夏はチタン
毎日の暑さにも負けず元気に過ごしている「ちち(仮名)」さん。対して飼い主はバテ気味です。肌が乾燥すると痒くてかきむしるのですが、夏になって汗をかくようになると、やっぱりかきむしったりあせもをこしらえたり。1年中、お肌トラブルを抱えている飼い主です。もしアトピー性皮膚炎などになってしまったら、あまりのかゆさに堪えかねて自ら・・・になるのだろうと思います。暑さにもかゆさにも弱い飼い主です。
一般的なステンレスのベルトでは痒くてダメなのですが、かといって革のベルトも汗で塩漬けにしてしまう。結局、チタンということになりますが、チタン側、チタンベルトの時計は実にお高いので、何とか中古で・・・と探していて見つけたヨルグイゼック。キャパシタを交換し、キネティックに最適化された改造ワインディングマシンまで導入して、だましだまし使っております。
さすがに筆記具はチタンでなくても大丈夫なのですが、時計のお供に引っ張り出してきたのはチタン軸のアウロラ・コナ。ジウジアーロ大先生の作品です。日本では売られていなかったものですし、売られていてもお高いものだったでしょうから、これも当然中古品です。
芸術作品的な側面ではなくて、なんとも変なペン先、そしてチタンの軸という、「変なモン」路線に沿って手に入れたものと思われます。モノの良し悪しなんて全くわからない、値打ちのわからない人間なので、造形の素晴らしさとか、そういうところに惹かれて入手したのでないことは確かです。
このペン先の汚れは前オーナーのものと思われます。入手してから書いてみたこともないのか、と言われてしまう、そんなペンが山のように秘蔵されております。命のある間には何とか、そういうペン達を陽の当たるところに出してあげたいものです。
アウロラならではの無駄にデカいカートリッヂ。キングサイズといわれるものがこれなのでしょうか。もう少し調べてみる必要がありそうです。原稿のアウロラ純正コンヴァータは太すぎて収まらないのですが、聞くところによると、パーカーのコンヴァータ、それも見るからにインクが入らなさそうなスライド式のものが使えるのだそうです。細身でないとダメ、ということですね。まだまだ調べることがありそうです。
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