本来の目的は
いつもと違う場所で「仕方なく」眠っている「ちち(仮名)」さん。普段は食卓のすぐ脇にお気に入りのクッションをおいて貰って寝ているのですけれど、あろうことか、そのクッションの上で粗相をしてしまったのです。当然、洗濯するためクッションは没収。で、食卓から離れたところにおかれた、気分転換のためのクッションで寝ているのです。
飼い主がそばに来るとササッと立ち上がって、じっと顔を見るので、このクッションを持ち上げて「正規の」場所に置いてやると、非常に嬉しそうな表情をして、そそくさと眠る支度である「ホリホリ」を始めました。やはり、眠るのに場所は重要な要素であるようです。
これは何か、と聞かれたら誰でも答えられます。鉛筆削りです。気の利いた学生なんかだと、ペンケースにこういう小さいのをしのばせていたりもします別にシャープペンシルで勉強したって何の問題もないのですけれど、鉛筆には鉛筆なりの良さもあります。そういうことがわかっている子は、鉛筆を手放さないようです。
これは無駄に大きな鉛筆削り。ピノキオの顔になっています。伸びた鼻の代わりに鉛筆を突っ込んで削ります。お顔の中は鉛筆削りと削り滓の収納スペースになっているのです。一発芸的な、これ、オモロイやろ、と見せびらかしたらそれでおしまい。実用性の面でも、特に使いやすいというわけでもありません。
使い込んでいくことによって、この白木が真っ黒になっていくのですね。そのうちその黒いのが外側にも広がってきて・・・ということになるのでしょう。だったらプラスチックでもよかったのですけれど、木工品ならではのぬくもりが良いのでしょうね。
大昔のアニメなんかに出てきそうなロボット。それも、相当融通の利かなそうな、そして簡単にバグってしまいそうな感じが出ています。昔はロボットというとこんな感じでした。もうちょっとマシなデザインのものが「サンダーバード」なんかには出てましたけれど、まぁ、ロボット、といのはこういう形にしておいた方がわかりやすいのでしょう。
胸の部分を開いて鉛筆を突っ込み、削るようにグルグル回していくと、何故かロボットの内部でゼンマイを巻くような音がして、前へ前へと歩き始めるのです。二足歩行ロボットというのは、ある意味、人類の夢でもあったわけですけれど、鉛筆を回しつつ綺麗に歩かせるのはなかなかに難しいことなのです。
本当は、超高級な鉛筆削りが欲しいのです。そう、西班牙のアレです。でも、手に入れたとしても、多分使わないままホコリを被らせてしまうことになるんだろうな、と思いとどまっているのです。
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