イヴ
聖なる夜に、静かに眠る「ちち(仮名)」さん。今週、飼い主は6連勤でしたので少しバテ気味ですが、半日勤務が終わって帰宅後には冬用のタイヤに交換するという作業が待っておりました。ガレージにある車に手歯止めとジャッキをかけて持ち上げては下ろす、というのを繰り返すだけの作業ですが、準備やら手順やら、気をつけるべきことなど、息子には身につけておいて欲しいと思っていますので、次男を引っ張り出して手伝ってもらいました。しゃがんで車の下を覗き込んだり、タイヤを持ち上げたりする作業、やはり人にやって貰うと楽ちんです。
昔からこのBlogでは、クリスマスカラーだ、というだけでこの日によく出てくるPILOTキャップレスの絣、赤と緑。街にあふれるこの色の飾りも今日で見納めです。そういえば、「X`mas」っていう広告や販促の見出しなんかを、このところあまり見ないようになりました。散々間違ってるのなんのと叩かれつつも、なかなか是正されなかったこの表記も、少なくとも私の身の周りでは今年は見た記憶がありません。間違いが街にあふれている、という状態が改善されたという意味では良いことかと思いますが、それだけ世の中の不寛容さが増した、ということなのかもしれませんから、喜んでばかりいると、遠からず私のようにちゃらんぽらんな人間は社会から抹殺されるようになるのかもしれません。
あと1本、白い絣を手に入れたらコンプリート、なんてことをいっていた記憶もありますが、いまだにそのままです。それを成し遂げたとしても、使いもしないペンが1本増えるだけ、ということになるわけですが・・・。
キャップレスはその性格上、どうしてもハードに使われてしまいがちです。私のようにものの扱いがぞんざいな人の場合、特にその傾向が強いのではないかと思います。キャップレスLSの内部機構が錆びるかもしれないから交換しますよ、というときにも、関係のないもう一方の外装まで交換してもらえたのは、それだけ荒い扱いをしていて「色が合わなくなるから」だったのです。いや、キャップレス持ち歩いて使っているからといって、短い日々で軸の色があせてしまうような人、ほかにもいるんでしょうか。
そういうことなので、5本収まるケースには、白い絣の代わりに螺鈿が入っています。そう、螺鈿なんて、持ち歩いて使うのは危険すぎます。もっというと、萬年筆なんて繊細な筆記具、そもそも私には無理、ということなのかもしれません。
当方の住むど田舎にはまだX’mas現役です。とはいっても少数派になっているようです。
ま、間違いではあってもキリスト教徒ではない多くの日本人にはど~でもいい表記なんでしょう。明治期の意識高い系の出鱈目翻訳で、ずいぶんと変な方向に外国文化が導入されたままになっていますし、日本プロ野球機構の翻訳だって、望ましいを必要と訳すなんてといわれておりますよね。このあたりそれぞれの単語にどの程度の意味合いをもっているのかという問題にもなりますけど。
投稿: くーべ | 2022年12月25日 (日) 09時20分
くーべ さん
最寄り駅から自宅までのバスを駅前で待つ間、ショッピングモールのその時期のキャンペーンの広告が嫌でも目に入るのですが、ここから、見事にX`masが消えたのですよ。恐らくはその、意識高い系の人がご注進、或いは苦情申し入れに及んだものと思われますが、そういう人が多いと住みにくい、っていうのもまた事実。自宅の近所でもあぁだこぅだと小競り合いみたいなことになっております。
私もこれから本格的に年寄りの仲間入りですけれど、先輩方のお年寄り達が実に意識高く、なおかつゆずるということを知らない人たちなので、この先、結構近所づきあいもしんどくなりそうです。そんなとき、「超訳」ではありませんけれど、自分の都合の良いように人の意見を理解する、っていう手法を使えば、少しは気が楽になるのかもしれません。
投稿: つきみそう | 2022年12月26日 (月) 00時00分
やはり人付き合いの基本は「豚もおだてりゃ木に登る」に限りますよね\(^o^)/
投稿: くーべ | 2022年12月28日 (水) 18時46分
くーべ さん
その手でよく人をこき使って・・・・・いや、そんなことしてはいけませんよ。
投稿: つきみそう | 2022年12月29日 (木) 09時58分