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2022年6月

2022年6月30日 (木)

おみやげ・1

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 つまらなさそうな顔で飼い主を見ている「ちち(仮名)」さん。若くて元気だった頃、なかなかケージに入って寝ようとしないので、「ハウス」と声をかけたらケージに入るようにと「餌で釣った」のが間違いの元。今では、そろそろ寝たいのでおやつをください、と要求するようになってしまいました。典型的な躾の失敗例です。

 家の中ではおそらく一番怖い存在であろうお母さんに「頂戴」というのですから、なかなかの根性です。で、ケージに入ったは良いが、まだまだ眠たくない、というときに、何と飼い主が目の前でゴロンと横たわっている。あぁ、遊んでくれないかな、ついでにおやつくれたりしないかな、という思いで、こちらを見ているのだろうと思います。

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 最近になく「ペントレ」らしさが出ていた今年のペントレーディング in TOKYOでしたが、こちらは会場に行かずとも手に入れることができた1本。気にはなっていたのですが、何も国産の仏壇萬年筆をわざわざ買わなくても、と思っているうちに廃番になってしまっていたというもの。ひょいっと出会えたのもご縁といただいてきたものです。エクストラスムーズ、って、そんなに滑らかに書けるのでしょうか。

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 今の職場に移ってから、仕事で萬年筆を使う場面はありません。細かな様式に文字を書き入れたり、封筒の表書きをしたり、といったことは、すべて優秀な事務員さんがさっさと片付けてくれて、私のところへは決済の印鑑を、ぐらいしか書類が回ってこないのです。

 本日、職場でインクを吸わせて試し書きしておりましたら、それがなかなか珍しい場面だったようで、職場の皆さんが寄ってくるということがありました。気になるなら書いてみる? と沼に引きずり込もうとしたのですけれど、平均年齢40歳、職場の皆さんは皆、萬年筆で字を書いたことなどない、という人ばかりで、堂々たる体躯の仏壇萬年筆に気圧されたのか、誰も書いてみようとはしませんでした。

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 で、肝心の使い心地ですが、文句なし、です。中字ですが、やや濃淡が出る部分もあり、あぁ、萬年筆やなぁ、と感じさせてくれます。尖ったモノばかり追いかけるのではなくて、身近にある使い心地の良い萬年筆をもっと使っていかなくては、とあらためて思ったことでした。

 かつて本数が少なかった頃は、手に入れた萬年筆には必ずインクを入れて使ってみたものですが、本数が増えるにつれ、ただのコレクションとなっていったように思います。残りの人生、少しでも多くのペンを実際に使っていきたいものです。

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2022年6月29日 (水)

ウルトラマン

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 お散歩から帰ってきて、暑いから早くエアコン入れて、と要求している「ちち(仮)」さん。お母さんに求めても知らん顔されるので、ここは優しい(甘い)お父さんに要求してみよう、と起き上がったところです。このところの全国的な猛暑もあって、私の勤め先でも子供たちの希望を「無視」して、施設内にある体育館の使用を中止しています。エアコンが設置されておらず、なおかつ建物の最上階に位置しているため、金属製の屋根、天井は熱を持ち、朝の8時から暑さ指数が28前後という状態。窓を開け、有圧換気扇をフル稼働しても、さほど空気が入れ替わる様子はなく、暑さ指数にも変化が見られないのです。

 熱中症になったら冷やして回復、という認識は誰もが持っていることと思いますが、熱中症だとはっきり疑われる状態の人を冷やしても元には戻らないことも少なからずあるのです。具体的に、内臓その他に深刻なダメージが残ります。そのあたりを十分理解できていない人が多いので、「熱中症対策のため施設の使用中止」なんてやると、保護者からお叱りの電話がかかってきたりもしますが、命が最優先です。

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 発掘された萬年筆。正式な名前を忘れてしまって、パッと見の印象で「ウルトラマン」なんて呼んでましたが、もちろんちゃんとした名前がついています。写真左手前の銀色の部分がキャップで、ぷっくりと膨らんだやわらかい樹脂の部分を握って書くことになります。

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 この萬年筆、何といっても分割ラインの面白さ(おかしさ)が一番の特徴ではないでしょうか。首軸の赤い部分、胴軸と接合する部分の銀色になっているところ、これが組み立ててしまうと見えなくなります。首軸が胴軸に潜るような形で接合するのです。

 そしてキャップも、一見、キャップ先端に大きな穴が開いてるのかと思ってしまいますが、ただのへこみです。実際、こんな大きさの穴が開いていたら、インクが乾いて筆記どころではないですね。

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 XSっていうのは字幅なんでしょうか。とにかく、情報の少ない萬年筆です。我が家にはありませんが、製品としては同じく腰が括れた形のケースに入って売られていたようです。リーフなんかにも通じる、グラマラスな形状ですね。

 ちなみに、正式なお名前は、ロットリング スキン です。よく見れば軸の裏側にSKYNNと名前が刻印されているのです。

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2022年6月28日 (火)

22番

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 今夜はなかなか寝付けない様子の「ちち(仮名)」さん。ケージに入ってからけっこうな時間が経ったあとでも、ガサゴソと動き回っていて少しも静かになりませんでした。人間でもそういう夜はありますが、ワンコの場合は羊を数えることもできませんし、ナイトキャップをひっかけるということもできず、ただただゴソゴソしているうちに何となく眠りに堕ちる、という感じでしょうか。若いときならこうしてカメラを向けられると、わぁ~い、という感じで起き上がってきてお目々キラキラ、遊んでアピール必定でしたが、歳をとるとさすがにその元気はないようです。

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 長いことペン立てに放り込まれたまま、最近になって萬年筆であると認知されて救出された1本。実際にインクを入れて使われていたペンだということです。ヨーロッパ標準のショートサイズ、青インクのカートリッヂが挿さったままになっておりました。

 クリップやキャップリング、銀色で何となく鈍い光沢ですが、さすがにここは普通の金属でしょう。この萬年筆に関しては、なかなか情報が少なくて素性がよくわかりません。

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 スティピュラのフロレンティア、金ペン先の付いたものなど、比較的多く世に出ていたシリーズであるようです。それをベースに、とりあえずチタンのペン先をつけてみました、というようなペンでしょうか。同社の他のチタンペン先のモノとも多少違っているようです。

 入手経路も不明ですが、恐らくは某巨大オークション、もしくは全世界規模の巨大オークションかと思われます。21世紀の初め頃は、見つけたもの勝ちという雰囲気がまだまだ色濃く残っている世界でしたので、今ではとてもじゃないけれど手が出ないような萬年筆が案外すんなりと手に入ったものでした。

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 記録によれば私、このペンを毎日携行して常用していた時期があるようです。そして、肝心のチタンのペン先の印象について、ギシギシいう、というような感想を持っていたようです。ペン先がギシギシいうなんて、相当筆圧が高かったのでしょうか。意識して筆圧をかけますと、簡単にペン先がパカッと左右に割れます。ですので、そういう使い方はしていなかったはずで、今、書いてみても、ギシギシいうなんて感じません。

 萬年筆というもの、いろんなのをたくさん使っていくうちに、良くも悪くも慣れてしまうものなのでしょう。このメーカーのペンはこうだ、と思い込んでしまうと、損をすることになるかもしれませんね。

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2022年6月27日 (月)

思い出した

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 玄関に誰かいるのでしょうか。それとも、開けっ放しにしないで、早くエアコン入れて、と訴えているのでしょうか。この時は比較的、後ろ脚の調子が良かったようで、「ハ」の字になっていません。筋力が衰えてきていて、普段は「お前、それ車検通らんぞ。切符切られるぞ。」と声をかけたくなるほど、後ろ脚が「鬼キャン」になっていることが多いのが、こうしてプラキャン方向へ調整されているのを見ると安心です。

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 知らないで触っていると、昔の安物のショート軸、と思ってしまうプラチナ製の萬年筆。手に持つと非常に軽いのでそう思ってしまいますがこう見えてこのペン、銀軸なのです。

 もっと寄ってアップで撮ると非常に汚いのですが、あえて磨いておりませんのはそういうことなのです。

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 950SILVER。一般的によく目にする925よりも柔らかめ、なのでしょうか。これ、キャップ全体がそうなのか、巻きなのか、その辺はわかりませんが、ボディが小さいから軽いのかと言われたら、同じくらいの大きさのPILOTエリート銀軸はもう少し重たく感じられますので、さて、どこか構造的に違うのか、そもそも板厚が薄いのか。

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 でも、安物ではないのだろう、と思うポイントがここ。100周年で復刻された萬年筆、手が届きそうな方はペン先がこれではなかったので、むしろあきらめやすくて助かりました。これから先も、古いプラチナを見たらまずペン先確認、という習性は治りそうにありません。

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 こんな悪戯も。コンヴァータをがさっと放り込んである引出しで見つけて、あぁこれ、そうだったかも、と薄い記憶を頼りに突っ込んでみたらうまくはまりました。プラチナのコンヴァータ。でも、このペンには使えません。あえて使うならこの状態で。あるいはねじが合うほかの銅軸を持って来て組み合わせるなど。でも、それをやって人に見せびらかしたりすると、「半」に認定されてしまう危険性があります。

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2022年6月26日 (日)

ペントレ2022・2日目

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 長女にわしゃわしゃしてもらいながらうとうとしている「ちち(仮名)」さん。隙あらば家族のそばにやってきてドテッと座り込むのは、こういうことを期待してのことなのでしょう。

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 ペリカンM300で般若心経を写経するケロ御大。うっすらと印字されている文字をなぞっていくのですが、見ていると実に速い。普通の人が1行書く間に3行ほどは軽く進んでしまいます。

 ごく普通のコピー用紙でしたので、インクが裏抜けして少し机を染めてしまいましたが、それでも運筆が速いことが幸いしたのか、ほんの僅かな汚れで済んでおりました。

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 こちらは帰宅途中の電車の中でパチリ。昨日と本日の釣果ですが、このほかにも何本か。白くて長い箱は、拙BLOGを読んでくださっている方が「退職祝い」にとお持ちくださったもの。このMさん、テニスボールの入っている缶の蓋でインク瓶のスタンドを作られるなど、なかなかユニークなことをされている方なのですが、そのスタンドなども含め、私、申し訳ないことにいつもいただきっ放しです。

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 で、本日のお言葉は、

「チタンで写経」でございます。これの別バージョンとしましては、「置き忘れるな危険!」というものもございます。

 誰もが私のように暇な爺さんではないわけで、お忙しいことは重々存じ上げているのですが、それでもやはり、一度、こういうイヴェントに来られてはいかがですか、ということ。それこそ万難を排しておいでになれば、きっと新しい世界が開かれます。良いか悪いかは別として、ね。


2022年6月25日 (土)

ペントレ2022・1日目

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 長男に弄ばれている「ちち(仮名)」さん。家族みんなが忙しいと、こうして遊んでもらえる機会が少なくなるのですが、この時は十分満足するまでわしゃわしゃやってもらって、満足そうにしておりました。やっぱりワンコは遊んでもらってナンボ、という生き物だと実感したことでした。

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 コロナ禍になってからというもの、10分で部屋の空気が全て入れ替わる、という浜松町の会場でさまざまなイヴェントが開かれていますが、私の知る中では、今回が一番「それらしい」雰囲気であったかと思います。

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 今回は、とにかく賑やかでした。あっちこっちで、話し込んでいる声が聞こえています。いい悪いでは無く、昨今はインクやガラスペン、それに紙ものを中心としたイヴェントが多い印象なのですが、本日はしっかりと萬年筆していて、おまけにトレッキーまで炸裂という、退屈する暇のない半日でした。

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 連日、汚部屋のお掃除に明け暮れていて、もう萬年筆なんか金輪際買わないぞ、と決めていたはずなのに、なぜか胸ポケットに一本、家を出た時より多い本数のペンを挿して宿に帰って参りました。明日は見るだけに徹するべし、と、心に誓いながら、旅の宿で床につく私なのでした。

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2022年6月24日 (金)

生きてる!

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 「ちち(仮名)」さん、お元気ですか? なんて良く聞かれるのですけれど、ご覧のように至ってお元気です。我が家の庭と接しているおうちに赤ちゃんがいて、これがまぁ、いくら泣くのが仕事といってもそこまで・・・というぐらいよく泣いているのですが、我が家のワンコもご飯を貰うときには負けず劣らず近所迷惑に鳴き散らかしております。実に申し訳ないと思っておるところです。

 お散歩から帰ってきて、お父たん、何してるの? と寄って来たところ。そのお父さんは、週末だ、明日は東京だ、と盛り上がっていたのですが、突然の低血糖状態でヘロヘロになって倒れ込んでいるところでした。こいつは予測できないときにやって来るので実に難儀です。

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 PILOTのクォーツ時計つき萬年筆。この手の小さな液晶時計ユニット、世界中に蔓延しているはずです。最盛期にはどんなモノにでも時計が付いておりました。でも、今生きているモノは少ないでしょう。ユニットそれ自体がダメになっているモノが多いですし、そもそも合う電池が廃盤になってしまっています。

 この個体は、電池からの塩噴きもなく、ユニットも操作部分も生きているという珍しいモノ。萬年筆にすら電池を必要とするぐらい忙しい人たちに使われていたのですから、当然に「実用品」であり、ある程度の時間使われたらそのまま放置されたり捨てられたり、というものが多かったことだろうと思います。

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 当然、特殊合金製のペン先。字幅はこれも当然というべきF。目的がはっきししない、贈り物に萬年筆を、なんてときは、売り場の人も無難なところでMをおすすめされるでしょうが、実用品としてガシガシ使うのならばF。これが現役だった時代には、まだまだ様式に文字を書き込むという場面が普通だったはずで、それならば当然に細字ということになるでしょう。

 私は毎年1月から2月になると萬年筆を新調していたのですが、それは担任している生徒たちの「指導要録」という難儀な書類を書くためのものでした。嫌で嫌で仕方のない作業を、少しでも快適に、いやマシにこなすための萬年筆。細かい字で書くと分量が増えてしまいますから、当然にMでした。今にして思えば、そのときにBを選んでいたら、もっと楽にヌラヌラと・・・なんてね。

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 今でも、時刻の設定なんかもできます。こうして生きていると、恐ろしいので開けて電池を診て診ようという気にもなりません。それでも怖々天冠をひねってみると、液晶表示が消えました。焦りつつ反対にひねると、表示が復活。確り時刻がリセットされていたので、あぁ生きてるな、と実感するという状況でありました。

 悪戯ついでに、と近くに転がっていたデラックス漆に、この液晶の付いたキャップをかぶせてみようとしたのですが、無理でした。合わないどころか、初手から全く嵌まりません。

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 そんなときに、あぁあ径が違うのだな、と納得するだけでなく、胴軸を外してみてしまうのがヘンタイというもの。そして、やっぱりな、などと頷いている、そこが普通の人には意味がわからないところでしょう。このペンのキャップが嵌まらないということは、胴軸の系が細いということですから、それは当然に槍が露出しているということになります。知らない人、一定のレヴェル以上に不器用な人にはカートリッヂを挿すことすらできないという構造。デキるビジネスマンには、それでもスリムでカッコいいほうが受けたのかもしれませんね。

2022年6月23日 (木)

専用

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 お気に入りのお布団をまくり上げて満足げに笑う「ちち(仮名)」さん。本日はまだ元気が残っている時間帯にお母さんがおやつをくれたのでご機嫌が良いのかもしれません。このあと、ひとしきりお布団と戯れておりましたが、静かになったなぁと思ったら鼾が聞こえてきました。

 飼い主は昨日、炭水化物を取り過ぎて大変からだが重たく感じられる一日でした。やはり、脂~としては、炭水化物を控えて脂肪と蛋白質を中心とした食生活を送るのが良いように思います。いろいろと試行錯誤をした結果、少なめの炭水化物とたっぷりの蛋白質、というところである程度のバランス点を見いだしつつあるところです。

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 なので、こういうものを食べてはいけないのです。蛋白質や脂質は十分にとれるのですが、バンズがいけませんし、ついでにポテトなんぞをつまむとアウトです。昨日より売り出されているシャア専用シリーズ。y.y.Pen倶楽部の規定により必要以上に辛いものを食べることは禁じられていますので、もうひとつの辛ダブチなんてものはパスしました。そちらは、当たり障りなくザクⅡの包み紙なのだそうです。と、いうことで、ここはやっぱり、ゲルググからジオングへと時系列で食べ進めるべきでしょう。

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 バンズが赤いのだそうです。赤いから三倍おいしいのでしょうか。そうでもなかったように思います。照り焼きですから、日本人的にはOKですが、それ以上ではないように思いました。ま、ゲルググですから。

 還暦過ぎたおっさんとしては、これ一つ食べたらもう十分。これ以上食べたら翌日に持ち越してもたれます。

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 ニュータイプを感じる・・・のかどうか。白いトリチ。これ、食べるのはしんどいだろうな、と思います。脚があろうがなかろうが、しんどいモノはしんどいのです。飾りがどうのこうのという話ではありません。もう、パティやチーズが山盛りですから、脚がなくてもこれで完成形、ということなのです。

 欲を出してこいつに脚をつけたからといって、戦闘力がアップするわけでもなく、むしろ、「足が出た」っていう感じになるのかも。オッサンにはもはや、マクドナルドを攻略すること自体、無理なのです。坊やだからこそ食べられるものがあるのです。爺には無理なのです。

 

 

2022年6月22日 (水)

ガッチャマン

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 今宵は少し趣向を変えて、お布団の裏側を枕にして眠っている「ちち(仮名)」さん。新しく買って貰ったお布団がお気に入りであることは変わりませんが、慣れて来ていろんな「味変」を楽しみたい時期に入ったようです。この先、さらにいろいろとやって最後にはお布団を使えなくしてしまうところまで行くのだろうと思われます。

 お布団が使えなくなると一番困るのは自分なのですが、飽きっぽいということもあって、なかなか素直にそのままの状態で寝るということはできないようです。犬は飼い主に似るからでしょ、っていうのは勘弁してください。

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 コンヴァータの部屋、です。いよいよ終活だっ、と家の中を片付けていて、何が困るかというと、細かなものが一杯出てくること。この箱は?と開けてみると中に萬年筆はなく、コンヴァータやカートリッヂだけが残されている、というケースが多いのです。それらをまとめて保管しておくために、とお菓子の空き箱やら大きめの缶などを用意してみたのですが、今度はそれらの容器をどこに置くんだ、ということになってきます。

 そこで、某巨大オークションでそれっぽい「小さなタンス」を物色して、安かったという理由で買ったのがこれ。こんな抽斗が三杯あって、上の方からコンヴァータ、インクカートリッヂ、そして箱入りのカートリッヂと大まかに分類して入れてみたのですが、すでに飽和状態です。そうとわかっていたのに、なんでもう少し大きめのチェストを買わなかったのか、とも思いますが、大きめのモノは置き場所にも困りますから、結局箱の程度のモノにしておいて中身を減らす算段をした方が良い、ということなのでしょう。

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 さてこの3つ、どの会社の萬年筆に合うものでしょうか。一番下のは、みんな探してますよというウォーターマンのCF用コンヴァータ。もう少し詳しく言うとCFあたりまでの萬年筆に合うコンヴァータ、でしょうか。CFの後、現行のモノに切り替えられてしまったので、本体吸入式なんて作らないぞと決めてからしばらくの、中途半端に古いウォーターマンを持っているとけっこう難儀するわけです。

 しかもこのコンヴァータ、ゴムをペコペコ押して吸入するタイプであり、なおかつそのゴムがすぐにダメになるという愛情あふれる品物なのでヘンタイさんはますます苦労させられるわけです。上の2つは、我らがセイラー萬年筆のモノですが、ノブが紫色の方は妙な感じです。

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 一番右の、いわゆるCF用コンヴァータの槍にささる部分を取り出して、セイラーのコンヴァータの先端に押し込むと、CFなどにも使うことができるコンヴァータの完成です。ペコペコ押す部分のゴムは簡単にダメになるくせに、この先端部、槍にささる分はけっこう丈夫にできているので、こういう芸当が可能になります。知っている人は、「コンヴァータはゴムが寿命です」なんて書かれているCFを敢えて買い、セイラーのコンヴァータとニコイチして復活させるわけです。y.y.Pen倶楽部界隈では、このような作業やその成果物を「ガッチャマン」と呼びます。これをニコイチと呼ぶのは全く問題ありませんが、洒落たつもりでハイブリッドなどと呼ぶとシバかれますのでご注意ください。

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2022年6月21日 (火)

クリアランス

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 お姉さんのそばへ行ったら、浮いた毛を抜かれ、コロコロでお掃除までされてしまった「ちち(仮名)」さん。爪を切られそうになると激しく抵抗しますが、毛を抜かれたりコロコロされたりするのはむしろ大歓迎という感じです。

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 フライングゲットできたので、急遽試食することにしました。こういう、体に悪いけどそそられる食べ物を家に置いておくと命に関わりますから、適度な間隔をあけて食べつくしてしまわないといけません。もう十分生かしてもらいましたけれど、汚部屋の掃除が終わるまで、もう少し健康でいる必要があります。

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 大昔、UFOを使って食するには、儀式に近い所作を確実にこなす必要がありました。蓋を開けて麺を取り出し、当時は別の袋に入っていたキャベツを中心とする具材をカップの底に入れてから麺を戻す、ここが非常に大切なところでした。

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 当時は湯切り口なんていう軟弱者のためのギミックは概念すらなかったので、麺と具材を流し台の藻屑としないために、皆、それぞれに思考を巡らし、工夫を凝らしたのです。あまりに考えすぎて変なことになる、思考錯誤なんてことも実際ありました。

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 濃いです。このくらいであれば、追いソースは不要でしょう。しかし、ふりかけがないことに寂しさを感じずにはいられません。

 いずれにしても、私のような歳の、それも糖尿持ちが手を出してはいけない食べ物です。体に悪いもんほど旨い、を地で行く即席麺でした。

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2022年6月20日 (月)

ピー ガー

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 これは朝一番の「ちち(仮名)」さんのお姿。お散歩から帰ってまったりしているところへ飼い主が起きてくると、足下でちょろちょろするのですが、そういう時は大抵、「私のお布団がでてないのよ。何とかして頂戴。」ということだったりします。クリーニングに出すタイミングを計りつつ未だに居間に鎮座しているこたつ(布団)。しかし彼女にとっては、ここが落ち着ける寝場所だったりするので、クリーニングに出して冬までお別れなんて、とんでもないことなのかもしれません。

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 ごそごそお片付けをしていたら、萬年筆と同時にこんなモノまで出てきました。在りし日のBIGLOBEの会員証、PC-VANのガイド、いくつかのアクセスポイントのご案内など。「パソコン通信」はずっとNiftyで、PC-VANの人たちって何だかなぁ・・・なんて、そういう根拠のない「差別意識」の中に身を置いていた人なので、BIGLOBEに加入したのも平成10年。さすがにその頃には、NECの98でもインターネットに接続できる、なんてことになっていまして、パソコン通信なんてモノは衰退していくんじゃないか、っていう時代のお話です。なので、へそ曲がりな私は、あれほど嫌っていたPC-VANも覗けるようにしたり、それ以前に日経mixなんてモノにも足をツッコんでいました。

 日経mixっていうのは独特の雰囲気や文化があって、アカウント、いやIDも、何やらニックネームっぽいアルファベットで、ということになってましたので、「panasy」ってのを名乗っていました。で、その由来っていうのはNift-Serveのリアルタイム会議(!)だったりします。

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 この当時、先進的な技術・家庭の先生は、自ら契約したPHS回線を使って生徒にインターネットを体験させたりしていたのです。当時は何でPHSなんだろう、と思っていましたけれど、契約するのも安いし、何より回線速度がけっこう出ていたんですね。

 絶対的な強さを誇っていたNECのPC-9801シリーズも、この頃から少しずつ、お尻に火が付くというか、あれ? 何か違うの出てくるのかな、っていう感じがしていた時代でした。80286とか80386とか、そういうCPUの乗ったPCを弄って、サイリックスの486系CPUに載せ替える、なんてことをやって遊んでいたりしていました。そうやって改造したPCがどれほどの性能向上を果たしたのか、猿ベンチと言って、Windowsに標準装備のソリティア(クロンダイク)をクリアしたときのカードの飛び散り方がどれほど凄い(速い)か、なんて無邪気なことをやっていた、古き良き時代です。

 そこから、PC-AT互換機に日本語環境を載せた、いわゆるDOS/Vってものに注目して、ならばパーツ集めて自作するか、っていう流れになった頃には、お金があればペンティアム、なければセレロン、ってことで。たまに東京へ行くと、後に外神田へ移転した高速電脳なんかにパーツの相談に行ったりするなど、あれこれよく遊んでおりました。

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 NTTの請求書が来て金額が6桁!というので奥様にシバき倒された、なんてこともありました。その後、マンションから戸建てに引っ越すとなったときに、2軒の家のどちらを選ぶか、っていうところでケーブルテレビが引いてある方を選んだのも、腹黒い思惑があったからなのです。

 なので、私は通信環境としてメタルの高速回線、ISDNは経験がないのです。新興宗教の勧誘よりしつこい某BBなんてモノにも手を出すことなく健全なネット環境を追い求めてきて、今は光の10GB。通信速度で速さを体感することはないのですが、帯域の広さは感じます。

 大量に出てくる萬年筆と言い、こうしてネットで遊びまくっていた時代の思い出と言い、「放蕩」の一言ですね。山梨県に移住しましょうか。

2022年6月19日 (日)

仮住まい

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 記録的な長期間にわかり同じお布団で寝続けている「ちち(仮名)」さん。サイズや材質、柔らかさなど、彼女のお好みにぴったりと合っているのでしょう。心なしか大切に扱っているようにも思えます。

 一方、我が家の萬年筆達は、けっこう悲惨な日々を過ごしていると言えるのではないかと思います。毎日のように、その辺にぽつんと置かれた上袋を床にぶちまけて中身を整理しているのですが、決まってホコリにまみれた筆記具が大量に出てくるのです。かわいそうなモノたちです。

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 比較的お嫁に出しやすいと思われる筆記具達。ボールペンなどが半分以上を占めています。キャップレスのそっくりさんボールペンなんてものも久しぶりに目にしました。そして、何故かたくさん出てきたのが学童用萬年筆。飼い主の書く文字は小学生以下だからしっかりと練習に励みなさいということなのかもしれませんが、正直、こんなにあれこれ集めていたとは自分でも驚きです。

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 先ほどの引出よりは少しだけ丁寧に気を遣って収められているのがこちら。お値段的にも,あるいは資料的価値という点でも、もう一杯の引出よりはグレードアップしているように見えて、きっちり雑誌のオマケ萬年筆なんかも混じっています。

 さて、これらの萬年筆に早く安住の地を与えてやらないといけないのですが、それがなかなか難航しております。住民が住んでいるマンションを取り壊して、そのあとに新しいものを建て、元の住民も含めて萬年筆を収納する、という計画を進めているわけですが、肝心の取り壊し予定のマンションにあたる部分、ここにぎっしりといろんなモノが詰まっていて、まだそちらの整理にまで着手できていない状況。この先、まだまだ変なものが出てくる可能性があります。

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 これなどは、何の目的で所有しているのか自分でもわからないものの一つ。1ダースほどの筆記具を並べてディスプレイできるスタンドですが、こんなもの、人に見せびらかすとか、ペントレなどで処分市でも開かない限り用のないものです。

 恥ずかしいので小さな声で言うようなことなのですが、私、萬年筆の値打ちなどがよくわかっていないので、ペントレやるぞ、なんてこと言えないのです。要するに値付けができないのですね。しかし、萬年筆を山ほど抱えてあの世へ行くわけにもいかないので、いずれどこかで処分市をやらなければなりません。そのときには、このトレイが役に立ちそうですが、これだけでは足りません、ってのもまた事実です。

2022年6月18日 (土)

大物・桁違い

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 週末なので、今日は早めに営業終了です、という「ちち(仮名)」さん。いつもは食卓の下で、大好きなお母さんの脚に寄り添うように寝ているのですが、さて水を飲みに行こうとすると、立ち上がることができず、キュンキュンと哀しげに鳴くのです。寄る年波で後ろ脚の力が弱くなっていることに加え、寝ている場所がつるつるのフローリングですからそうなるのですが、ここ数日は体調が良いのか、鳴くことも滑ることもなくスッと立ち上がっているようです。

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 東大寺の修二会、いわゆるお水取りの「時間割」です。六時の業法といって、日中(にっちゅう)、日没(にちもつ)、初夜(しょや)、半夜(はんや)、後夜(ごや)、晨朝(じんじょう)に区分されて、日によって長さも違います。この中の晨朝の頃まで見学をしていますと、体は芯まで冷えて、眠気で頭の中に蜘蛛の巣が張ったような状態になっております。

 私も見学させて貰っている最中にこっくりこっくりし始めて、夢うつつの中、お坊さんがこちらに近づいてくるのを感じました。悲しい性で、「アカン、叱られる!」と中二男子みたいな反応をして目を開けると、お坊さんが「手を」とおっしゃるので、反射的に手を出すと、お坊さんは私の手にお香水を授けてくださったのです。

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 この本の写真は、お堂の外の方から手を差し入れてお香水をいただいているところ。そして、この本こそが、本日ご紹介する桁外れの大物なのです。自分がこの本を買ったこと、そしてそれが確実に自分の家のどこかにあることはわかっていました。その点、片付けに際して発掘されるあまたの萬年筆などとは違うところです。はっきりと、自分が買った、そしてとても大切に思っている、という本なのです。

 今はもう閉店してしまったのですが、近鉄大和八木駅のガード下にあった本屋さんで見つけたのです。本当に小さな小さな本屋さんで、文庫本ですら今注目されているような新刊書などは滅多に置いてない、そう、もう枯れてしまった本屋さんでした。まだamazonなんてなかった時代ですし、ネットで本を買ってコンビニエンスストアで受け取り、なんてこともありませんでした。そもそもコンビニエンスストア自体珍しい時代でした。だからこそ、そんな「不便な」本屋さんでも商売をしていられたのだと思います。もちろん、昭和の時代の話です。

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 段ボールです。段ボールにシールを貼ってある、それが、本棚にドンと鎮座していたのです。パッと見ただけで5,000円はいくよな、という感じの本。こういうものは、中を確かめてはダメなのです。中を見てしまったら欲しくなってしまいます。萬年筆は書いたら負け、ワンコは抱いたら負け、と言われているのと同様で、本は立ち読みしたら負けなのです。

 けれどこの本は手強く、立ち読みなんてできません。段ボールの中に本が入っているので、まずは本を取り出すところからです。けれど、非常に大きくて重たい本なので、立ち読みの態勢でそういうことはできないのです。

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 段ボールの中に、厚紙のスリーヴに包まれた本の布ケースが入っていて、その中に「本」の本体が収まっています。えらいモノを見てしまったと後悔したのですが、その時点(書店の中)では、こういう豪勢な造りになっているなんてことは想像も付きません。そういう上等な本を手にしたことがなかったからです。

 しかし、これがお水取りの本であること。それがすべてです。大学時代に教わった教授のお一人が、毎年お水取りの「声明(しょうみょう)」を聞くために二月堂に通っていて、東大寺のお坊さんからも顔を覚えられてしまっている、というヘンタイな人でした。その人の影響もあって、お水取りには興味と関心が高かったのです。その当時は、3月12日を除けば普通にお水取りの松明を見ることができましたし、世間一般の関心も低かった時代です。残念なことに、マスゴミ様の煽りやネットの情報で、お水取りの何であるかも理解していない人が山のように押し寄せるようになって、もはや奈良の人が見に行くこともなかなかできない、という状況になってしまったのは実に残念なことです。

 重たい段ボールを抱えて、レジに向かいます。この本をあの棚に収めることが本当にできたんだろうか、というようなお爺さんが店番をされていて、「はい、1950円」とおっしゃったのでした。惜しいことをしました。そのまま、千円札を2枚出して帰ってくることもできたのです。もしそうしていたら、この本は文字通り、我が家の「秘蔵本」となっていたことでしょうが、今以上にバチがあたっていたことでしょう。

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2022年6月17日 (金)

はみ出し

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 長々と寝そべってもまだ余るほどのお布団をグニャッと丸めて枕にして眠る「ちち(仮名)」さん。その日の気分でクッションの使い方はさまざまですが、いつもは柔らかな布団を好むのに、本日は固い床で寝ています。平気なのでしょうか。

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 PILOTの古いペンケース。シユッとした姿が好みなのですが、それ故に本数少なめ、もしくは細身のペン限定で使うことになります。

 御多分に洩れず、山のように積み上がったあれやこれやの中に長いこと埋もれておりました。さてこれにはどんなペンを入れてたかな、と考えても思い出せません。

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 片方にはカスタム楓、萬年筆、ボールペン、メカニカルペンシルの3本セットが入っておりました。写真から分かるように、一方の端だけにゴムの輪がついていますので、うっかりケースを開けるとペンがこぼれ落ちます。

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 何か模様が入ってるなぁ、とよく見ると、PILOTのPの文字が唐草模様みたいなものの中に埋もれるように描かれているのでした。

 あと、経年によるものか元々なのか不明ですが、一方の口金は金色でもう一方は銀色に見えます。

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 模様が描かれていて口金が金色の方は、残念ながらケースの表皮が口金から外れてきています。もし私に人並みの器用さがあれば修復できるのでしょうけれど、無謀な挑戦はしない方がケースのためでしょう。

2022年6月16日 (木)

別人格

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 今日も気持ちよさそうに寝てるなぁ、と写真を撮りに行ったら、目だけはしっかりと開けた「ちち(仮名)」さん。それでも、体を起こすことはありません。涼しくはありませんが、日が暮れるとそれなりに気温が下がるので、寝るのが気持ちよくて起きられないのでしょう。

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 とりあえず、ってことで手近な段ボール箱に突っ込んであった筆記具を一旦床にぶちまけて、手元に残すものと処分するものとに分別する作業。これがなかなか捗りません。

 仕分けが済んだら処分するものはそればかりの箱に詰めて待機、それで空いた場所に残すものを整理整頓して収納、という手順ですが、本当に収納する場所が空くのかすらわからない状態です。

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 プランジャー式の中華萬。中華萬にだけは手を出すまいと決めているつもりなのですが、なぜか整理すると出てくるのです。私の中に中華萬を愛する別人格がいて、うたた寝をしている間にそいつが表に出てきてポチってるのではないか、と疑っているのですが、真偽のほどは不明です。

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 乳白色のペン芯。中華萬ゆえ、何というメーカーだ、などとはっきりさせても意味がなさそうです。また、昨今萬年筆界隈で元気に活動されている皆さんは、ペン先の材質なんかにもあんまり興味はなさそうですから、こういうのがどんどん市場を席巻していくのは確実でしょう。

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 それにしても不思議です。いつ、どのようにして手に入れたのでしょう。素性も入手経路もはっきりしない、使う予定までコレクションしておくつもりもない、そのようなペンがいっぱい出てきました。どこかのイヴェントで放出しないと、いつまで経っても家の中がスッキリさせられません。実に困ったものです。

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2022年6月15日 (水)

あった!

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 今日もまた、カーペットを押しのけて眠る「ちち(仮名)」さん。最初はカーペットの上に寝ていたのですが、やがてふぅ~んと荒い荒い鼻息を吹き出したかと思うと、前脚でびょ~んとカーペットを押しのけるような動作をするのです。本人(犬)にとっては単なる寝返りに近い動作なのでしょうけれど、いつもいつも、百発百中で正確にカーペットを押しのけるのが見ていて笑えます。

 うしろのカーテン、裾の一部が持ち上がったようになっています。その昔、まだ彼女がパピーだった頃、この場所に置いたケージの中で生活していたのですが、気がつけば彼女、ケージの柵に前脚をかけて一心不乱にカーテンを咥えて引っ張っていたのでした。そのとき引き裂かれた部分をクリップで留めてあるので、こういうお姿になっております。

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 お片付けをしていたら、いろんなものが出てきます。先日は自分自身の中高時代の通知票まで出てきて赤面。そのままシュレッダーにかけたい衝動を抑えるのに必死でした。ま、いろんなもの、ネタとして保存しておくのも良いものです。

 写真は見たとおり、Bicの筆入れ。モチーフになっているのは先頃、惜しまれつつ廃番となったボールペンです。個人的には油性でダマもよくでて、あんまりいい印象のない、ありふれたボールペン、だったのですが、廃番になったと知ると最後に1本、などという気になるものです。

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 筆入れの中身はこんな感じ。あと2本、抜いてあります。黒、青、赤の各色、件のボールペンが入っておりました。廃番のニュースを知って、あちこちネットショップを漁りましたが、販売されているのはどれも黒インクのものばかり。個人的には、Bicのボールペンっていったら青いキャップの付いてるヤツでしょう、と思っていたので、黒インクのものを買い求める気にはなりませんでした。

 手に入れたところで使うわけでもないし、コレクションするほどのものでもない、と諦め、というか、それきり忘れていたのです。

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 そういうものが自分の家で見つかったので、せっかくですから記念撮影。キャラクターが黒い頭をしてることに敬意を表して黒インクと、個人的に一番人気の青インク、これをスタンドに挿してパチリ。

 後継のシリーズは、なにやら半透明というか、軸が透けてるんですね。それはそれでいい製品なのでしょうけれど、どこといって特徴のない、何のヒネリもなくて趣味の対象とはなり得ない、こんなボールペン。なくなったのだ、となると愛おしくなってしまうのは蒐集を趣味としているものの性でしょうか。

2022年6月14日 (火)

大物・前哨戦

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 雨でお散歩に行けなかったものの、しっかりケージの中で粗相をして、あぁスッキリした、と気持ちよく眠りにつこうとしている「ちち(仮名)」さん。柵の隙間から突き出した前脚、肉球が空を向いていますが、長女によれば「握手会」という状態なのだそうです。

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 今日は体調が良かったので、わしわしとお片付けに励んでおった飼い主、本当になんでもないところから救い出したのがこちらの図録。2010年までさいたまスーパーアリーナ内にあったジョン・レノン・ミュージアムで買い求めたものです。

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 嬉しがりの私のことですから、おそらくは開館間もない時期に行ったのだと思います。やがて時は流れて、大宮でWAGNERの会合があった時、駅周辺のあまりの変貌ぶりに会場までのルートが不安で仕方なかったことが記憶に残っています。

 その日は大雪で、帰途に立ち寄った秋葉原の電気街で誰も彼もがひっくり返るのを不思議に思いながら、怪しい店を巡るためシャーベットと硬い氷の混ざった路地をザクザクと歩き回ったことも昨日のことのように思い出されます。

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 でも、本当の大物はこの図録ではなかったのです。同じ日のお片付けで、さらなる大物を発掘しました。流石に重たいので、そちらはまた後日。


2022年6月13日 (月)

ぐりこ

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 記事を書こうと思ったところ、肝心の「ちち(仮名)」さんの写真がない、ということで撮った一枚。彼女は熟睡中で、撮られていることにも気づいていません。ケージにぴったりとはまるサイズの大きなクッションが気に入ってもらえたようで、丸くなることなく、どで~んと寝ています。

 歳をとると夜遅くまで起きているのがしんどいので早く床につこうと思いつつ、あれこれと思い立ってはごそごそやっているので結局は遅い時間に眠りに入って、年寄りのくせに朝の寝起きは良くない、と言う毎日が続いています。年寄りは少し年寄りらしく、朝早く起きられるようになりたいものです。

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 あんまり持っていないはずなのに、パーカーの箱を発見。クルミのチップで何時間もペン先を磨いて・・・なんていう宣伝文句に躍らされて、今は亡きアメ横のダイヤ商会でオレンジのデュアフォールドを買ったのは相当前のこと。家族とともにTDLへ行く、研究大会に参加するために東京近辺に出て行く、そういうついでに秋葉原詣でをしていた私でしたが、萬年筆に毒されてからはアメ横にもちょくちょく立ち寄るよって、主にダイヤ商会のお母さんに説明とも説教ともつかないお話を伺っては1本いただく、ということがよくありました。けれど、デュオフォールドは書き味が気に入らなくて早々に手放して、以来、パーカーにはあまり手を出していないはずなのに。

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 プリミエのブラックエディションでした。軸もペン先も真っ黒け、ということ以外、これと言ってひかれるところもないペンです。何でこれがウチにあるんだろう、というのが発見したときの正直な感想。しかし、それを言ってはおしまいです。字を書く手は1本なのに萬年筆は何本あるのだと言われ続けて幾星霜。しかもその、字を書く手というのが人並み外れてポンコツなのですから、100円のボールペンでももったいないと言うぐらいの話なのです。真面目に考えたら、萬年筆なんて1本も持ってないのが正しいのです。

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 インクを通した形跡もないようです。死蔵、っていうやつですね。我が家に来てから殆ど日の目を見ることなく、ずっと棚の奥にしまい込まれてホコリだらけになっていた、かわいそうな萬年筆です。でも、そういうのはこれ1本だけではありません。気に入って欲しくてたまらず手に入れたものですら、殆ど字を書くことなくほったらかしになっているわけですから。

 で、箱の中に一緒に入っていた保証書を見て合点がいきました。このペンは、オマケが欲しくて買ったペンだったのです。

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 かつては萬年筆の製造も行っていたモリソンファクトリー。まだ平成一桁の頃には、製造こそしないものの各社萬年筆の修理などを請け負っていたはずです。私自身、スーパーの文具売り場でワゴンセールされていた初代ペリスケを買ったら尾栓が割れていたので、近鉄百貨店の文具売り場に持ち込んで修理依頼をしたらモリソンファクトリーの伝票が付いて戻ってきたことがあります。

 今は休止中ですが、萬年筆の製造、そして修理をやめてから、主に舶来萬年筆などの販売を行うようになり、一時期は月替わりで同社がかつて製造していた萬年筆をおまけにつけてくれるようになっていました。あ、このペン欲しい、とオマケにつられて、とりあえず手頃なお値段ということでプリミエを選んだのでしょう。使わない萬年筆がどんどん増えるのも道理です。

2022年6月12日 (日)

普通がない

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 写真を撮られそうなので首は動かさずお目目だけをあらぬ方へ向けている「ちち(仮名)」さん。もうすぐ寝てしまう、というタイミングなので、もはや体ごと避けることができないのです。

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 家の中のどこかにあるはずシリーズ、本日はペリカンのM300さんたち。とはいえ、普通の緑縞のが一本もないのは残念なところです。気がついたら廃番になっていた、ということで、そのうちに、と思いながら手に入れないまま、今に至ります。

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 なんと言ってもこの子たちは軽いのです。ひたすら軽くて、普通の萬年筆ではツルツル滑ってこんなふうに置くことができない食卓の上で、見事に並んで見せてくれています。

 普通はペンの重さでズリッと崩れてしまうのですが、こいつはひたすら軽いので、そっとのせてやればそのまま動かずじっとしていてくれるのです。

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 しかしこの子たちは皆、軽くて軸も薄いせいか、インクを入れると軸の色が綺麗に見えないことが多いのです。真っ白なシャツの下に着込んだ黒い下着がはっきり見えてます、みたいな感じになってしまうのです。結局、それでインクを抜いてしまい込んだと記憶していますが、もう一度、この図体に似合わないふんわりとした書き味を味わってみようかな、などと思っているところです。

2022年6月11日 (土)

間違い探し

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 何撮ってるの、と言いたげな「ちち(仮名)」さん。寝ている時に撮られると顔を背けたり起ち上がって逃げたりするのが彼女の常でしたが、最近は歳のせいか黙ってやり過ごすようになりました。

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 プラチナの箱を開けたらこんなのが出てきたので、廃番になったことでもあるし、これはめでたい、と喜んでいたのです、素直に。

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 キャップのてっぺんが平らなのと丸いの、色が濃いのと薄いの、うまいこと両方あるやん、とニヤニヤしておりました。

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 老眼なので、何となく片方の刻印が濃いなぁ、と思ってはいたのですが。こんなこともあるのだなぁ、変なモンばっかり集めてたら最後には向こうから寄ってくるようになるんやなぁ、と。

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 こうやって見ていたら、気がつく人は少ないでしょうね。私みたいな萬年筆初心者ですと全くわかりません。皆さんの手元にも、こんな変なモン、転がってませんか?

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2022年6月10日 (金)

掛ける

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 なかなか眠れない「ちち(仮名)」さん。長女になら写真を撮られても顔を背けることはありません。

 飼い主は昨日の作業を完了させるべく、退勤後にホームセンターに寄って帰宅。これなら大丈夫、というものを買い込んできました。

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 すでにあるテレビは32インチで、専用の金具を取り付けることで壁掛けにできます。今回、まぁないよな、と某巨大オークション名を覗いて見たら、4000円強で売られているその金具が300円で出品されているのを発見して落札。送料は690円でした。

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 件の金具をテレビの背面に装着。VESA規格準拠なので、飛び出している銀色の部分にあるネジ穴は径4ミリ、ピッチ0.7ミリです。M4で長さ10ミリのネジを使う、というのがVESAの規格ですが、少し心配なことがあったので長めのものも買ってみました。

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 縦に置かれているのがテレビスタンド側の金具。M8でも通るような大きな穴が空いています。M4のネジでは、この金具と緊結することはできませんので、ワッシャが必要です。

 VESAでネジの長さが10ミリと規定されているのは、それより長いネジだと液晶面に突き抜けてしまう、落語の「宿替え」みたいなことになるからでしょう。しかし今回のケースは、テレビに長いスペーサー的なネジをつけていますから、そういう心配はありません。

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 そんなもん、ほんまにあるんかいな、と心配でしたが、こんなに鍔の部分が大きなワッシャもあるのですね。ネジの通る穴の径4ミリに対し、ワッシャの径が20ミリです。これのおかげで、無事、スタンドの金具とテレビ側の金具とを緊結することができました。あとは、寝ながらテレビを見ていつのまにか寝落ち、という自堕落な週末を送るだけです。

2022年6月 9日 (木)

五色の猫

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 ゆったりたっぷりサイズのお布団に顎だけ乗せて寝ている「ちち(仮名)」さん。本日はなかなか排泄をしないということで長いことお散歩で連れ歩かれて、精も根も尽き果てた、という感じなのです。

 飼い主も寝室のテレビをもう少し「寝ながら見やすい」ものにすべく購入したテレビスタンドを組み立てること小一時間。最後の最後、テレビを取り付けたらおしまい、というところで、まさかの合うネジがないという事態に遭遇して、どっと疲れが出ました。明日は金曜日ですけれど、今週は土曜の午前にも勤務がありますので、あと1日、という軽やかな気持ちにはなれません。

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 こんなのをいつ手に入れたのか、おそらくはWAGNERの会合の迷惑じゃんけん大会か何かでいただいたものではないかと思います。5本ともすでにカートリッヂが挿さっており、中にはインク残量ほぼゼロというものもありますので、どなたかが使われていたものなのでしょう。

 5本すべて色違いですが、描かれている模様はすべてキティちゃん。頭がニャンコで首から下は直立二足歩行するヒューマノイドって、キメラにしても気色悪い生き物ですが、誰もそのことにはツッコみを入れないのがお約束なのですね。

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 軸色というかテーマカラーというか、ペン先もそれに合わせてあります。赤、緑、黄色、ピンク、紫それぞれ、クリップやペン先も同じ色なのです。ペン先にはしっかりとPマークが入っております。

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 透明な軸はほぼ全体がキティちゃんで覆い尽くされているのですが、お尻の方、模様のない素通しのところを見ると、中に何やらニャンコのようなものが見えます。これもまた、それぞれのカラーと同じものになっています。

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 カートリッヂのお尻にキャップのように挿すキティちゃん、なのでした。そしてこれもまた、色が揃えられています。こういうペンを持っていても使いませんので、綺麗に洗ってどこかでプレゼントする機会に備えようと思います。

2022年6月 8日 (水)

一体何が?

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 可愛らしく寝ている「ちち(仮名)」さん。ケーブルテレビの事業者を乗り換えたので、宅内工事に来てくれた作業員さんに遊んでもらいたくて仕方なかったのですが、飼い主に抱き上げられて別室に隔離軟禁されたので、戻ってきてからも少々お怒りモードなのです。

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 宅内工事ですから、あちこちものをどけて配線を引き直したりするわけで、ここら辺も片付けておかなければ、と手を出したら、また何か出てきました。インクボトル、カートリッヂインク、何かの箱、です。

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 何かに齧られたような箱に入っているのは、 かつて最強(恐)のインクの名をほしいままにしていたペリカンのファウントインディア。カートリッヂインクは、萬年筆のインクとしては優等生の部類に入るであろうウォーターマンのブルーブラック、そして、セイラー萬年筆の箱です。

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 ファウントインディアの箱には何故かプラチナのコンヴァータ。どうせなら、同社製の萬年筆で、同社のカーボンインクを吸わせて使った方が良いのかもしれません。

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 さらに笑ってしまうのは、セイラーの箱に入っていたのがレアロだったということです。何も知らない人にこれ一式あげます、と渡したらどう使うのでしょうか。萬年筆同梱のインクは青でしたので、私は黒がいい、となると怖いですね。

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 かなり埃が溜まっているので、長いことこの場所に放置されていたのでしょう。定位置に移してあげないといけません。そしてファウントインディアは、誰かを脅すのに使いましょう。言うこと聞かないと、お前のペンに知らない間にこれ入れとくぞ、って。

2022年6月 7日 (火)

みょうに長い

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 長々と伸びてよく眠っている「ちち(仮名)」さん。長々と伸びているので、本日はお片付けで発掘されたものではなく、何だか知らんがこれ、長いよなぁ、というものをひとつ。

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 セイラーのショート軸です。長いと言いつつショート軸。でもこれ、妙に尻軸が長いような、ショート軸にしては微妙なバランスだと感じるのです。

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 18KのWGという、ある時期にはおおいに流行ったペン先。キャップも軸もシルヴァーカラーですから、よく合っています。

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 こうして見ると、尻軸が妙に長く感じられる理由が分かります。胴軸というか首軸というか、そちらが短いので、カートリッヂやコンヴァータを収めるためには尻軸を長くせざるを得ないわけですね。

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 こういう、かつて萬年筆が実用品であった時代の、モデル名すらよく知らないペンが沢山あって整理に困るので、いずれペントレに参加しようかと思いつつ、値付けができないなぁ、というところで踏み切れないのです。

2022年6月 6日 (月)

突破者

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 よぅ寝てるなぁ、と覗き込んだら実は目を開けていた「ちち(仮名)」さん。居間の一角で寝ていますので、家族の会話や生活音などを聞きながら、むしろそのことで安心して眠りに堕ちていくのだと思われますが、このときはまだ、準備段階だったようです。

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 佐川急便で送られてきた荷物の封筒をずっと保管、いや放置してあったものが、陽の当たるところに出てきました。今ではすっかり過去のものとなった銀塩の一眼レフ(ずっとどこかにあるはずと思っていたもの)も出てきたのですけれど、これで本当に懐かしく当時を思い出しました。

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 グリコ森永事件。その犯人とされるキツネ目の男じゃないか、とされた宮崎学さんが、怒った弾みで面白がって立ち上げた電脳突破党。たしか「突破者(とっぱもん)」という著書もあったはずですが、そちらは処分してしまったかもしれません。URLまでしっかりとイチビってくれている辺りが好みです。

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 実際にはイチビりどころではなくて、大真面目に「体制側」を批判されているのです。1990年代にはまだ、こういう熱い人も少なからずいたわけです。この宮崎学さんの場合、友人であるジャーナリストの大谷某なる人物によって、「お前やったんちゃうんか」と執拗に追及されたことも、こうした活動につながったようです。

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 今となってもなお、真相は闇の中。私自身はけっこうゴリゴリに保守、反動なので、むしろこういう人たちとは反目なのに、どういうわけなのか趣旨に賛同してストラップだの何だのと手に入れたりしているわけです。我ながら変なヤツです。

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 せっかく発掘されたので、変色した封筒ともども、今度こそ大切に保管しておくことにしましょう。もちろん、こんなの他の人には全く意味のわからないものですから、私がいなくなったらゴミの山に投じられてしまうのでしょうけれど。

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2022年6月 5日 (日)

マルス

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 コタツムリになっている飼い主のところは寄ってきて、ピタッとくっついて眠る「ちち(仮名)」さん。暗に「撫でて、遊んで」と言ってますので、頭に手を乗せてわしゃわしゃしてあげますと、グゥグゥと喉を鳴らしつつ眠るのです。

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 普通には回収してもらえないようなゴミは、特に申請して取りに来てもらうか、自分で処理施設に持ち込むか、となるのですが、今度の火曜日に休暇をもらってゴミの持ち込みをする予定なので、片付けのピッチも上がります。

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 ステッドラーの学童用萬年筆。日本の小学校ではシャープペンシルの使用も禁じているところが多いので、萬年筆なんてとんでもない、ってことになるのでしょう。何より現在の現場の状況では、新しいことを取り入れるのは至難です。

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 ドリルケースの中には萬年筆本体に加え、説明書とお名前シールが入っています。世界各地に向けた横文字のものに加え、日本語の説明者もついているのが嬉しいところです。

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 そんなモン見たらわかるやろっ、と思うのですが、これ、書いておかないと問い合わせがたくさん来たり、無理にポストしようとして壊したり、ということになるのかもしれません。

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 もはや、いつ、どのように入手したのかもわからないのですが、カートリッヂが挿さっていて、そのまま干上がっています。おそらく、使用済みのものを形が面白いからと手に入れたものでしょう。こういうのはどんどん処分していかなければなりません。

2022年6月 4日 (土)

祭のあと

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 飼い主が帰宅したとき、こんな感じで眠っていた「ちち(仮名)」さん。で、その後飼い主が何をどうしたのかという記憶は曖昧です。本日は第1回のNANIWA PEN SHOWの運営にちょこっとだけ参加させていただいたものの、ただただ入り口の前に立っていただけでヘバってしまい、帰宅後は時をおかず沈没となってしまいました。

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 こういうカーテン、触っちゃダメですよ、と言われていましたので、会場設営が一通り終わったタイミングで巡視して、あっ、すいません、そこの荷物でカーテンがまくれ上がってるので荷物引いてください、なんてことを言って回り、電源の設営も一通り落ち着いたなぁ、というところで軽い気持ちで建物の入り口へ様子を見に行ったのが運の尽きでした。

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 本当にいいお天気でしたので、立っているだけで汗をかきますし、何より日射しが痛い。日頃屋内で過ごしているインドア派ですので、すぐに肌が赤くなってきて、あぁこれは今晩痒くて眠れないだろうなぁ・・・などと思っておったのですが、実際には痒みなんて感じる暇もなく夢の世界へと旅立ってしまったのでした。

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 入場整理券を配る係の人のところへ、どういうイヴェントなんですか、とか、すぐ前のレストラン、そんなに混んでるんですか、などと聞いてくる人が多くて、肝心の整理券配りが中断するなんてこともありましたので、様子を見に来ていたことをすっかり忘れてそのまま入場整理係に変身しまして、結局10時半から15時半まで、その場所から動くことなくお仕事に励んでおりました。整理券をお渡しした方が戻ってきて飲み物を差し入れてくださるなど、実にたくさんの方に「大丈夫かぁ」なんて声をかけていただいたのは、それだけ危なそうに見えたからでしょうか。

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 会場内がすこしゆったりとしてきたところで、自分のお買い物。今回もまた、普通じゃないものをお買い求め、となってしまいました。白い箱は私に触発?されてお片付けに励まれた結果、発掘された物だそうで、何となく、つい最近まで店頭にあったような気がするものの、実際には殆ど目にすることがなくなってしまった廃盤品です。そしてその上に乗っかっているのは、2ヶ月ほどは使用禁止だよ、と念を押されてしまいましたので、しっかりと「熟成」させてからインクを通してみようかと思います。

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 50グループもの出展者が片付けを終えるとこんな感じ。なんかこう、マリーアントワネットが、なんて言いたくなるような室内の感じ。実際参加いただいた方も、出展者の方も、盛んに天井に向けてシャッターを切ってらっしゃいました。だから昔から言ってるでしょ、カメラは望遠よりも広角のものを選ぶべきなんだ、ってね。

 暑い中、あるいは遠路はるばる大阪まで、NANIWA PEN SHOWにお越しくださった皆さん、ありがとうございました。たくさん来ていただけたのでなかなか入場していただけず、諦めてお帰りになった方もありました。これに懲りず、また様々な萬年筆関連のイヴェントにお運びくだされば幸いです。

2022年6月 3日 (金)

明日は

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 昨日と同じような一枚。「ちち(仮名)」さんは、在庫処分で投げ売りされていたこのクッションをかなり気に入ってくれたようで、昨日も本日も、文字通り高鼾で熟睡しております。

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 明日は土曜日。NANIWA PEN SHOWの日です。会場は大阪中之島の大阪市中央公会堂で、午前11時開場、午後7時(最終入場は午後6時)で、入場無料です。

 各種SNSで告知されておりますので、豪華な出展者についても皆さんよくご存知のことと思います。

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 会場へは京阪本線または大阪メトロの淀屋橋駅から徒歩5分。京阪中之島線なにわ橋駅からはすぐです。是非、ご来場ください。

 写真は京阪本線の反対側の終点、京阪三条から出町柳まで延伸されて30周年を記念して発売された京都セルロイド製の萬年筆です。

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 萬年筆としては特に見るべき変わったところはありません。落とし込み嵌合のキャップにつけられたクリップには、京都セルロイド、日本製、という刻印があります。

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 地方キャップの色は、京阪特急の色。天冠にはシンボルマークの鳩が描かれています。同時にこのキャップの色にも近い、ベンガラ色のインクも発売されていて、一緒に買ってきたはずですが、今回発掘されたのはペンの方だけです。

 大阪市中央公会堂でお手伝いをしていますので、赤いエプロンかけてるオッサンを見かけたら気軽にお声がけください。萬年筆談義をいたしましょう。



2022年6月 2日 (木)

わかりやすい

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 おニューのお布団で眠る「ちち(仮名)」さん。ホームセンターに処分価格で並んでいたのを買ってきたのですが、値札を切り離す前から上に乗っかっていて、かなり気に入った様子。飼い主に似て「新モン喰い」な彼女。明日まだ残っていたら、買い占めてくることにしましょう。

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 本日の一本は、我が家に何本か転がっているうちの一本、セイラーのホスカルです。軸が細くて軽いからホスカル。まんまやんけぇ、ってやつです。何のヒネリもありません。

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 残念ながら鉄ニブ。14金ニブ付きのものは、なぁんだ、ホスカルか、などとバカにできない仕上がりですが、鉄ニブのものは質実剛健、いや、実用に不足なし、という造りです。

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 細くて軽くて、まっすぐな軸。萬年筆を実用の道具として考えるならば、正しい方向の一つかと思います。ホスカルなんていうイチビッた名前がついてるから我が家にあるわけで、そうでなければ見向きもしなかったことでしょう。それだけまともな萬年筆ということですね。

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2022年6月 1日 (水)

しゅーる

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 ただいま洗濯中のクッションで眠る「ちち(仮名)」さん。このあと彼女はクッションに乗ったまま粗相をしてしまったので、これからの暑い季節に最適なひんやり冷感のクッションは、十分に乾くまでしばらくお預けです。

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 こういうのを持っておけば、何かの折に子どもたちとあそべるかな、と思って手に入れた世界メルヘンかるた。いまはトランプやUNOなんかでも、一枚ずつラミネートしたやつで遊んで、使用後はアルコール消毒、っていうのが当たり前になってきていて、これもラミネートしないと実戦配備できないのです。

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 しかし、ラミネートしてあろうがそうでなかろうが、問題の本質はそこではありません。まずはこの、独特な、というか、かるた遊びをするような子どもたちにはあんまり向いていない絵。小さな子は泣いてしまうかもしれません。

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 取り札に書かれたひらがな一文字から、読み札の内容を類推することができたでしょうか。もしできたのだとしたら、相当危ない状態なんじゃないか、と私は思います。

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