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2022年6月24日 (金)

生きてる!

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 「ちち(仮名)」さん、お元気ですか? なんて良く聞かれるのですけれど、ご覧のように至ってお元気です。我が家の庭と接しているおうちに赤ちゃんがいて、これがまぁ、いくら泣くのが仕事といってもそこまで・・・というぐらいよく泣いているのですが、我が家のワンコもご飯を貰うときには負けず劣らず近所迷惑に鳴き散らかしております。実に申し訳ないと思っておるところです。

 お散歩から帰ってきて、お父たん、何してるの? と寄って来たところ。そのお父さんは、週末だ、明日は東京だ、と盛り上がっていたのですが、突然の低血糖状態でヘロヘロになって倒れ込んでいるところでした。こいつは予測できないときにやって来るので実に難儀です。

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 PILOTのクォーツ時計つき萬年筆。この手の小さな液晶時計ユニット、世界中に蔓延しているはずです。最盛期にはどんなモノにでも時計が付いておりました。でも、今生きているモノは少ないでしょう。ユニットそれ自体がダメになっているモノが多いですし、そもそも合う電池が廃盤になってしまっています。

 この個体は、電池からの塩噴きもなく、ユニットも操作部分も生きているという珍しいモノ。萬年筆にすら電池を必要とするぐらい忙しい人たちに使われていたのですから、当然に「実用品」であり、ある程度の時間使われたらそのまま放置されたり捨てられたり、というものが多かったことだろうと思います。

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 当然、特殊合金製のペン先。字幅はこれも当然というべきF。目的がはっきししない、贈り物に萬年筆を、なんてときは、売り場の人も無難なところでMをおすすめされるでしょうが、実用品としてガシガシ使うのならばF。これが現役だった時代には、まだまだ様式に文字を書き込むという場面が普通だったはずで、それならば当然に細字ということになるでしょう。

 私は毎年1月から2月になると萬年筆を新調していたのですが、それは担任している生徒たちの「指導要録」という難儀な書類を書くためのものでした。嫌で嫌で仕方のない作業を、少しでも快適に、いやマシにこなすための萬年筆。細かい字で書くと分量が増えてしまいますから、当然にMでした。今にして思えば、そのときにBを選んでいたら、もっと楽にヌラヌラと・・・なんてね。

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 今でも、時刻の設定なんかもできます。こうして生きていると、恐ろしいので開けて電池を診て診ようという気にもなりません。それでも怖々天冠をひねってみると、液晶表示が消えました。焦りつつ反対にひねると、表示が復活。確り時刻がリセットされていたので、あぁ生きてるな、と実感するという状況でありました。

 悪戯ついでに、と近くに転がっていたデラックス漆に、この液晶の付いたキャップをかぶせてみようとしたのですが、無理でした。合わないどころか、初手から全く嵌まりません。

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 そんなときに、あぁあ径が違うのだな、と納得するだけでなく、胴軸を外してみてしまうのがヘンタイというもの。そして、やっぱりな、などと頷いている、そこが普通の人には意味がわからないところでしょう。このペンのキャップが嵌まらないということは、胴軸の系が細いということですから、それは当然に槍が露出しているということになります。知らない人、一定のレヴェル以上に不器用な人にはカートリッヂを挿すことすらできないという構造。デキるビジネスマンには、それでもスリムでカッコいいほうが受けたのかもしれませんね。

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