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2022年6月13日 (月)

ぐりこ

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 記事を書こうと思ったところ、肝心の「ちち(仮名)」さんの写真がない、ということで撮った一枚。彼女は熟睡中で、撮られていることにも気づいていません。ケージにぴったりとはまるサイズの大きなクッションが気に入ってもらえたようで、丸くなることなく、どで~んと寝ています。

 歳をとると夜遅くまで起きているのがしんどいので早く床につこうと思いつつ、あれこれと思い立ってはごそごそやっているので結局は遅い時間に眠りに入って、年寄りのくせに朝の寝起きは良くない、と言う毎日が続いています。年寄りは少し年寄りらしく、朝早く起きられるようになりたいものです。

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 あんまり持っていないはずなのに、パーカーの箱を発見。クルミのチップで何時間もペン先を磨いて・・・なんていう宣伝文句に躍らされて、今は亡きアメ横のダイヤ商会でオレンジのデュアフォールドを買ったのは相当前のこと。家族とともにTDLへ行く、研究大会に参加するために東京近辺に出て行く、そういうついでに秋葉原詣でをしていた私でしたが、萬年筆に毒されてからはアメ横にもちょくちょく立ち寄るよって、主にダイヤ商会のお母さんに説明とも説教ともつかないお話を伺っては1本いただく、ということがよくありました。けれど、デュオフォールドは書き味が気に入らなくて早々に手放して、以来、パーカーにはあまり手を出していないはずなのに。

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 プリミエのブラックエディションでした。軸もペン先も真っ黒け、ということ以外、これと言ってひかれるところもないペンです。何でこれがウチにあるんだろう、というのが発見したときの正直な感想。しかし、それを言ってはおしまいです。字を書く手は1本なのに萬年筆は何本あるのだと言われ続けて幾星霜。しかもその、字を書く手というのが人並み外れてポンコツなのですから、100円のボールペンでももったいないと言うぐらいの話なのです。真面目に考えたら、萬年筆なんて1本も持ってないのが正しいのです。

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 インクを通した形跡もないようです。死蔵、っていうやつですね。我が家に来てから殆ど日の目を見ることなく、ずっと棚の奥にしまい込まれてホコリだらけになっていた、かわいそうな萬年筆です。でも、そういうのはこれ1本だけではありません。気に入って欲しくてたまらず手に入れたものですら、殆ど字を書くことなくほったらかしになっているわけですから。

 で、箱の中に一緒に入っていた保証書を見て合点がいきました。このペンは、オマケが欲しくて買ったペンだったのです。

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 かつては萬年筆の製造も行っていたモリソンファクトリー。まだ平成一桁の頃には、製造こそしないものの各社萬年筆の修理などを請け負っていたはずです。私自身、スーパーの文具売り場でワゴンセールされていた初代ペリスケを買ったら尾栓が割れていたので、近鉄百貨店の文具売り場に持ち込んで修理依頼をしたらモリソンファクトリーの伝票が付いて戻ってきたことがあります。

 今は休止中ですが、萬年筆の製造、そして修理をやめてから、主に舶来萬年筆などの販売を行うようになり、一時期は月替わりで同社がかつて製造していた萬年筆をおまけにつけてくれるようになっていました。あ、このペン欲しい、とオマケにつられて、とりあえず手頃なお値段ということでプリミエを選んだのでしょう。使わない萬年筆がどんどん増えるのも道理です。

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