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2022年9月25日 (日)

放置

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 寝てはいますがまだ意識がある、という「ちち(仮名)」さん。写真を撮る飼い主には、「起こさんといてねっ!」という家族の声。ここまでおやつを与えておとなしく寝させたのだから、それこそ寝た子を起こすな、ということなのです。彼女は飼い主が帰宅すると、律儀に起きてきて愛想を振りまいてくれますが、このような状況では、それが逆に「せっかく寝たのに・・・」となってしまう可能性が高いからなのです。

 三連休を満喫した飼い主は、最終日に大阪にある超大型ペットショップに行ってみたのです。目的はカメさんの飼育に関するグッズがどれだけあるか、ということでしたが、それについては特に目新しい発見はありませんでした。しかし、職場で飼っている「まりりん」と同じニホンイシガメの生体に6980円という値札が付いているのを見てびっくり。逆に言うと、そんなのが溝の中でウロウロしている、ってどんだけ田舎なのか、と改めて奈良県の良さを再発見したことでした。ちなみにそのペットショップでは、ブタさんとかクジャクの雄とか、とにかく目を引く生体が売られていましたけれど、小さな子どもにねだられてエキゾチックアニマルを買おうとしていた家族連れが何組かいたのですけれど、実に危なそうな感じでした。カワイイッ!、ってだけでペットなんぞ飼うと、放置、そして捨てるなんてことになる可能性大です。覚悟がないなら飼うなよ、お互いの幸せのためにも、と言いたいところですけれど、まぁ、見た目チャラいから世話をしない、って決めつけはよくありませんね。

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 師匠のBlogを見て、あぁそうそう、ウチにもあるはず、と引っ張り出してみたら、こんな状態になっていました。わ、こいつら飼えるんかとよその人をバカにしてる当人が、萬年筆をほったらかしにしてこんなお姿にしてしまいました。ま、磨けば良いのですけれど、こういう模様のやつは綺麗に磨くのが実に難しいので、そもそも硫化させないってことが大切だというのに・・・。

 クラシックペンズのCP2、銀軸のシェーファー・タルガです。そしてこれはWAGNER2009SP2なので、Bニブつきです。東京まで出かけていって受け取り、その場でらすとるむさんに調整していただいたものです。当然、即インクカートリッヂを挿して、あぁ佳きかな、などと喜んで、その後はしまい込んであったので、そのまま干上がっているはずです。

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 わぁ、と声が出るほど汚いペン先。これはいけません。萬年筆がかわいそう。さっそく綺麗に洗浄してあげることにしましょう。そして、軸も心を込めて磨き上げることにします。銀軸は黒くなったものほど尊いのだ、という日頃の主張はこの際忘れることにします。この萬年筆はやはり綺麗にピカピカしていないといけないはずです。

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 干上がったカートリッヂの中に、小さな球が転がっています。これは、カートリッヂの「栓」だったものと思われます。シェーファーの場合、カートリッヂを挿すと実に小さな穴が空くのですが、その部分を塞いでいたパーツでしょう。この球がコロコロ転がることで、カートリッヂ内でインクが棚吊りを起こす可能性がグッと少なくなりますから、けっこうなことだと思います。

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 ケースに収めて放置してあったので、上面、すなわち空気により触れていた部分がしっかりと硫化しています。上が汚くなった部分で、下がその反対側。こうして見ると、丁寧に磨けば何とか綺麗にできそうな気がします。何より、天冠と尾栓の部分が真っ黒になっているところに、本当に銀なのだなぁ、と変に感心したりしております。

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 こうやって手元にある萬年筆を次々と棚卸しして、もう自分には必要ない、というか、手元に多いておく気がなくなったものはどんどんお嫁に出していかないといけませんが、怠け癖というものはなかなか治らないもので、そのための作業は遅々として進んでおりません。お盆の頃までに頑張って片付けをして空けたスペースに、また別のところからやってきた物品がドンと積み上がっている、という状況。季節はもう秋。だんだんと気候も良くなってきましたので、再度、頑張ってお片付けに励みたいと思います。

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