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2022年7月 1日 (金)

おみやげ・2

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 本日は好きなように過ごして、あまりの暑さゆえ、日がとっぷりと暮れてから3度目のお散歩にも連れて行ってもらうなど、わがまま放題な1日を過ごした「ちち(仮名)」さん。満足したのか、ゆったりとお休みになっていらっしゃいます。

 飼い主の職場では、水曜木曜と、学校帰りに遊びに来る子ども達に体育館の使用を禁じていたため、彼ら、彼女らの不満が頂点に達していたのですが、ついに本日、市の教育委員会から、本日と土曜日曜、部活動は屋内外を問わず禁止する、というありがたい指示が出ましたので、私の勤める施設でも同じように対応することにしました。屋内の冷房の効いているエリアでも運動は控えめに、というわけです。それを予測してか、来館者の数はぐっと少なく、比較的静かな1日でした。

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 先日のペントレーディング in TOKYOでの戦利品、こちらはエイチワークスの総チタン製萬年筆です。よく存じ上げている方がお二人、目の前で堕ちていかれるのを見て、怖いもの見たさで近寄ったのが運の尽きでした。危ないよ、ハマるよ、といわれている池に近づくと高確率で溺れてしまうという、昔からいわれていることそのままの見事な堕ち方でした。

 このペンはそれを収納するケースにも特徴があるのですが、私がいただいたときにはすでにケースの在庫が切れていたので、その日は代用品のケースに収めてお渡しいただいたのでした。

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 このペンをお買い上げになった人は、上のアルミダイキャスト製ケースに収めて手渡されるのです。このケースはネジ止めですので、ネジ回しを持っていない場合、基本的には自宅に帰るまで中身を見ることができません。目の前で堕ちたお二人のうち、お一人はお行儀良くこのケースのまま自宅まで持ち帰られたのですが、こらえ性のない方はあろうことか販売されている方からネジ回しを借用してその場で箱を開けるという暴挙に出てしまったのです。ま、そのおかげで、私も会場内で2本のペンにインクをつけて試し書きすることができたわけですが・・・。

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 このペンについて、製作者の長谷川さんからいろいろとお話を伺ったのですが、そこに何度も出てきたのがモンブランの146。どうやらそれをベンチマークとして制作されているようです。違っているのはインクタンクの容量で、驚きの2.3cc。私のような者がこのペンにインクを呑ませたら、おそらく死ぬまで補給することがないのでは、と思うほどです。

 尾栓を外すと、造りつけの大容量コンヴァータのネジが顔を出しますが、キャップも尾栓も一条ネジです。特に尾栓は長いネジが切られていますのでつけ外しにけっこうな時間がかかりますが、キャップの方は実用的です。

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 長谷川さんの総チタン製萬年筆、これまでにも何度か出展されているところに出くわしていたのですが、キャップも軸も多角形断面というのがちょっと引っかかって、購入したいとは思わなかったのです。けれども、「Sulcus」と名付けられたこの新作は、ラテン語で「溝」という意味の通り、胴軸に多数の溝が掘られています。この溝が指を削りそうな感じがして嫌だ、という人は、従来からのモデルを購入されていました。何と、従来のモデルを含めると、y.y.Pen倶楽部のメンバーが3人も同じ日にお買い上げ、というフィーバーぶり。何かに取り憑かれていたのかもしれません。でもしかし、持っていると心豊かになる1本。良い出会いでした。

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コメント

欲しい万年筆があるということは、まだまだ万年筆道楽の道半ばという事だと思います。あれこれ考えずに邁進していってください(笑)

 すいどう さん

 実に心強いお言葉、迷惑(笑)でございます。そんなに背中を押されたら、猫背が治ってしまいます。ま、この世に総チタンの萬年筆をこじんでつくってるひとがいる、と知ってから幾星霜、ようやく踏ん切りがついたというところでしょうか。これは、使い倒します。

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