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2022年10月19日 (水)

銃鉄

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 寝ているようでいて、実は台所の方をじっと見ている「ちち(仮名)」さん。誰かが台所にいると、何かおいしいものを食べてるんじゃないかと気になって仕方がないようです。暴飲暴食が得意技だった飼い主も、このところ歳相応にお腹が衰えてきて、おにぎり二つでしんどいと感じるようになってきました。特に体調に変化はなく、各種検査結果もいつもどおりですので、これはやはり、喜ぶべきことなのでしょう。

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 萬年筆蒐集において暴飲暴食だった頃に手に入れたもの。家のどこかにあるはず、という記憶だけはあったのですが、手元に届いたときに確認したのみで、インクを入れたこともなければ、その日以来日の目を見たこともないというかわいそうな1本です。梱包用のエアーキャップに地図がプリントされておりますから、あのお店がらみのものね、とわかります。

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 オリヂナル萬年筆を作るならほぼ一択であったセイラー製。国産の他の二社でも無理ではないけれど、最低ロット数やら何やら、相当ハードルが高いのだと聞いたことがあります。この頃、というか少し前まで、セイラーにお願いするのが一番やりやすかったのかもしれません。

 革紐などを通せば首にかけられるように作られた革のケース。これは多分、あのお店の・・・と思います。

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 写真を撮るのが下手くそなのでワインレッドに見えますけれど、綺麗な赤いキャップ。一時、このタイプが市場から姿を消していたときに何故か欲しくなって探しまくっていたことがあるのですが、しっかり手元にあったのでした。しかも、普通ではない仕様のものが。

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 気がつく人はここで。ペン先の刻印がどうの、とかそういう問題ではありません。そこに目が吸い付けられている内はまだ引き返すことができるはずです。なんだこの大先は、と言ったりしてたら、もう引き返せないところまできているのではないかと。

 こんな小さくて短いペンで、低重心、なんて言ってもどれだけ効果があるのかわかりませんが、手に持ってみると、いい感じではあります。アカゲラをモチーフにした萬年筆だったのかな、とかすかな記憶が。

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