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2022年11月25日 (金)

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 つまらんなぁ、という顔で寝床に伏せっている「ちち(仮名)」さん。飼い主が帰宅してしばらく遊んで貰ったのは良いのですが、あろうことかそのあとで飼い主が「一人で」おいしそうなパンを食べ、なおかつお裾分けがなかったことに納得がいかないのかもしれません。彼女は本当に良く心得ていて、お母さんに対して「くれ」と吠えることはほとんどありません。そんなことをしても無駄ですし、怖い顔で叱られるだけだからです。逆にお父さんや大きいお兄さんに対しては、押したら通るかも、という期待を抱いていますので、ガシガシ押してくるのです。しかし本日はワンコにとって体に良くなさそうなものが入ったパンを食べていたので、さすがのお父さんもお裾分けをしてくれなかったのです。

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 セイラーのポケット萬年筆。18K-WGのペン先をもつ、その時代にあってはメインストリームの萬年筆であったと思われるものです。ぺんてるのケリーと全長がほぼ同じだなぁ、というだけのことで、並べて記念撮影。ケリーの方がホンの少し長いのですが、無視できる差です。

 この両者ともに、キャップの存在こそがすべて、な筆記具です。このキャップがあるからこそ、その個性が際立つのです。

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 キャップを外して、嵌合部分をそろえて並べてみます。どちらも、キャップ、もう少し短くてもいいんじゃないの、という感じに見えます。ケリーの方はキャップに収まっていない部分の方がしっかりと長いのですが、セイラーのポケット萬年筆の方は尻軸が変に長い感じがします。中にカートリッヂを収めなくてはなりませんから、一定の長さは必要でしょうけれど、それならキャップに収まる大先の部分をもう少し長くして、尻軸を短めにしておいても良かったのではないか、と素人の私なんかは思ってしまうわけです。でもそこには、バランスとか見た目の印象とか、きちんとした理由があるのでしょう。

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 キャップをポストした状態。このようにすると、セイラーのポケット萬年筆の方が少し長くなります。この場合、キャップに隠れてしまう尻軸の長さは全く関係ありませんが、大先の長さから見て不必要に長く見えたキャップそのものの長さ、それが効いてきます。ケリーについてはその独特のメカニズムの関係もありますから、まぁこんなもんでしょう、というキャップの長さ。

 使うときには使わないのに、使わないときに使うもの、なぁ~んだっ、っていうなぞなぞ。正解は多くの場合、お風呂の蓋ですね。萬年筆など筆記具の場合、ポストしない人にとっては、キャップというのもこのなぞなぞの答になるでしょう。私は何でもかんでもポストする人で、それができないからファーバーカステルの萬年筆は持ってない、っていう人なので、キャップがあって初めてその機能が発揮されるポケット萬年筆は大好きなのです。PILOT遺骸の国産メーカーからも、復刻製品が出れば良いのになぁ、と思っているのですが。

 

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コメント

良いですよね、ケリー。私も愛用してます。万年筆使う人は筆圧が低いと思うので、2Bより柔らかい芯(4Bとか)を使うと気持ち良く書けると思いますよ。

 すいどう さん

 しかもこれ、0.7ミリ芯使うタイプですから。でもケリーって、書かずに握ってるだけで満足感があるんですよね。もっと早くに自分のものにしていなくてよかったです、ほんと。

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