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2022年4月13日 (水)

シュラウド

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 撫で撫でされてうっとり、な「ちち(仮名)」さん。こたつ布団に身を預けてうとうとしていたら、お姉さんが出てきて撫で撫でしてくれたのです。こんな風に、私はここにいますよ、撫でて頂戴、という感じにどーんと構えている彼女。誰も撫で撫でしてくれないときは、これと見込んだ家族のところまで歩いて行って、その人の手を前脚でちょんちょんとしたり、鼻先で突き上げたりしてねだります。それでもかまってもらえないときは、ワンワンと文字の通りの声で鳴くのです。

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 退職前の3月下旬、校長室と職員室、二つの机の中身を空っぽにして、机の上やら周りやらをきれいに拭き上げて次の校長先生にお渡しすることに必死で、いろんなものを適当に段ボール箱や手提げ袋なんかに放り込んでいたので、しばらくの間、このペンケースが行方知れずになっておりました。

 在職中はいつも校長室の机の上に転がしてあって、見当たらないときでも書類の山をかき分けると出てくる、けっこう行方知れずになりにくかったものなのですが、今回の片付けに際しても、その前の職場から持ってきて開封もしていない段ボール箱を発見してしまったぐらいですから、2週間ほどで再開できたというのは、私にとってはむしろ奇跡に近いことなのかもしれません。

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 左はセイラーのプロフィットレアロ、太字、赤インクを入れてあります。各種文書に朱を入れるのに使っておりました。真ん中はプラチナの3776緑軸、細字でくにょくにょとよく撓るペン先なので、黒インクを入れて細かい様式にかき込むときなどに使っておりました。そして右端がPILOTのシルヴァーン、WAGNERの五周年記念という文字がなければ、なんて失礼なことを言われているペンで、太字にブルーブラックのインクを入れて、封筒の表書きに。ちょっとつるつるに仕上げられ過ぎているのか、あるいは紙との相性なのか、書き出しを中心にスキップするのが難点です。

 いずれのペンも今の職場では活躍の機会がなさそうなので、そろそろインクを抜いて徹底洗浄、ということになろうかと思います。

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 編吟革盤舎さんのこのペンケース、その構造上、当然と言えば当然なのですが、収納しているペンの「かた」がつきます。ペンケースの左側、ペンを収納しているのではない部分にペンが押しつけられますから、こういう風にペンの姿が一部転写されてしまうのです。

 こういうのを見ると、WAGNER五周年あたりをタイトに押しつけるように収めておけば、文字が転写されるのか、あるいは、菊の花や龍、嘉門に浮世絵など、浮き彫りのシルヴァーンシリーズをタイトに収納しておけば・・・・・などと妄想してしまいます。

 問題は、そういうシルヴァーン、手元にないことなんですね。手に入れようにも高価なペンはちょっと。くっきりした模様や柄のある,それでいて太い軸のペン、というのを探してみようと思います。

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