思い出した
玄関に誰かいるのでしょうか。それとも、開けっ放しにしないで、早くエアコン入れて、と訴えているのでしょうか。この時は比較的、後ろ脚の調子が良かったようで、「ハ」の字になっていません。筋力が衰えてきていて、普段は「お前、それ車検通らんぞ。切符切られるぞ。」と声をかけたくなるほど、後ろ脚が「鬼キャン」になっていることが多いのが、こうしてプラキャン方向へ調整されているのを見ると安心です。
知らないで触っていると、昔の安物のショート軸、と思ってしまうプラチナ製の萬年筆。手に持つと非常に軽いのでそう思ってしまいますがこう見えてこのペン、銀軸なのです。
もっと寄ってアップで撮ると非常に汚いのですが、あえて磨いておりませんのはそういうことなのです。
950SILVER。一般的によく目にする925よりも柔らかめ、なのでしょうか。これ、キャップ全体がそうなのか、巻きなのか、その辺はわかりませんが、ボディが小さいから軽いのかと言われたら、同じくらいの大きさのPILOTエリート銀軸はもう少し重たく感じられますので、さて、どこか構造的に違うのか、そもそも板厚が薄いのか。
でも、安物ではないのだろう、と思うポイントがここ。100周年で復刻された萬年筆、手が届きそうな方はペン先がこれではなかったので、むしろあきらめやすくて助かりました。これから先も、古いプラチナを見たらまずペン先確認、という習性は治りそうにありません。
こんな悪戯も。コンヴァータをがさっと放り込んである引出しで見つけて、あぁこれ、そうだったかも、と薄い記憶を頼りに突っ込んでみたらうまくはまりました。プラチナのコンヴァータ。でも、このペンには使えません。あえて使うならこの状態で。あるいはねじが合うほかの銅軸を持って来て組み合わせるなど。でも、それをやって人に見せびらかしたりすると、「半」に認定されてしまう危険性があります。
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