前に控えたこの時期は、普段より早い時間に放課後となる中学生が結構な数やってくるので、私の出番となります。

 現役時代から、私のところにやってくるのは変な子どもばっかりでした。真面目で優しく、成績優秀、なんて子は来ません。灘高や東大寺学園など、名だたる難関高に進学した子どもたちも結構な数「寄って」来ましたけれど、そういう子達は皆、どこか変でした。今にして思えば、萬年筆趣味の世界における「半」に通じるものがあります。

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 で、本日もまた、まぁ手のかかる、その行動にはちょっとばかり注意しておかなければ、というような子供たちが、ドヤドヤとやってきて、しかも、私のいる館長席まで迫ってきました。エンタープライズ号で「engage!」と指示を発するような場所へ、危ない中学生たちが入ってくるのです。そして、机上に放置されていた編吟革盤舎のペンケースに興味を示して、手に取って中身を確認し、、、という流れ。で、出てきました。3本目のキャップレスマットブラック。

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 職場で使うつもりの萬年筆が入っている、と思い込んで、家から持って来ていたものでしたが、中身は思っていたものと違いました。ケースを手にとった、私の職場に来る中では一番「楽しい」中学生は、これまた机上に転がしてあった笑暮屋の萬年筆にも興味を示しました。独特なマーブル模様のエボナイト軸でクリップも何もない、そりゃなんだろうと気になりますね。

 キャップをとって一言。あ、萬年筆や、と。この言葉も驚きでした。萬年筆なんて知らないモンだと、思い込んでいましたから。聞けば、中学生でも結構知っているし、使っている子もいるということ。相当、くれくれとねだられましたけれど、ま、高校の入学祝いにね、と言い逃れて本日は終了。その子はまだ中一なのですけれども。


2023年2月 1日 (水)

ドイツ

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 帰宅が遅い時間でしたので、起きて動いている「ちち(仮名)」に出会うことができませんでした。水曜日は贔屓にしている映画館のサービスデーですので、夕方近くに突然思い立って一本見に行ってしまったのです。

 学校にいた頃は、勤務時間が終わってすぐに退勤、なんてことは異例中の異例でした。それが今では、定時に退勤して、午後7時ごろから始まる映画を見て、学校にいた頃より早い時間に帰宅する、という生活。夢のようだ、なんて思いますけど、でも、正しいことなんですね。そんな環境で働きたいと思う人があんまりいないのも当然のことですから、そう遠くない将来、どこの学校でも、それでなくても少ない先生の定員すら確保できない、なんてことが当たり前になることでしょう。個人的には、一度そんな風になって国中大騒ぎになった方が良いと思っています。そうなってはじめて、真剣に対応策を考える人が多数派になることでしょう。

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 本日見てきたのは、ヒトラーのための虐殺会議、という映画です。テレビドラマとして制作されたものだそうですが、きっちり映画として公開されております。

 ドイツ人、それも制服組の軍人がたくさん出てくるので、とにかく画面が重厚な、格式張っている感じ。嫌いではありません。その意味では、ここにペリカンの萬年筆を持ってくるのは少し違う感じです。

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 さぁて、今日は何をネタにしようかな、と考えながらペンを漁っていたら、これが出てきたというだけの話です。ドイツものの萬年筆が出てきただけでも、私としてはマシな方ではないでしょうか。

 で、一本はやけに胴軸が透けた感じだなぁ、と些細に見てみましたら、色合いも黒っぽいのですね。キャップリングの刻印も、w-で始まっておりました。これははっきりと緑縞、という方は、統一後のもののようです。

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 この小さめサイズのペリカンは、手に合わないので使っておりません。なら何で手元にあるのだ、ということですけれど、それは私自身、よくわかりません。

 ドイツの映画を見たからドイツの萬年筆。もう少し、捻りを加えられたら良かったのですけれど、あまりにも寒いので早めに寝ることにします。

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