Trip or •••
顔を上げ、こちらを見て愛想を振る「ちち(仮名)」さん。明日の晩もこんな感じで、おやつをくれへんかったらイタズラしまっせ、などと言いそうな顔をするのかもしれません。
いっぽう飼い主は今、高速走行中の列車の中でこの記事を書いています。例によってホンの思いつきでTIPSを覗きに行ってしまった、その帰りです。
ちょっと思いついたときには、すでに本日の午後の部しかチケットが残っておりませんでした。整理券をもらってまで入りたい、あれだけは買わなければ、なんて人たちや出展者、運営の皆様には申し訳ないのですが、もう萬年筆はいらないし、インクも不要だしガラスペンに興味はなく、紙物は買っても惜しんで使わないままになるのがわかっていますので、じゃあ、何しに行ったんだ、ということになります。
会場とその周辺で見知ったお顔を見かけたらご挨拶を、というのが主目的でして、正直、それだけのために安くはない電車賃かけてまで行くか、と自問自答したわけですが、結局は来てしまいました。私にとっては、実は萬年筆に出会うよりも、そっちの方が楽しい、という風になってきております。歳のせいでしょうか。
今年は、いつもの年よりも萬年筆色が濃いと感じられました。個人的には良い傾向と思います。この会場では400人ほど「しか」入らないので、来年は二つのフロアに分かれての開催を予定されているという噂も聞こえました。それでキャパシティが上がる分、当日券、ってものもご検討いただきたいところです。こんな勝手なことを言う奴がいっぱい出てきますから、イヴェントを企画、運営するって、本当に大変なことですね。
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