正か従か
夜中に目を覚まして鳴き叫ぶ「ちち(仮名)」さん。昨日も同じくらいの時間に鳴き叫んでいましたので、もはや毎日のルーティーンのようなものとなっている感もあります。彼女に刺激を与えないように家の者が早めに床についても、やっぱり一人で鳴いていますので、そういうものだと諦めるしかないようです。
敷物を敷いたり、ペントレーに置いたりしなくても、畳の畝に沿って置けば萬年筆が転がることなく写真が撮れる、と思ってやってみましたが、この場合、背景となる畳の目が気になって、実に気持ち悪いですね。
PILOTの845と、その派生モデルというべき一位の木。その名前の由来は十六代仁徳天皇の治世まで遡る、とも言われております。
堂々たる体躯。どうせ鬼のように使うわけでもないものですから、見た目も大切です。個人的には、ペリカンのM800ぐらいが最低限で、それより細かったり小さかったりする萬年筆では、メモ程度のものしかかくきがしない、とロクに書きもしないのに偉そうなことを言っている私です。
黒い845はBB、一位の木はBのペン先がついています。中国の高官は象牙の笏を持っていたけれど、日本では象牙が手に入りにくいので一位の木を使っており、その出来栄えの良さを喜ばれた仁徳天皇が一位の木に正一位の位を与えた、という話がありますが、他にもいろんな説があるようです。
どちらにもCON-70がついておりますので、しばらくはこの2本にインクを入れて、休憩時間などいたずら書きを楽しんでみたいと思っております。
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