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2022年10月18日 (火)

Hidden

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 寝ている間に写真を撮られないように・・・とお布団を立ち上げてお顔を隠して眠る「ちち(仮名)」さん。この形を創り上げるまでには相当な時間と、見ていてかわいそうになるほどの「きゅんきゅん」と「ほりほり」があったのです。しかし、一度形がキマってしまえばお気楽極楽で、朝までぐっすり・・・ではなく何かの拍子に起き上がるまで鼾をかいて眠り続けるのです。

 今の職場でも、ありがたいことに夏季特別休暇というものがあります。7月から10月の間に5日間、できるだけ2日以上連続で休みなさいというありがたいお達しが出ていたのですけれど、今の職場で初めて過ごす夏休み、猛烈に忙しかったら何としょう・・・と様子を見ていたところ、いつの間にか夏は終わり、長袖の服が恋しい時節となったので、叱られないようにと慌ててお休みをいただいて、昼頃まで寝ておりました。

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 午後からゴソゴソと動き出して、間近に迫った神戸ペンショウ2022の入場チケットや整理券などを作るための資材の買い出し。年ごとに、同じようなチケットでも求められる役割や券面に盛り込む内容などが変わっていくので、毎年イチから作るような感じです。特に今年は、1日目と2日目の入場チケットが全く違う形になりますので、そのあたりも含めて、ボチボチ試作を始めないと間に合いません。

 そんな関係で、本日も手近に転がっていたペンを拾ってきての写真撮影。プラチナ・グラマーのマット軸、通称「カラス」と、これまたその辺に転がっていた小さなペンです。ところが実際には、グラマーさんの方が付き合わされた感じ。メインはこの小さなペンの方なのです。

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 小さいながら、この子、凄いのです。いっちょまえにスタブ? それともカリグラフィ用でしょうか。こんなちっこいペンで、洋画のタイトル画面に出てくる、羽ペンで優雅に綴られるような文字を書けるのでしょうか。

 グラマーさんにしても、キャップをお尻に挿してもたいがい短いので、実用性云々よりも見た目のウケ、一発芸的なところが大きいのですが、それでも真面目に中字とか。萬年筆しております。もっと言えば、お仲間内には14金のペン先を持った方もいらっしゃるほどです。

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 で、結局、ちっちゃいのは、メカニカルペンシルなのでした。ノックするまで、このガイドパイプ的な部分は引っ込んでいて、「ペン先」に隠れております。芯はお尻のキャップを外して入れるタイプで、ちゃんとメカニカルペンシルらしくなっております。

 クリップやキャップリング、「ペン先」はもちろんのこと、胴軸やキャップにも、自分は何者です、ということが一切示されておりません。名前も素性もわからない小さな子なのです。どなたか、ご存じの方があればご教示ください。

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