思い出と後悔と
少しだけ空いたけど隙間からこちらの雰囲気和を感じ取りつつ、しっかりと眠り込んでいる「ちち(仮名)」さん。本日もよく眠っています。彼女にもしものことがあったらどうするか。飼い主の年齢を考えると次のペットはない、と思っているのですが、猫だの亀だの、めいめい勝手に次のペットを考えているようです。
もうかなり前のことになりますが、広島県の呉まで、クルマで行ったことがあります。お約束通りに大和ミュージアムに入って、そして鉄のクジラ館へ。そこで買ったお土産だと思われる6色ボールペンです。潜水艦っぽいシェイブをしていて、喫水線より下になる部分は赤く塗られています。
大和ミュージアムの方でも、セイラー萬年筆謹製、戦艦大和が優美蒔絵で描かれた萬年筆を何度も手に取ってはあれこれ悩んでいたのですが、結局、購入せずに終わりました。どうやらその後廃番になったようで、時折オークションサイトなどに出てくると結構いいお値段がついていたりします。
東京スカイツリーに上った時も、高層部にある売店でだけ売ってます、という、これまた優美蒔絵のセイラー製萬年筆をかうべきかいなか、と悩んだものです。
結局、どちらも買わなかったのは正しい判断だったと思っています。重厚長大な戦艦やタワーを描いた、軽くて小ぶりな萬年筆。むしろ、もっとお値段の張るもので、かつそれに見合う大きさであったなら、とも思いますが、そうであったなら、さらにお高いものであったはずですから、悩むところまで行かなかった可能性が高いと、今は思います。狂った趣味ではありますけれど、少しは理性で抑えられる部分もあるのだなぁ、と自分を見直すことがあるのも事実です。
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