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2022年12月23日 (金)

ひくつ

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 寝ているところを撮影されて、ちょっとびっくりした「ちち(仮名)」さん。このあと、盛んに鳴いておりましたけれど、長女になだめられてそのまま寝入ってしまったようです。かいぬしもまたこたつむりの状態で自然死してしまったので、彼女の入眠に至るプロセスは確認できておりません。とっても寒い1日でしたので、こたつに沈んでしまったが最後、抜け出すことはできなかったのです。

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 こういう本が上梓されたので、さっそく読んでみました。卑屈な奈良県民Bot、というのをご存じの方なら、アレか、と。ファンキー竹取物語も紙の上で読めます。

 奈良県民っていうのは、まぁそう、卑屈なのかもしれませんね。どこの都道府県でも、全国でいちばん〇〇〇・・・ってことはあると思うのですが、奈良県民の場合、これが一番だとか上位だとか知るとホンマかいなとなり、最下位に近いと知れば納得する。そういうところがあります。この本は、まぁ奈良が全国に誇る本、といってもよいのではないでしょうか(笑)。

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 公立学校における教員一人あたりのPCの台数、っていう訳のわからん統計があって、平成28年頃で奈良県は全国46位でした。同じ頃に、非正規教員、すなわち臨時雇いの先生の割合という統計では、なんと栄えある全国第一位。今は沖縄や埼玉に押されて一位から滑り落ち、いや、這い上がっているようですけれども。

 で、県教委の指導主事が、県内各校の管理職を集めて、PCの台数の方を5年以内に全国第一位にするぞ、と宣言したわけです。そこで平成の世が終わり、令和に入ったと思ったらコロナ禍。そのとき奈良県は、GIGAスクール構想に基づいて、県内のほぼすべての市町村で同じ機種を子ども向けに導入する、という離れ業をやったわけです。ついでに、県内すべての公立小中学校で通知票の様式が統一されています。あと2、3年すると、県内で転校した場合、いろんな書類もすべて電子的に転送、ということになる予定で、そうなった暁には、公立高校の入試に関してもいわゆる内申書などの各種書類が電子化されることになっています。結構凄いのです。

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 ま、そういう、全国で一番、的なことが奈良県で行われてる、っていう話をしますと、皆例外なく「ウソやっ!」ってなるのが奈良県民です。そしてこの本のカバー・・・奈良県らしきもの、で埋め尽くされてますね。

 そういうことは抜きにして、いい本だと思います。ぜひご一読を。

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