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2022年8月12日 (金)

参加?

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 え? 私は? という表情の「ちち(仮名)」さん。昨日から本日にかけて、お仏壇の置いてある部屋が綺麗に片付けられ、お参りに来てくださるお坊さんを迎える準備が整ったところで、「部屋が広くなった」と嬉しくて仕方がない彼女。お掃除をしているお母さんにつきまとって叱られたので、しばらくお布団で不貞寝しておりましたが、お坊さんが来られたのを察知するや、この表情です。訪問者が来ると遊んで欲しがる、全く番犬にはならない柴犬で困ります。

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 綺麗にする、ということでは最も難儀なインク、PILOTの色彩雫シリーズ。これが指に付くと、アルカリイオン水を吹き付けてメラミンスポンジでこするぐらいのことをしないと落とすことができません。また、因果関係は全く不明ですけれど、我が家の萬年筆に嬉しがって入れていたところ、そのうちの何本かで軸の破損が見られた、という恐ろしい体験もあって、現在は使用停止としているインク達です。

 これ、どうやって処分したものでしょうか。使いかけでなおかつ年月が経っているインクなど、欲しがる人はそうそういないでしょうから、最後は下水に流すという掟破りの処分をするにしても、箱や瓶など、難儀なものが残ってしまいます。

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 折しも本日は、バルス祭の日。今、こうして記事を書いていますが、もうすぐバズーとシータが手をつなぐところです。一緒にバルスと唱えたら、このインクたちが一瞬で滅びる・・・なんてことはありませんね。

 昨今はバルス祭そのものを知らない人も増えてきて、知っている人も「どうせ落ちないんでしょ」と不参加というのが多いようです。あの鯨を見るためだけにワイワイやってた頃が馬鹿らしくもあり、懐かしくもあります。残念なことに、我が家には青い石のついている萬年筆、これしかないので、とりあえず。

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コメント

神戸の老舗文房具店でお会いする方は、「葬式の出棺のときに、インクを棺桶の中に掛けてくれ、白装束が色とりどりなってええやろ」と家族にお願いしているそうです。
液体を大量に棺桶に注ぐのは葬儀屋が嫌がりそうですが、そもそもご家族も実行には移さないと思いますが。

 Hitoshi Andrew OHGAKI さん

 その神戸の老舗文房具屋の先代社長の棺には、PILOTのスーパー500だったかウルトラスーパーだったかがいっしょに収められたそうです。あぁっ、もったいない、って思うバチあたりがここにいます。

インクを直接流すのは憚られるので、正しいかどうかは分かりませんが、古い布やティッシュに含ませて、ビニール袋で包み、燃えるゴミとして出しています。

 すいどう さん

 確かに、下水道にあれこれいけないものを直接流してはいけませんね。ぼろ布に吸わせるというのもいい手ですが、私にはできそうにないので、別の処分方法を考えるしかなさそうです。
 メルカリにKAKUNO1本とインク瓶二つ、なんて感じで出品するかな。でも送料が負担になりそう。

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