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2022年7月18日 (月)

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 寝てはいるけれど眠れてはいない「ちち(仮名)」さん。何日かに一度はこういうことがあって、こんなときにうかつに写真を撮りに行くと目を輝かせながらとび起きてくることがあるので注意が必要です。幸いこの日はこのまま動くことはなく、しばらくすると寝息を立て始めました。

 そういえば、静岡へ出発する前の晩、リヴィングルームで寝落ちしてしまい、夜中に目を覚ますと彼女がニコニコしているのとばっちり目が合ってしまいました。起きたんだったら遊びましょ、と言っているような表情でしたが、気がつかないふりをして目を閉じました。夜中に遊びだすと、興奮してどうにも止まらなくなることが往々にしてありますので注意が必要です。

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 この三連休、実にゆったりと、したいことをして過ごすことが出いました。静岡へお邪魔するにしても、朝はゆっくりと家を出て、近鉄特急と新幹線でうとうとしながら気が付いたら静岡駅、という感じで、その晩の大雨こそ難儀ではありましたけれど、翌日も伊豆急行に揺られて、これまたうとうと。行きたいところへは行きつつも、しっかりうたた寝もしてしまうという、ある意味理想的な休日でした。

 聞くところによるとこの三連休、閻魔大王様もお休みなのだそうで、お盆前の忙しい時期を控えてゆっくりされているとのこと。そこで、この世とあの世の境に建っているといわれる、京都の六道珍皇寺へお参りに行ってきました。

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 京都の西のはずれ、化野のあたりと、東のはずれ、鳥辺野のあたりは風葬の地。人が亡くなるとそのあたりへ運んで行ったそうですが、このお寺の前を通る松原通は昔の五条通であり、葬送の道でもあったのだとか。遠く唐の国まで聞こえるといわれる梵鐘、迎鐘。窓の下にウサギのしっぽのようなものが見えますが、これを引っ張り出して、最後のあたりで思い切り引けば、ゴォ~ンと良い音が響きます。

 何よりこのお寺のお庭には、小野篁が毎夜、冥府に通うために通ったという井戸があります。行くときはその井戸から入り、その傍らにある黄泉がえりの泉から戻ってきた、というのですが、事実であるとすれば毎日不眠不休で朝廷と冥府に仕えていたことになるわけで、実にタフな人だったのでしょう。しかし、そういうことができる人が、普通の人間であるはずもありませんね。

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 左が冥界へ行くときに使ったといわれる井戸。右が黄泉がえりの泉です。年中いつでも公開されているわけではないので、事前に確認が必要ですね。京都をはじめ、関西では旧盆、すなわち8月中旬にお盆の行事をしますので、これから一月ほどの間は、お仏壇の掃除をしたり、部屋の片づけをする、あるいはお墓参りやお墓の周りのお掃除など、あれこれと忙しい時期になります。学校に勤めていた時には子供が夏休みに入るので、ある程度自分のペースで仕事ができたのですが、今年は逆に、夏休みに入ると普段より忙しくなりますので、計画的にお掃除を進めないとお盆に間に合いません。我が家のお仏壇を置いてある部屋も猛烈に散らかっておりますので、また何か発見がありそうです。

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