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2022年9月26日 (月)

えんぴつ

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 なかなか寝付けない様子の「ちち(仮名)」さん。実はこんな彼女のケージの前で、飼い主は3時間ほど意識を失っていたのです。あぁ疲れたなと「ちょっと一服」のつもりで横になると、意識が戻るのは3~4時間後、ということがよくあります。我ながら笑ってしまうのは、冬場には寒い寒いと思いながら寝続けていること。起きているのと寝ているのとの間ぐらいの意識レヴェルで、ず~っと横たわっているのです。そのうち、老いが進めば、この状態から二度と起きないまま、翌朝家族に発見される、っていう最期を迎えるというのも、あながち冗談ではなさそうです。

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 机の引き出しを整理していて見つけた10B鉛筆。鉛筆の芯の硬度、一応は6Bから9H、ということになっています。ご存じのように、BはBlack、HはHardで、その両方を兼ね備えた、という感じなのがHB。ですので、3B、2B、B、HB、H、2H、3Hという並びになるのですけれど、どういうわけかFirmなんていう変な記号が存在します。具体的にはHBとHの間です。私自身、ヘンタイなので、一時期はFの鉛筆ばっかり探して使っていたりもしました。HBあたりとどう違うのだ、と聞かれても、さぁ、という感じですけれども。

 もっとも、6Bから9Hまで、なんてのはあくまでJIS規格のお話で、この三菱ハイユニシリーズは10Bから10Hまでのラインナップを誇りますし、ステッドラーは12Bなんて鉛筆を出しているようです。昨今は筆圧の低い子どもが増えていて、小学校入学時点で2Bの鉛筆でもなかなか筆跡がはっきりしない、なんてこともあるようです。筆圧低いんなら萬年筆いく? なんていう話ではなくて、これけっこう深刻な問題ではあります。

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 もう一本出てきた変な鉛筆が、ドイツはLYRA謹製のこちら。長くて三角断面、しかも太い。こんなの削れる鉛筆削りなんてあるんでしょうか。いや、探せば多分あるはずです。浜の真砂は尽きるとも、世にヘンタイのタネは尽きまじ、と二右衛門マスターもおっしゃってます。

 自分は、世界でも五本の指に入るほどの不器用な人間であると自覚していますので、ナイフを使ってこの三角形断面の鉛筆を実用できるように削るなんてことは不可能だと思っています。不器用であるということは本当に哀しいことで、日常生活のあらゆるところで不便ですし、クルマの免許を取ろうと教習所に行けば入所を断られるし、とにかくこれまでの60年、いいことなんてひとつもありませんでした。

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 今、もし学校にナイフを持ってきて鉛筆を削ろうとする子どもがいたら、教員としては全力で止めたいところです。ナイフは危ない、っていう意識がそもそもないので、自分や他人を傷つけることがわかりきっている、という状況でも悪気なく振り回したりします。で、そういうことは、小さい小さい頃から家庭で教え込んでおくべきことなんですけれど、そういうのを全く飛ばして、それでもナイフを持たせて、怪我をしたり刺せたりすると教員の管理監督責任を問う、っていうパターンですから、ナイフで手を切りながら成長するもんだ、ってわかっていても禁じるしかないのです。

 今いる職場、30代から50代の女性ばかりが同僚としているのですけれど、マニュアル車の運転のことでも話が通じないし、ナイフで鉛筆を削った経験のある人もいません。10歳か20歳違うだけやんか、と思っていますけれど、その辺のギャップ、相当に大きいようです。

 

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コメント

人気のBLACKWINGだと軸に硬度の表示はありません。中身は日本で製造しているとあって書き心地は良好なようです。鉛筆の硬度はあくまで目安のようで、海外製の鉛筆の2Bは国産のHB程度のような印象です。ステッドラーの12Bも手に入れましたが、まだ使ったことはありません(^_^;)

 くーべ さん

 そちらへ行かれてから、台風その他、狙って訪問しているような印象ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 あくまで雰囲気ですけれど、JISマークのある国産品でも同じ硬度表示で書いた感じが違うものをいくつも見てまいりました。目安に過ぎない、というのが正解ですね。

 BlackWingは、あの四角形が良いのだ、という人が多いのですけれど、四角形だからあかん、という人もいますね。私はあかん人の方です。

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