ふらふら
おやつを貰って早く寝たいので、ケージに入ってアピールする「ちち(仮名)」さんですが、不覚にも寝落ちしそうになっております。それを見ている飼い主も、体調不良でふらふらです。あぁしんどいなぁ、という主たる原因は、明日か明後日には主治医を受診しなければならないということ。そのために体調{?)を整えているのですが、日頃乱れている食生活を、このときとばかり清く正しい食生活に戻すので、体が嫌がって体調不良になるのです。これでは何をしていることかよくわかりませんが、朝目覚めたときの爽快感は格別なので、おそらく正しいのでしょう。具体的にどういうことをやっているのかは、あまりに壮絶なので控えます。
そんなわけで、大量に積み上げられた箱の山から萬年筆を探してくるのも億劫、ということで、手近にあるこの1本。ペリカンの萬年筆は大好きですが、M600サイズはサハラを除いて手元になく、M400サイズのものもトレドがほとんど。そんな中、なぜか「普通の」M400ですが、これも、いつ、どうして手に入れたのか記憶がない1本なのです。
※どうやらこれ、#600というモデルのようです。
彫りの天冠。当然ながら雛は2羽。これより古い、もうパッと見なんの模様かわからんやつは、多分我が家にはないと思います。プリント天冠のM400系というのも、多分ありません。どうせ字が下手なので、見た目、大きくて立派な萬年筆が良い、というわけでM400には手が伸びないのです。
綺麗な状態なので、インクを入れて書いたことはないのだろうと思われます。キャップレスなんかは大好きなのですが、しっかりと長い目の手紙を書いたり、気の張る書類に記入したりするときにはM800なんかの出番です。いろんな場面を考えてみても、私にとってM400の出番はないのです。実に不憫な萬年筆です。こいつに18Cのペン先。こういうモデルもあったのか、それともガッチャマンなのか。真相は不明です。
コメント
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この子,90年代の#600初期型18C付きではないでしょうか?
日本ペリカンに吸入の修理に出した折,#600と教えていただきました。
私の子には,ツートンカラーの14Cがついています。
キャップリングにはW.Germanyとあります。
投稿: Ikonta | 2022年10月17日 (月) 17時11分
Ikonta さん
ご教示ありがとうございます。「M」600にしては短いし、でも400なら14Cだろうし、とあちこち探してみていたら、「W-」がとれたあとの#600、ということのようですね。ごく稀にふしだらな書き味のニブが付いてる個体がある、っていうのはこいつのことでしょうか。
何でも外に出してさらしてみると、新しい知見が得られて良いものです。
投稿: つきみそう | 2022年10月18日 (火) 02時02分