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2022年7月26日 (火)

つなぐ

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 夜半にめざめて壁を見ている「ちち(仮名)」さん。特に何を見ているわけでもなく、ただ目が開いただけなのでしょうが、そこへ飼い主が写真を撮りに来たので視線を合わせるわけにもいかず、そのまま壁を見ている、というところです。

 数年前、夏の甲子園の応援に向かう人たちを乗せた観光バスが奈良公園の木陰で一休み、というのがけっこう話題になりました。あまりの暑さにエアコンがほとんど効かなくなったので、木陰になっている駐車場で路面に水を撒き、その上にバスを駐めてしばらく待つ、というものです。気温も、そして路面の温度も高くなっているので、吸い込んだ空気を冷やすのも限界、ということだったようですが、私の職場でも本日は同様の症状が出てしまいました。室外機からは猛烈な熱気が排出されているのに、室内機からはぬるい風しか出て来ないという危機的状況です。素人にできることなんてありませんので、フィルタを掃除して室外機への直射日光を遮り、子どもたちが帰る頃には何とか冷えるようになりました。

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 子どもたちが帰ったあとは、あちこちに残された短い鉛筆や消しゴムを回収して回ります。短い鉛筆はストックしておいて、このTSUNAGOで再生します。通常モデルは赤い色をしているのですが、普通じゃないものが好きな私は敢えてこの緑色のものを選択。届いたものを開けてみると東急ハンズが1枚噛んでいたことがわかって、なるほどそれでこの色なのか、と納得。初代y.y.Penにも採用されたグリーンです。

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 低学年の子どもが残していった2Bの鉛筆。小さな子は筆圧が巧くコントロールできないこともあって2B推奨となるのですが、我が子のことを振り返ると、そんなときは萬年筆。指が白くなるぐらいにぎゅっと鉛筆を握りしめて字を書いている子どもでも、萬年筆を持たせると適度な筆圧で楽そうに文字を書くという例をたくさん見てきました。ちなみに多くの場合、小学1年生に萬年筆で文字を書かせると、ほぼ確実に小学校の先生に叱られます。学校の先生って、文房具のことをほとんど知らない人がむしろ多数派なのです。

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 2本の短い鉛筆のうち、先に使い切られる方のお尻に穴を空けます。芯が入っている空間に、芯よりも太い穴を空けるのです。この作業は時間もかかりますし手も痛い。軍手でも嵌めて作業するのが良いと思います。やっていることは、太い目の錐を鉛筆のお尻に押し込んで穴を空ける作業ですので、押し込むのにけっこう力が要るのです。

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 いっぽう、その後ろにつなぐ方は円錐形の部分を円筒形に削り直します。このようにあらかた削ってから、円筒形の部分を綺麗に整える機能があります。こちらはそんなに力は要りません。普通に鉛筆を削る程度の力と時間でできる作業です。

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 お尻に空けた穴に木工用ボンドを入れて、そこにもう一本の鉛筆を挿し込みます。このとき、挿し込む方の鉛筆の径が大きかったりすると、穴を空けられている方の鉛筆がひび割れます。このあたりは、穴の大きさをどの程度にすべきか、つないだあとの強度との兼ね合いもあって開発に苦労されたところだろうなと想像します。実際、慣れるまではかなりの確率でひび割れが発生します。

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 できあがり。同じタイプの鉛筆で綺麗にまとめるのもアリですし、こういう風に全然違うもの同士というのも面白い。イチビリな私は、調子に乗って中程度の長さの鉛筆を3本つないで30センチクラスの鉛筆を造ったりもしてみましたが、使い勝手が悪いだけです。

 今後、短い鉛筆を捨てて帰ろうとする子どもを見かけたら、ひっ捕まえてこれで再生させたいな、などと企んでおります。

 

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