一体化 その1
私はどこにいるでしょう、状態となっている「ちち(仮名)」さん。お気に入りのこたつ布団の上で粗相をしてしまい、お布団は洗濯に。インナーだけがかけられたこたつの周りをウロウロした挙句、それでもコタツに寄り添って寝ているのを見たお母さんが、寒いだろう、とクッションを置いてくれたのです。いっぺんで気に入ってしまい、こたつ布団が復活してもなお、この場所でこうして寝るのがやめられない彼女なのです。
ペン先が出てくる穴周りとクリップが一体で成形されているキャップレス。いまだに、何でこれを作らないんだろう、という声が高いのですけれど、販売されていた当時は売れてなかったんですから仕方ありません。このペンも、黒、青、赤と三色、三越百貨店の見切り処分で安く手に入れたものです。
良いですね、この造形。萬年筆自体がちょっと変わった筆記具、普通の人はまず選ばない筆記具であって、尚且つその中でも特殊な形をしているのですから、これであれこれ形のバリエーション増やして欲しいというのは無理な注文なのでしょう。実際、軸の材質や塗りを変えただけのものでも、各店舗限定品などとして出されると人気殺到です。それがキャップレスであるということこそが、キャップレスの最大の魅力なのでしょう。

内側はともかく、外側は円ではなくて多角形という断面。握りやすいですし、復活してもらえたら本当に嬉しいのですけれど、今の時代、ただ昔の形を再現するだけでは商品力としてどうなの、だということもあるでしょうから、こればっかりはヘンタイさんたちがいつまでもうめき続ける、という話になるのでしょう。
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