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2022年7月10日 (日)

いつ?

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 目覚めると、「ちち(仮名)」さんがこちらを見て笑っていました。おっ取りカメラで撮った1枚。構図も何もあったもんではありません。

 本日は久々に妻とランチに出て、蒸し暑い京都の街を歩いてきました。来週末は山鉾巡行。四条通、大丸の辺りでは長刀鉾を建てる作業が行われておりました。明日完成して、明後日には試し曳きだそうです。

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 日曜だからと行ってフラフラ出歩いている場合でもないのですが、未整理のままとりあえず積み上がっている萬年筆の整理をするのもこの暑さに負けて滞りがち。気分を変えてお出かけというのはやはり良いものです。

 その昔、萬年筆蒐集を始めた頃は、やはり使ってなんぼ、などと言いつつ、手に入れた萬年筆には片っ端からインクを入れて実戦配備しておりました。どんどん増えてくる萬年筆、それに対して12本入りとか20本入りとか、とにかく大容量で、かつ持ち歩けるペンケースを探し求め、それを持ち歩いて時間ができれば悪戯書き、という実に生産性の低いことを繰り返しておりました。まぁ趣味ですから生産性は関係ありませんし、そもそも、タダでもらえるボールペンでも十分に字は書けるのに、1本数万円もする萬年筆を使って下手くそな文字で紙を汚すというのもおかしな話です。まさしくヘンタイです。

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 1本挿しのペンケース、それも革製でしっかりしたものを探していて、あぁこれだ、と掴んでみたら中身が入っておりました。開けてみた瞬間にそれとわかる、アウロラのオプティマです。こんな軸、いつ手に入れたのだろうと思いますが、安いものでもありませんし、自らの意思で購入したものに違いありません。

 ペン先を裏返してルーペでよく見ると、かすかに「B」という文字が見えるような気がします。なのでこれは太字なのでしょう。こいつに適当なインクを呑ませて、ちょっと気になっている写経に使うというのも良さそうです。

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 般若心経、わずか256文字ほどのものを写経するのに相当な時間がかかります。先日のペントレ会場でケロ御大が写経されているのを傍で見ておりましたが、柔らかいペン先を持つペリカンのM300を使ってものすごい速さで書かれるのに驚嘆したことでした。私などはガチガチに堅いペン先を持つ萬年筆を使ってもその半分の速度も出ないと思います。

 薄墨よりまだ薄い色でお経が印刷されているところをなぞって書いていくのですが、哀しいことに文字が薄すぎて見えません。かといって濃い文字で印刷されたものをなぞると、ホンマにこれ、なぞる気あったんか、と言われそうなほど、元の文字と自分の書いた筆記線とのズレが激しくて、以下に慈悲深い仏様であっても突き返されるような写経になってしまいます。

 オプティマは軽いので、案外、写経に向くのではないかと思っています。こいつで少し練習してから、本題であるチタンで写経、と言うところに進むのがよろしいのではないかと思っております。

 

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