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2022年6月20日 (月)

ピー ガー

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 これは朝一番の「ちち(仮名)」さんのお姿。お散歩から帰ってまったりしているところへ飼い主が起きてくると、足下でちょろちょろするのですが、そういう時は大抵、「私のお布団がでてないのよ。何とかして頂戴。」ということだったりします。クリーニングに出すタイミングを計りつつ未だに居間に鎮座しているこたつ(布団)。しかし彼女にとっては、ここが落ち着ける寝場所だったりするので、クリーニングに出して冬までお別れなんて、とんでもないことなのかもしれません。

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 ごそごそお片付けをしていたら、萬年筆と同時にこんなモノまで出てきました。在りし日のBIGLOBEの会員証、PC-VANのガイド、いくつかのアクセスポイントのご案内など。「パソコン通信」はずっとNiftyで、PC-VANの人たちって何だかなぁ・・・なんて、そういう根拠のない「差別意識」の中に身を置いていた人なので、BIGLOBEに加入したのも平成10年。さすがにその頃には、NECの98でもインターネットに接続できる、なんてことになっていまして、パソコン通信なんてモノは衰退していくんじゃないか、っていう時代のお話です。なので、へそ曲がりな私は、あれほど嫌っていたPC-VANも覗けるようにしたり、それ以前に日経mixなんてモノにも足をツッコんでいました。

 日経mixっていうのは独特の雰囲気や文化があって、アカウント、いやIDも、何やらニックネームっぽいアルファベットで、ということになってましたので、「panasy」ってのを名乗っていました。で、その由来っていうのはNift-Serveのリアルタイム会議(!)だったりします。

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 この当時、先進的な技術・家庭の先生は、自ら契約したPHS回線を使って生徒にインターネットを体験させたりしていたのです。当時は何でPHSなんだろう、と思っていましたけれど、契約するのも安いし、何より回線速度がけっこう出ていたんですね。

 絶対的な強さを誇っていたNECのPC-9801シリーズも、この頃から少しずつ、お尻に火が付くというか、あれ? 何か違うの出てくるのかな、っていう感じがしていた時代でした。80286とか80386とか、そういうCPUの乗ったPCを弄って、サイリックスの486系CPUに載せ替える、なんてことをやって遊んでいたりしていました。そうやって改造したPCがどれほどの性能向上を果たしたのか、猿ベンチと言って、Windowsに標準装備のソリティア(クロンダイク)をクリアしたときのカードの飛び散り方がどれほど凄い(速い)か、なんて無邪気なことをやっていた、古き良き時代です。

 そこから、PC-AT互換機に日本語環境を載せた、いわゆるDOS/Vってものに注目して、ならばパーツ集めて自作するか、っていう流れになった頃には、お金があればペンティアム、なければセレロン、ってことで。たまに東京へ行くと、後に外神田へ移転した高速電脳なんかにパーツの相談に行ったりするなど、あれこれよく遊んでおりました。

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 NTTの請求書が来て金額が6桁!というので奥様にシバき倒された、なんてこともありました。その後、マンションから戸建てに引っ越すとなったときに、2軒の家のどちらを選ぶか、っていうところでケーブルテレビが引いてある方を選んだのも、腹黒い思惑があったからなのです。

 なので、私は通信環境としてメタルの高速回線、ISDNは経験がないのです。新興宗教の勧誘よりしつこい某BBなんてモノにも手を出すことなく健全なネット環境を追い求めてきて、今は光の10GB。通信速度で速さを体感することはないのですが、帯域の広さは感じます。

 大量に出てくる萬年筆と言い、こうしてネットで遊びまくっていた時代の思い出と言い、「放蕩」の一言ですね。山梨県に移住しましょうか。

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