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2022年4月

2022年4月30日 (土)

ありがとう

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 飼い主の帰館を目を開けただけで迎える「ちち(仮名)」さん。飼い主も疲れ果てておりますが、ワンコの方も待ちくたびれたようです。

 今日は第13回のY.Y.Dayでしたので、早朝に家を出て深夜まで、しっぽりと萬年筆させていただきました。

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 入場された方にはこの入場券をお渡しして、残ったいちばん若い券がこちら。グループで来られた方は、人数に関係なく券1枚、でしたので、実際の入場者は100人を超えています。とても良いお天気の休日、神戸までお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

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 今年のYYペン。キャップを閉じた状態では、モンブランのボエムとほぼ同じ長さで、軸の径がやたら太いというずんぐりむっくりのスタイル。

 これは、企画者が狙ってこのフォルムにしたのです。なので、通常ではないようなエボナイトをこしらえてもらい、そこから軸を削りだしてもらったのです。

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 筆記時はキャップをお尻に挿して、筆記に問題のない長さにします。比較対象は丸善のセンチュリーマイカルタ、名古屋仕様です。

 今日は久々に、「萬年筆のイヴェント」でありました。もちろん、インクや文具を売る出店者もありましたが、萬年筆がよくうれておりました。

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 最後に、抽選会で笑暮屋さんからの景品を当てた方が、運営と出展のみんなでジャンケンしてください、と当たった萬年筆を寄付してくださいましたので、白熱したジャンケン対決の結果、長崎へと嫁いで行ったのでした。実に楽しかったイヴェント、また、やりましょう。



2022年4月29日 (金)

もぐっていた

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 お顔ない、の状態で眠る「ちち(仮名)」さん。今日は飼い主もお休みだ、という安心感からでしょうか。けれどもこのあと、飼い主は尼崎工業大学での会合に出席するために出かけてしまいます。今日は猛烈な雨が長いこと降っていましたので、きっと夜中に粗相をするんだろうな、と思っていたのですが、案の定、深夜に帰ってきた飼い主は田舎の匂いで出迎えられたのでした。

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 発掘されたAURORA88の旧タイプ。まずは、この写真で間違い探し。おかしなところ、わかりましたか?

 立派な吸入式なのに、なぜかロングタイプのカートリッヂが。朧げな記憶をたどると、こいつを手に入れた時からこんな状態だったのです。前のオーナーは、よくわかっていなかったのか、あるいは慌てていたのか。

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 みなさん、この旧タイプの穂先がシュッとしているニブのことを、ハイレグニブとか、天狗ニブとかおっしゃいますが、私、その言葉が生まれた現場にいたのです。

 カルロ・ゴルドーニという、同じくアウロラの萬年筆があります。喜劇作家をモチーフにしたペンなので、軸には仮面舞踏会でご婦人が手にされているような、目の周りだけを覆う仮面が描かれています。ルーペでその模様を見た人が、「このペン、天狗おるで。」とおっしゃった、それが天狗ニブという名前が生まれた瞬間なのです。

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 その後、名古屋の夢を追いかける社長(当時)が、この穂先の形はハイレグのレオタードか水着を着た女性の下半身だ、なんてことをおっしゃったのです。当然、その方がパッと見わかりやすい呼び名ですから、すぐに定着してしまった、ということです。

 さて、明日は第13回のY.Y.Dayです。物を買うためばかりに参加するのではなく、こういった、萬年筆にまつわるお話をして楽しむ、ということも是非、お試しいただきたいのです。何か気になることがあれば、エプロンをつけている人に遠慮なく話しかけてくださいね。

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2022年4月28日 (木)

急造

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 眠い、むにゃむにゃ・・・な「ちち(仮名)」さん。今週は4日間の勤務でしたが、学校が家庭訪問シーズンに入っているので来館者が急増、毎日大変忙しく過ごしておりました。17時前には来館者に退館していただいて、それからお片付けと消毒作業。いつも思うのですが、こんなに恒常的にアルコール噴霧していたら、そのうち耐性を持ったウィルスが出てきたりするのではないでしょうか。たしか葡萄球菌にはそういうのがいたような覚えがあります。何より、アルコール噴霧している方の人間にも何か影響が出るはずです。まぁその頃には自分自身はおそらくこの世にいないので、心配するだけ無駄なのですが・・・。

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 4月30日土曜日、兵庫県民会館で開催されます第13回のY.Y.Dayで、写真のガラスペンを販売することになりました。3本写ってますが、販売するものの現物であり、これがすべてです。価格は1本16,500円(税込)とのこと。午前中に展示し、購入希望の方には整理券をお渡しします。入場券と同様、半券を切り取って抽選箱に入れていただき、午後から抽選して当選者に販売します。

 Glass Studio TooSさんの TAKETORI 黒流斬月 深緑(親方スペシャル)であります。3本の内訳は、通常ニブM、スタブチック、リボンニブとのこと。黒く見えますけれど、親方スペシャル、っていうぐらいですから親方カラーである深緑なのです。興味のある方は、ぜひ、会場までお運びください。

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 で、問題は、これが抽選販売であるということ。皆さん、どう思ってらっしゃるか知りませんが、Y.Y.Dayの運営は緻密なようでいて適当という絶妙なものなのです。本日、親方から「ガラスペン抽選販売するから、抽選の整理券作っておいてね。」とLINEでお願いされて、それ何ですか? とスネークマンショウみたいなこと言いつつあちこち探してこの写真にたどり着いたという次第。

 で、抽選券なんてちょいちょいっと作れますけれど、それをどうやって抽選するか、です。購入希望の方に整理券をお渡しして、その半券を、さて、どこに入れておいて貰うのか、ってことです。午後3時以降に行う大抽選会用の抽選箱と兼用することはできませんので、別途、用意するしかありません。「整理券作っておいてね」ってことは、それも含めて用意しておいてね、ってことです。それが理解・実行できない人は、残念ながらY.Y.Pen倶楽部(正式名称は良識あるヘンタイ倶楽部)に入ることができません。そこらの秘密結社に入るより難しいのです。

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 かつて技術・家庭の先生だった私。パートナーである家庭科の先生が産休の際、代わりに来てくださった先生のことを思い出します。期末試験の日の午後は、先生達で野球をしたりバレーボールをしたりして、その後、ちょいと呑む。そんなことができたおおらかな時代でした。その時、おつまみが何にもないぞ、と気づいた産休補充の先生が、期末試験の翌日に行われる調理実習に向けて出汁をとったあとの昆布を細かく刻んで、ちょいちょいっとおつまみの完成、っていう「ファインプレー」を見せてくれたことが強烈な印象として残っています。

 しっかりと準備を整えて臨むことは大切ですが、ときには準備する時間すらない、材料もない、なんてことはけっこうよくあるものです。そういう時にパパパッと対応できる人でないと、親方にシバかれてしまうわけです。

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 そういうわけで、おおいに焦った私は、事務室に転がっていた小ぶりな段ボール箱に細工をしました。まず、抽選券が行方不明にならないように、段ボール箱の底に画用紙の切れ端を敷いて養生テープで固定。別の段ボール箱に食器棚から取り出したお皿を載せて縁に沿って線を描いて、カッターナイフで切って丸い穴の開いた蓋にします。

 丸い蓋、なくても良いのですが、作家さんのガラスペンが欲しい、って方はけっこう本気度が高いので、中に入れた半券がどっかに散らばってしまう、なんて事態を避けるため、とりあえず蓋付きに。半券を入れたら蓋を閉める、でお願いします。

 見た目は良くないのですが、とりあえず抽選箱のできあがり。TooSさんのガラスペンが欲しい方は、4月30日、何をおいても神戸ですよ。

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2022年4月27日 (水)

くたびれた・・・

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 夜7時半ごろに飼い主が帰ってきた・・・お、リード付けられる、お散歩やぁ・・・と喜んだのもつかの間。普段は次男が乗り回している色褪せた日産ノートに乗せられて、悪い予感しかしない「ちち(仮名)」さん。その予感は見事に当たり、帰宅したのは午後9時ごろ。嫌な建物に無理やり連れ込まれ、変な台に乗せられ、知らない男の人に針を刺されたり爪を切られたり・・・。

 お医者様に診てもらうのは1年ぶりだったせいか、診察台の上では小刻みに震えながら切ない鳴き声、いや泣き声を上げておりました。家に入ると内弁慶ぶりがさく裂して、病院へ連れて行ったかどでお母さんとお父さんを見て吠える吠える・・・。最後には「えぇ加減にせぇっ!」と普段は甘いお父さんに叱られて、しゅん太郎になったかと思うとそのまま眠ってしまいました。よほど精神的にくたびれたのか、朝を迎えるまで全く起きませんでした。

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 まだ寒かったころにネタにした古いセイラーの萬年筆。この見事に剥げげちょろけた軸、これって自然の産物なの? という記事だったのですが、やっぱりそう、経年と使用に伴って剥げちょろけてしまったもののようです。

 下に並んでいるのが、比較的マシな状態のもの。部屋のごみ全部抜く、っていう勢いで片づけをしている飼い主によって発見されました。選択と集中という、コレクションするときの原則を全く守らない飼い主のことですから、ちょっと見た目が面白かったりすると手を出しているのです。このケースも、きっとどこかにあるはず…と思っていたらやっぱり、ということでした。

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 剥げちょろけてはいるのですけれど、ペン先の状態はむしろ良く、軸がそこそこ奇麗な方は内部でインクが固まっているんじゃないか、というほどにペン先が汚れています。これまた、ローラー&クライナーの洗浄液に漬け込んでしばらく放置しなければならないパターンでしょう。

 そうこうするうち、もう4月27日。明日しっかりとお勤めをしたら、明後日から、いよいよゴールデンウィークに突入です。29日の金曜日に疲れをとって、30日の土曜日は神戸へ。兵庫県民会館で開かれる第13回のY.Y.Dayで楽しみませんか。万年筆が中心のイヴェントにするつもりなのですけれど、何やら、このイヴェントのために制作された素敵なガラスペンも抽選販売されるという話も・・・。

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2022年4月26日 (火)

埃まみれ

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 今日も早々と床についた「ちち(仮名)」さん。一方、飼主の職場は本日も大盛況でしたので、久々にボロ雑巾状態で帰宅した飼主なのでした。

 この時期、家庭訪問などのため、子どもたちはお昼すぎには下校してきます。密になることを避けるために、各施設の使用時間を学年ごとに分けているのですが、「待つ」ということのできない子どもが多く、それがストレスとなって子ども同士の諍いが起こったり、危険な遊びをする子どもも多くなります。上品で物静かな館長でいよう、と思っていたのに、、、でした。

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 明後日の朝に粗大ゴミ搬入の予約が取れたので、今日もまた、何年も動かしていない荷物を解いて中身の確認と不用物の廃棄を続けましたが、とにかく、萬年筆各社の「箱」がたくさん出てきます。そのほとんどは空き箱ですが、中身がそのまま、というものも少なからず出てきます。

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 北海道へ行ったことはないのですが、お土産をいただいたことは数知れず。これもそんなもののひとつで、ベスト型のカスタム74なので変なモン好きの血が騒ぐだろう、といただいたもの。インクを通すことなく、大切に保管してきましたが、大切にしまい込み過ぎて、これまで所在不明だったもののひとつなのです。

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 珊瑚礁と言うと南の島、と勝手にイメージしてしまっていますが、いわゆるコーラルカラー、昔から萬年筆には良く使われてきた軸色です。単なる赤ではなく、ちょっとあとをひく、気になる赤色です。たくさんあるのですから、こういった眠っている萬年筆もどんどん使ってあげないといけませんね。

2022年4月25日 (月)

揃える

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 あんよがバラバラな状態で熟睡している「ちち(仮名)」さん。じっと見ていますと、揃っていない脚をあれこれ動かして、時にふぅ~っと鼻を鳴らす、という状況ですが、写真をしっかり撮られていても起き上がる様子はありません。本日はよく遊んだのでお疲れのようです。

 飼い主はふとあることを思いついてしまいました。思いついたら最後、実際にやってみないと気が済まない、待つことができないという子どものような性格ですので、あれこれとやらなければならないことがあるのにもかかわらず、思いついた計画の実行を優先してしまったのでした。

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 今の家に住み始めて間もなく買い入れた安っぽい机。いや、当時は東急ハンズで見てこれしかない、と思い込んだのです。無垢材ではなくて、しょうもないMDFなので、表面が剥げてきたり端部がささくれてきたりと、長期間使うものではなかったと思いつつ、入れ替えるのも面倒なので惰性で使い続けているのです。そして、右側の色の濃いのがPCを収納しているラック。その天面を机のように使ってマウスを動かしたりするスペースにしています。で、ディスプレイなどを載せている奥のメタルラックに当たってしまうので、このラックだけが手前に大きくせり出しているのです。

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 それなら、PCを収納しているラックをもう少し右の方に移動させてやれば良い、ということになります。そうすれば、手前側のラインが揃うので、PC作業をする際、スッと椅子に座ることができます。現状は何というか,コックピットに入るような感じで、ちょっと出入りがしにくいのです。

 ただ、こうして右の方を揃えるということは、キーボードの載っている机を右に動かすことになるわけで、その結果隙間ができてしまいます。

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 これはいけません。それでなく手も机の周辺にいろんなものを出しっぱなしにしてしまう私のこと、こんな大きな隙間があったら、あらゆるものがこの中に吸い込まれていってしまいます。

 特にこうしてBlogを書くために出してきた萬年筆がここに落ちていくと、あれ、あいつどこへ行ったのかな、なんて感じで何ヶ月も何年も再会できなくなるのです。私はそういう人である、と還暦を過ぎてようやく気づきましたので、その対策が必要です。

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 さっそくホームセンターへ行ってあれこれ物色。床用の幅の広い配線用モールがありましたのでそれを買い、併せて隙間と同じくらいの幅の工作材も買ってきました。その二つを両面テープで接着して一丁あがり。隙間に架ける橋の完成です。

 とりあえず隙間にものは落ちませんし、こんもりと盛り上がっているので机の上を物理的に区分することになり、際限なくものが散らかって、結果、見失ってしまうという現状をある程度改善できそうです。

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 うむ、実に良い感じです。橋を架ける作業のついでにそこら辺に散らばっているいろんなものを整理整頓しましたら、いろいろと面白いものが出てきました。同時に、なんでこんなもの買ったんだろう、というものも出てきて、改めて自分の愚かさを認識して少々落ち込んでおります。

 しかし、今週末のY.Y.Dayに向けて、どんどん準備を進めていかなければなりません。快適になった環境で、サクサクお仕事です。

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2022年4月24日 (日)

できた

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 目が開いているところを狙って撮ったのですが、写ったものは目をつぶった「ちち(仮名)」さんでした。この直前まで、きゅんきゅん鳴きながらお布団をホリホリしていたのですが、ようやく満足できる仕上がりになったので一気に眠りに落ちた、というところでしょう。

 飼い主は新しいThinkPadを明日からフル活用できるようにとアプリをインストールしたり設定をいじったりと奮闘しておりましたので、珍しいことに日曜というのに家から出ておりません。まぁこの先、大変少ない収入で暮らしていくことを考えると、倹約・節約を楽しむ、というぐらいでないといけませんから、これもまた、新しい生活様式、ということになるでしょうか。

 で、倹約・節約を楽しむ、ということになると、家の中で場所をふさいでいるガラクタをどんどん処分して、まずはすっきりとした、ミニマルな暮らしというものを実現していく必要があると考えております。そういう意味で、次の土曜日に神戸で開かれる第13回のY.Y.Dayには、「アンタがいらんからって、そんなもん押し付けんなよっ!」というような素敵な景品をお持ちすることにしております。

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 最初は、この箱に入っている萬年筆を景品にすればいいか、ぐらいに軽く考えておりました。点検してみますと、2000年の8月7日に千葉県は舞浜のイクスピアリにある伊東屋で買った、というレシートが入っておりました。Romeoブランドの萬年筆です。じゃあ、この日に家族を連れてディズニーシーにでも行ったのか、といえば、そうではありません。まだ開園前です。

 しかも、2000年の9月には次男が誕生しています。その1か月前に身重の妻を伴って千葉へ行くなんて考えられません。では、長男次男を連れて行ったのか、というと、これも本人たちにあっさり否定されました。父のことだから、イクスピアリできたとか言って嬉しがって行ったに違いない、と娘に断言されてしまいました。

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 一緒に箱に入っているバッヂみたいなもの、これはイクスピアリの伊東屋がオープンした記念でしょう。鉄ペンでもない、Romeoブランドということ以外にはたいした特徴もない萬年筆。せっかく来たからと、仕方なく買ったのでしょうか。

 まぁ当時は今以上に狂っておりましたから、おぉ、よさげな革のペンシースがついてるぞ、くらいのことで買ってしまったのでしょう。

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 透明な樹脂の軸とキャップ。でも、けっこう持ち重りします。しっかりした質感、というのでしょうか。こういうものは、もう少しちゃんとした機会にどなたかに差し上げることにしても良いだろう、というので、今回の景品候補から外しました。

 実際、書き味がそこそこ良いのなら、附属のペンシースに収めて持ち歩き、あちこちで使う、というのもありかもしれません。

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 そうなると、Y.Y.Dayの景品をどうするか。先日の同軸削って剥げさせて使う、というボールペンも面白いのですが、萬年筆関連の各種のイヴェントが軒並み「インク」と「ガラスペン」に押されまくっている中、やはりY.Y.Dayは本流、萬年筆を楽しむことを中心に据えて開催したい、という主催者の強い思いもありますので、大抽選会の景品も可能な限り萬年筆でまとめてみよう、と考えを改めました。

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 と、いうことで、今回の景品は、「PILOTキャップレス マットブラック あちこち剥げた味わいボディ」に最終決定です。これに、安もんの萬年筆を何本かおまけとしてセットして提供します。キャプレスが貼り付けられている缶の中身が、おまけです。抽選に当たってゲットした方は、ぜひおまけも捨てずに持って帰ってほしいものですね。

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2022年4月23日 (土)

遅まきながら

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 本日は飼い主と一緒に存分にお昼寝を楽しんだ「ちち(仮名)」さん。というより、飼い主のほうが存分にお昼寝をした、というほうが正確なのかもしれません。飼い主は朝から主治医のところへ行って新しくなった健康保険証で最初の受診。さて、本日の採血検査の結果はどんなものでしょうか。そのあとは昼呑み込みの優雅な昼食を楽しんで、家に帰ってお昼寝、です。

 先日、同じ境遇にある元校長先生と雑談をしていて、毎朝保護者からのコロナ陽性ですというメール着信におびえなくて済む生活、最高やなぁ、なんて言いあっておりました。収入は激減したものの、それでも自分と家族が健康保険に入ることができて、努力目標であるとか成果であるとか、そういったことともある程度離れて仕事ができるというのは実にありがたいことです。不満点があるとすると、電源ボタンを押してから使えるようになるまで5分ぐらいかかる職場のPCぐらいでしょうか。

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 ちょっとしたはずみで、職場で密かに使っているMy PCを更新しました。ノートPCはThinkPad一筋のわたくしですが、新品で買ったことはありません。その昔、まだ末広町の駅に降りる階段の踊り場から入れるところに怪しいお店があった頃、ThinkPadになれなかったPC、チャンドラ2をローンを組んで買ったことがあり、行ってみればそれが唯一の新品ノートPC。ThinkPadと名の付くものは中古を買って手を入れて何とか使う、というkとを繰り返してきました。

 Windows XPとかVISTAとか、そのころのマシンにメモリを増設したりSSDに換装したりして、何とか使えるようにしてきた・・・というところで、退職を目前にした昨夏、ついにYOGA370という現役世代のを買いましたが、これがまた、微妙に癖のある機体でした。いつかはX1、なんてずっと思いつつ、X1Carbon系統はなかなかお安くならないなぁ、というところに、手の出るお値段でX1 Yogaが出てきたのです。

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 今現在、X1 CarbonとX1 Yogaとはマザーボードからして同じものになりましたが、今回手に入ったのはその前のモデル、2018年モデルである、X1 Yoga 3rdっていうやつです。X1といいう名前がついていて、LTEでメモリは16GB、ストレージはM2 MVMeっていうところで、あと縁起物なのでCPUはi7だと嬉しい、ぐらいの条件でウォッチしていたら、条件に合う機体として出てきたのがこれだった、というわけです。早速購入して、今、この記事を打つのに使っている、という中2男子状態の私です。

 昔で言うならTシリーズ。要するに、黒い筐体の表面処理がピーチスキンというところが大切です。従前のYoga370が、1920×1080ドットという解像度の画面であったのに対して、2560×1440ドット。もちろん、老眼の目には厳しいので拡大表示させていますが、それでも広い画面は快適です。もはやあちこち持ち歩いて使うなんてことは考えられないので、少し大振りで重たくても、何の問題もありません。

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 ThinkPad Yogaシリーズといえば、なんといってもこれ、というのがLift’n’ Lock機構。Yogaシリーズはクラムシェルタイプのノートみたいな見た目ながら、ディスプレイを底面まで折り返してタブレットのような形で使うことが可能で、その際、キーボードが邪魔にならないように周りの枠がせりあがったり、キーそのものが沈み込んだりするようになっています。それがLift’n’ Lockなのですが、私が手に入れたのはその機構が搭載された最後のYogaになってしまいました。

 実際、ぱたんと画面を折り返して使うことなんてめったにないのですけれど、何せ中2男子なので、そういうメカがついてる、っていうだけで喜ばしいのです。

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 Yoga370はキーボードの周りの枠がせりあがってくる形でしたが、こいつはキーそのものが沈み込むタイプ。いずれにせよ、きわめて真面目に作られていながら、実にヘンタイな部分を当然のごとく持っている、それがThinkPadというものです。Lenovoになって、バックドアが仕込まれているから使っちゃだめだ、危ないぞ、なんて声もありますけれど、私が扱う情報なんて中国政府にとっては何の価値もないものでしょうから、おそらく問題ないと思われます。うむ、気のせいでしょうか、Yoga370よりキータッチが良い感じがするぞ、さすがX、なんてニタニタしつつ、来週月曜日には実戦配備すべく、アプリのインストールやらデータの移行やらで、珍しく家にこもる週末になりそうです。

 そして、忘れてはいけないのが来週末、4月30日(土)に兵庫県民会館で開かれる第13回のY.Y.Dayです。いろいろと聞いていると、出展者の皆さんからけっこう素晴らしい景品が出てくる模様。なので私も、先日紹介したボールペンを取りやめて、萬年筆を何本かセットにして提供したいと思っております。個々の萬年筆はお安いものですが、あれやこれやと楽しめるラインナップでお送りしたいと思っております。

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2022年4月22日 (金)

不思議?

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 お母さんとお姉さんに連続で浮いている毛を抜かれてお疲れの「ちち(仮名)」さん。ただじっと寝そべってされるがままになっているだけ、と思ってしまいますが、彼女にとっては怖い存在の二人にされることですから、緊張で疲れ果ててしまうのかもしれません。

 飼い主は相変わらずのんびりとした毎日を過ごしております。この3月末までお世話になっていた職場では、今も欠員状態のまま日々の営みが続けられているそうで、欠員がきちんと補充される見込みも全く立たない状況なのだとか。これまで、人を人とも思わずにこき使ってきた結果がこれだということでしょう。

 朝の7時には子どもがやってくるのに、先生達の勤務時間は8時半から、っていうのがそもそもおかしいのです。しかも、勤務終了が17時だというのに、校長が主宰する職員会議で「え~、生徒の最終下校は18時30分ですので、この日は19時から研修を行います。」なんてことを、何の疑問も持たずに連絡する教員、そして文句ひとつ言わない教員。私自身、子どもたちを保育園に預けていた頃、18時までに迎えに行かなければならないから、と会議を抜けようとしたら、この会議とお前の子どもとどっちが大事なんやっ!と怒鳴られたことがあります。当然、「子どもの方が大事です。」と答えて立ち去ったのですが、その後、職場内で非常に気まずい雰囲気を感じることになってしまいました。そんな職場に、誰が好き好んで就職しようと思うでしょうか。先生が見つからない、なんて、何一つ不思議な話ではないのです。

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 さて、今日は4月22日、華の金曜日。そして来週末、ゴールデンウィークに突入して最初の土曜日は、兵庫県民会館で楽しみましょう。写真は今年のY.Y.Pen。この名前のペンとしては13本目、昨年11月の神戸ペンショウ限定万年筆も含めると、14本目のオリヂナル万年筆ということになります。もう売り切れてしまったかもしれません。運が良ければまだ数本残っているかもしれません。12本目まではセイラー萬年筆さんに製造をお願いしていたのですけれど、13本目からは笑暮屋さんにお願いしております。

 かつて、ドルチェビータ・スタウトというヘンタイ萬年筆がありました。ずんぐりむっくりの独特のプロポーションで、良識あるヘンタイ倶楽部の一部メンバーには今もって愛用されているのですが、それへのオマージュも込めまして、今回はずんぐりむっくりの萬年筆に仕上げました。当然のことながら、一般的なコンヴァータは物理的に装着できません。それをすると胴軸を嵌めることができないからです。

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 適合するカートリッヂは、いわゆるヨーロッパ標準のショートタイプ。その大きさを再確認すべく、郵便切手の上に置いてみました。けれども無理と言われると何とかならないものかと知恵を絞る人、工夫をする人というのが必ず出てきます。まぁこのペンを手にするような人は、絶対にこのペンでなければ字が書けないというわけでもなく、一生かかっても使い切れないほどの萬年筆が手元にあるのでしょうから、飾っておいても良いわけですが、純粋に興味関心の赴くまま、ちょっとあれこれ探してみました。

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 最近、独カヴェコの萬年筆を次々と買い込む人がけっこういるような気がします。そういう人なら、一番下のピストン式ミニコンヴァータをご存じだろうと思います。いろんなところから出されてますので、入手も容易ですが、インクを吸入すると全長が伸びるのが難点で、それ故に装着できないということもよくあります。シェーファーのスリムタルガに嵌めてみたらうまく合いました、なんて話も聞きますが、それならぴったりの使い方かと思います。

 金色のものはプッシュ式。見た目、けっこうインクが入りそうな感じもしますが、その構造上、内部の空間すべてにインクを満たすことは難しいでしょうから、容量は期待できないでしょう。

 ここまで来ると、それに何の意味があるの、といいたくなるのが上から2番目。カートリッヂと長さが同じです。回転式のピストンを上下させても全体の長さは変わりません。けれどその分、容量もきっちり半分かそれ以下です。

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 あと、長さばかりに気を取られていると、径が合わないのでもうちょっとのところで使えない、なんていうこともよくあります。いわゆる槍の部分に嵌まる口の径だけでなく、コンヴァータそのものの径もけっこう効いてきます。その意味では、写真のバネ式、キツいように見えますが、カートリッヂもそこそこ太いので、案外いけてしまうかもしれません。結局のところ、運次第、ですね。

 現物をお試しになりたい方は、4月30日、会場で赤いエプロンをかけているオッサンに声をかけてください。

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2022年4月21日 (木)

メイン

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 よその人にあげるもの探してばっかりで、私のことはかまってくれないの? と不満げな「ちち(仮名)」さん。4月30日のY.Y.Dayで行う予定の抽選会、何か一捻りした景品にしたいな、とあれこれ考えていて、これは良いかも、というものを見つけました。

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 3年ほど前に船場のフラナガンさんで買った、という記録が残るボールペン。今では同じシリーズで萬年筆も手に入るのですが、当時はボールペンやシャープペンシルしかありませんでした。

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 首から下げられるように金具と紐がついてきますが、六角形の金属軸でズッシリと重いので、気安く首から下げるもの、という感じでもありません。それに、そんなことしたらあっちこっちにぶつけて傷だらけになる、と思ってしまいます。

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 ところがこれ、傷だらけになった方がかっこいいとか、味わいがあるとか、そういうペンなのです。綺麗に塗られた軸と、箱のサイズいっぱいの大きさにカットされた紙やすり。これで軸をゴシゴシこすって、その下にある黄銅の軸を露出させてください、というペンなのです。

 当日はこれをメインに、あと萬年筆などを数本セットにして、景品とします。乞うご期待。

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2022年4月20日 (水)

たこの駅

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 身繕いに余念のない「ちち(仮名)」さん。本日は結構元気で、飼い主にまとわりついて遊んでくれとせがんでいましたが、少しの間遊んでやると息が上がって、自分からお布団に戻って行ったのでした。

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 三重県鈴鹿市で営業されている「たこの駅」というたこ焼き屋さんです。ドライルスルーも可能な店舗で、お店は近鉄特急のような塗り分けがなされています。と、そういうお店があると聞いて、遠路はるばるたこ焼きを食べに行った、というわけです。

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 たこ焼きの味なんて、個人の好みです。外はカリッと、中はトローリ、なんてこともよく言われますが、こちらのお店は外も中もトローリ系。青海苔も鰹節の粉もかかっていないことに少々ショックを受けながら、まぁまぁ美味しくいただきました。

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 隣接のイートインスペース。鉄分多めです。ずっと駅の案内放送や車内放送が流れていました。吊り革なんてもちろん不要なんですが、これも雰囲気づくりの小道具ですね。

 最寄駅は近鉄線よりも、伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生駅です。話のたねに、一度いかがですか?


2022年4月19日 (火)

ない?

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 ふと目覚めた瞬間にバシャッとやられて、何が起こったのかよく理解できていない「ちち(仮名)」さん。本日の体調はまずまずのようです。

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 4月30日(土)に兵庫県民会館で開かれる第13回Y.Y.Dayでは、15時から16時の間で、入場券の半券を抽選箱に入れた人を対象に大抽選会を行います。

 景品は、親方が出展者の皆さんから分捕ったものや、主催・運営の良識あるヘンタイ倶楽部のメンバーが供出したもの。「つきみそう賞」と銘打って抽選にかけられますので、やはり変なモンである必要があります。

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 パッと見、シェーファーでしょ、というこの萬年筆、まずクリップにホワイトドットがないことに加え、キャップを取るとフーデッドニブだったりします。古き良きアメリカ愛に溢れてますね。

 良いのではないでしょうか。変です。普通に使えます。たぶん。

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 BAQERっていうブランド(?)名、そして遠慮なくSONNETとしているモデル名、どちらも良いですね。胸を張って、中国製と謳っております。

 このペンに加え、あれやこれやといろいろ取り混ぜて、萬年筆の福袋的なものを私からの景品にします。もちろん、大部分はまともに使える新品未使用の萬年筆や筆記具ですので、どうぞお楽しみに。

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2022年4月18日 (月)

どろどろ

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 泥のように眠る,っていうのはこういうことを言うのか、と思わせてくれる「ちち(仮名)」さん。よく寝ています。体調が悪いとき、猛烈に疲れているときは、周りで家族がうろうろしていても一切反応することなく眠っています。人間の場合は歳をとるほどに眠りが浅くなると言うか、ふとした弾みで目が覚めてしまったりするものですが、そういう意味からは羨ましいとも思えます。

 4月30日(土)の第13回Y.Y.Dayに向けて、着々と準備を進めています。ご存じのように、主催団体であるY.Y.Pen倶楽部というのは源氏名というか、屋号というか、そういうもの。もし法人であったならば登記上の名前は「良識あるヘンタイ倶楽部」になるはずです。当時、番頭産だった人が第1回の会場をようやく見つけて借り受けの申込書を書く際、受付のきれいなおねえさんに見つめられながら、利用団体名の所に「良識あるヘ」まで書いたところで、これはまずい、と脂汗。そりゃそうですよね。おっさんがお姉さんに見つめられながら「ヘンタイ」とは書きにくい。仕方なく小さな丸をつけて、「良識あるペンタイ倶楽部」とキャップレスの中身を愛でる団体かっ、というような名前で申請書を出したのでした。そのことに加えて、当時、萬年筆趣味の人の集まりっていうと、数万円もする上等な萬年筆をもってるような人しか参加できないんじゃないか、みたいな雰囲気も少なからずありましたので、「優しく、愉快な」ペンクラブ、ということで現在の屋号に決めたのです。

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 醤油、味噌、豚骨に続く第4のスープ、なんて言われてるんだそうです。鶏白湯。ホンマかいな、といったところですが、日清さんはそのようにおっしゃってます。で、その鶏白湯をさらにこってりどろりとした、ということですので、おおいに興味をひかれてしまいました。

 自宅の近所にあったラーメン屋は、今、別の場所に移転して、お箸が立てられるほどのこってりスープのラーメンで全国的によく知られていますが、そこまでのこってりではないと思うものの、どれくらいのこってりなのかは確かめておかなければ、とフライングゲットです。

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 かやく、鶏チャーシュー、粉末スープ、液体スープ。でも、チャーシューって豚ちゃうの? と思ったのですが、チャーシューを漢字で書いたら叉焼、「叉」の字には串というような意味があって、串に刺したりしてあぶり焼き、ってことになり、材料が豚でなくても良さそうです。さすが大きな会社はこういうところもちゃんとしていますね。

 かやくと鶏チャーシューはお湯を注ぐ前に麺の上に入れます。お湯を注いで5分。それから粉末スープを投入して佳くかき混ぜて、最後に液体スープを入れる、のだそうです。

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 こういうものって、笑福亭仁鶴さんの昔から「3分間、待つのだぞ」ということになっていたのですが、最近は5分というものも増えてきましたし、どん兵衛の10分放置、なんて技もあるぐらいですからね。そんだけの時間かけるなら袋ラーメンを炊いた方が、なんて思いますけれど、職場なんかで食べるとか、そういうことを考えると、カップ麺の優位は揺らぎません。

 それにしても、鶏チャーシューって、作るのも苦労したんだろうな、という脆さです。丁寧に袋から取り出さないと、はかなく砕け散ってしまいそうな感じがします。

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 要するに、粉末スープを大量に入れてあるからどろどろ、っていうことですね。よくよく混ぜてください、としつこいくらいに指示されている粉末スープですけれど、よく混ぜたつもりなのにどことなく粉っぽい感じもします。で、私はそういうの、嫌いではありません。お味噌汁の味噌が溶け残っているのとか、カレーでルゥが固まっているところに当たったりすると狂喜乱舞する方ですので。こういうドロリとしたものは寒い季節に出した方が良かったんじゃないかなぁ、とも思いますけれど、個人的にはこれ、アリかと思います。来週発売ですね。

 で、来週の週末、4月30日(土)は、兵庫県民会館で第13回のY.Y.Dayです。10時開場で、16時30分まで。15時から16時の間に、「豪華」景品があたる抽選会を開催します。入場料は1000円、ご家族で参加なら1家族1000円ですが、抽選の機会も1回。なら家族3人だから3000円払って入場するよ、というのもOKです。そのほか、ちょっとよそでは体験できないワークショップなんかもやりますので、今年もY.Y.Dayでおおいに楽しみましょう。

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2022年4月17日 (日)

バオバブ

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 日曜なので、お休みです・・・というわけでもないのですが、しばらく前に撮った1枚。お婆さんなので、あちこち調子が悪くなることもある彼女。元気に過ごしているときは、こうして眠っていても、飼い主がこたつ辺りでゴロンと寝転がっていると寄って来てぴったりとくっついて寝てくださるのですが、嬉しいような、迷惑なような、とにかく、気を遣って動けなくなるのが困りものです。いつまで続くのでしょうか。

 神戸は六甲アイランドの鞄屋さんで飼われていた、お客さんが来ると威嚇するように野太い声で吠えまくる薩摩ビーグルが亡くなったとき、もう犬は飼わない、と飼い主さんはおっしゃったのでした。いつの間にか私も還暦を過ぎているわけで、この白い犬がいなくなったら・・・どうしようかということですが、まぁ収入も激減しているわけですし、この子がいなくなれば犬のいない生活になるのではないかと思います。すると、ときどき萬年筆の話題も出てくる犬のBlog、っていうのが成り立たなくなるのかぁ・・・。撮りためた写真で回顧しながらいくという手もありますね。

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 日曜日の夕方と言えば笑点。私はどうも、東京の演芸があまり好きではないのですが、笑点もあまり好きではありません。ただ今休養中の六代目圓楽さんなどは、社会派ということで、チクチクと世情を風刺する役回りですが、実はそういうのが大嫌いなのです。うまいねぇ、なんて言うよりも、お馬鹿に大口開けて笑ってればそれで良い、というような方なので。

 で、その師匠五代目圓楽さんというと、「星の王子様」なんてことを自分でおっしゃってました。モンブランのサンテグジュペリなんぞは上等すぎて手が出ませんけれど、パーカーの星の王子さまなら、私の手元にでも置いておけるのです。

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 もちろん、一度人の手に渡ったものをあとから手に入れたわけですので、本来の姿はわかりません。シールが入っている窪みには他にも何か収まっていたのかもしれません。

 萬年筆そのものは、ジョッターあたりと同じようなものでしょうか。一応萬年筆の体をなしてはいますけれど、星の王子さまの柄がなかったら何の意味もない、と思わず言ってしまいそうになるような代物です。

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 とにかく軽い。クリップを見ると、あ、パーカーなのか、ぐらいの感じです。こういうものは、Y.Y.Dayの景品にでも出してしまおうかと思ったりもしますが、逆に言うと、宇宙遊泳とか神戸ペンショウなどに来てくださる方と、Y.Y.Dayに来てくださる方というのはちょっと層が違うような感じで、Y.Y.Dayに来てくださる(と私が勝手に思っている)ような方は、こんなものを景品に貰っても嬉しくないでしょう。

 そういうことで、Y.Y.Dayの抽選会に出す景品は、もう少し考えて、ある程度ヒネた萬年筆好きの方でも、まぁ、もらっとくか、と思ってもらえるようなものにしなければならんなぁ、というところです。

 でも、星の王子さまも言ってます。「バオバブもね、高くならないうちは、まず、小さな木なんだよ」と。萬年筆に触れ始めた頃なら、こんなしょうもない萬年筆でも、手にすれば嬉しかったんです。そういう気持ちを、忘れないでいたいものですね。

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2022年4月16日 (土)

悲報と吉報

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 飼い主がカメラを持ってしつこく迫ってくるので、通りかかった別の家族の方を見て助けを求める「ちち(仮名)」さん。けれど、助けてくれるはずの家族は彼女の体をおさえつけ、浮いている体毛を抜き始めたのでした。

 そして飼い主は彼女を残し、1時間以上かけてWAGNER神戸の会場である兵庫県民会館へと向かいました。JRと阪神が乗り入れる元町駅を降りて山側へ5分ほど歩くと会場である兵庫県民会館。猛烈な風が吹いていて、道路工事の現場に歩行者が立ち入らないようにするための囲いを持った警備員さんが囲いと一緒に風下に押されていく、という漫画のような光景を目の当たりにしました。警備員さんの求人広告を見て、日給が1万円ほどになることもある、というので、それなら土日休んで月に20万円、子どもも大きくなってるし暮らしていけるかなぁ、と思っていたのが半年ほど前のこと。今、それよりよほど快適な環境でお勤めできている幸せに感謝すべきでしょう。

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 会場内、N御大のブースに広島半氏が座っているのが見えます。本日もまた、継承順位一位である奥様には内緒で来られているとのことでしたので、そのようなことを続けているとしまいにバチが当たりますよ、と認定委員長としての立場から指導助言をさせていただきました。

 本日は豚まんおじさんのお姿がなかったので、急遽、私めが豚まんおじさんの代打を務め、皆様に神戸の味をご賞味いただきました。本日も、インクやガラスペンよりもむしろ、萬年筆に寄ったお話が多く聞ける会合でした。少し前、お尻からインクが漏れるからお前にやるわ、と貰った149を岡山大会の折に師匠にお願いして預けてあったのですが、交換部品も手に入らない中、痩せてしまったピストンを太らせる、という技で使えるようにしていただき、手元に戻って参りました。吉報というほかありません。

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 149が入っていたドリルケース、これが普通のものより一回り以上ごっついもので、変なモンが好きな私にはツボでした。ただ単に大きいというだけなのですけれど。

 会場では、4月30日(土)に同じく兵庫県民会館で開催予定の第13回Y.Y.Dayについての打ち合わせも行われました。私は段ボール箱に丸い穴を空けて抽選箱を作るつもりだったのですが、そのために購入しようとしている、流し台の排水口にはめ込まれる菊割れゴムのお値段で、すでにできあがっている抽選箱が買える、と聞いてガクッと落ち込みました。まぁ、菊割れゴムを買い込む前で良かった、とも言えます。

 抽選箱に当日の入場券の半券を入れていただくと、午後3時から4時の間に開かれる大抽選会に参加できるのです。抽選会なんぞ興味ない、何も当たらなくてもよい、という方は、半券を入れないでいただければよいだけです。皆さんがそれぞれのペースで楽しんでいただけるよう、企画を進めています。4月30日(土)10時から16時30分、兵庫県民開会の303会議室です。皆さん、どうぞご予定を。

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 当日は、入場料1000円でしっかり楽しんでください。別途参加料が必要になりますが、カリグラフィー講座や、インク調色講座なんてものもあります。カリグラフィーの基本を身につけ、自分が調合したインクをタミヤ瓶で持ち帰って、ゴールデンウィークはおうちでゆったりとカリグラフィーのお稽古、なんていうのも良いのではないでしょうか。

 最近は、ガラスペンやインク、紙ものを中心に据えたイヴェントがほとんどですね。Y.Y.Dayは、萬年筆を中心に据えたイヴェントです。最近のこの手のイヴェント、どれも今ひとつピンとこない、というあなたは、4月30日の予定、これに決めてください。楽しませます。

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2022年4月15日 (金)

ようやく

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 ん? 帰ってきたの? と寝ぼけている「ちち(仮名)」さん。結局それ以上動こうとせず、何も言わないまま、パタンと頭を落として寝てしまいました。

 やはり、土曜日曜と二日間お休みだ!という金曜は気持ちが違います。彼女も飼い主のそんな心を感じ取っていたのかもしれません。

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 あちこちで気をつけて見ていたのですが、なかなか目にすることがなかったペン。ようやく手に入れることができました。メーカーでは透明とかスケルトンなどと言わず、ノンカラーと呼んでいます。

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 PILOTのお手軽萬年筆といえばカクノですが、ライティブは同じような構成で少し上等な感じに仕立てられたもの。インクにハマっている人には嬉しいCON-70が使えるというのは大きいところです。

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 ペン先は同じもので刻印が違うだけ。いい大人が仕事で使うのに、舌をペロリと出したペン先という訳にはいきませんから、それっぽくあれこれ文字が彫られています。

 一通り触ってみましたが、まぁ、あえてこれを使うこともないなぁ、と。なので、4月30日に開かれるY.Y.Dayの景品となりそうです。

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2022年4月14日 (木)

ご縁

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 何か言いたそうな「ちち(仮名)」さん。今日は昼からお休みだったんでしょ? どうして早く帰ってきて遊んでくれなかったの? だということでしょうか。

 先週の土曜日に半日勤務したので、本日の午後、その振替でお休みをもらいました。いわゆる超過勤務扱いとしてその分の賃金が発生してしまう可能性をできる限り排除する、というのが基本方針なのです。

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 春日若宮の社殿・内院の特別公開が行われている、というのを今日の午前中に知ったので、お休みとなった午後、拝観してきました。しゃしんは春日大社の本殿で、四棟の社殿が並んで建っていますが、若宮は単独です。

 本殿に祀られている四柱の神様のうち、お二人の子どもにあたるの神様が祀られているのが若宮。その社殿を新しくする式年造替のために、神様は仮宮に遷られているので、お留守の間に普段は入れない社殿とその周辺を拝観できるのです。

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 もう間もなく、今のお社を解体して、新しいお社を建てる工事が始まります。いろいろと説明を聞かせていただいて、とても有意義な時間を過ごすことができました。そして、この拝観のためにお金を納めましたが、それは新しい社殿の屋根を葺く檜皮の奉納したという扱いになるそうです。

 私の参加した組は人数も少なく、天気予報に反して雨も降らずにお参りができました。ありがたいことに、神様とご縁が結べたのかもしれません。

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2022年4月13日 (水)

シュラウド

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 撫で撫でされてうっとり、な「ちち(仮名)」さん。こたつ布団に身を預けてうとうとしていたら、お姉さんが出てきて撫で撫でしてくれたのです。こんな風に、私はここにいますよ、撫でて頂戴、という感じにどーんと構えている彼女。誰も撫で撫でしてくれないときは、これと見込んだ家族のところまで歩いて行って、その人の手を前脚でちょんちょんとしたり、鼻先で突き上げたりしてねだります。それでもかまってもらえないときは、ワンワンと文字の通りの声で鳴くのです。

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 退職前の3月下旬、校長室と職員室、二つの机の中身を空っぽにして、机の上やら周りやらをきれいに拭き上げて次の校長先生にお渡しすることに必死で、いろんなものを適当に段ボール箱や手提げ袋なんかに放り込んでいたので、しばらくの間、このペンケースが行方知れずになっておりました。

 在職中はいつも校長室の机の上に転がしてあって、見当たらないときでも書類の山をかき分けると出てくる、けっこう行方知れずになりにくかったものなのですが、今回の片付けに際しても、その前の職場から持ってきて開封もしていない段ボール箱を発見してしまったぐらいですから、2週間ほどで再開できたというのは、私にとってはむしろ奇跡に近いことなのかもしれません。

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 左はセイラーのプロフィットレアロ、太字、赤インクを入れてあります。各種文書に朱を入れるのに使っておりました。真ん中はプラチナの3776緑軸、細字でくにょくにょとよく撓るペン先なので、黒インクを入れて細かい様式にかき込むときなどに使っておりました。そして右端がPILOTのシルヴァーン、WAGNERの五周年記念という文字がなければ、なんて失礼なことを言われているペンで、太字にブルーブラックのインクを入れて、封筒の表書きに。ちょっとつるつるに仕上げられ過ぎているのか、あるいは紙との相性なのか、書き出しを中心にスキップするのが難点です。

 いずれのペンも今の職場では活躍の機会がなさそうなので、そろそろインクを抜いて徹底洗浄、ということになろうかと思います。

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 編吟革盤舎さんのこのペンケース、その構造上、当然と言えば当然なのですが、収納しているペンの「かた」がつきます。ペンケースの左側、ペンを収納しているのではない部分にペンが押しつけられますから、こういう風にペンの姿が一部転写されてしまうのです。

 こういうのを見ると、WAGNER五周年あたりをタイトに押しつけるように収めておけば、文字が転写されるのか、あるいは、菊の花や龍、嘉門に浮世絵など、浮き彫りのシルヴァーンシリーズをタイトに収納しておけば・・・・・などと妄想してしまいます。

 問題は、そういうシルヴァーン、手元にないことなんですね。手に入れようにも高価なペンはちょっと。くっきりした模様や柄のある,それでいて太い軸のペン、というのを探してみようと思います。

2022年4月12日 (火)

中身なし

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 気持ちよさそうに眠る「ちち(仮名)」さん。飼い主も同じように寝そべって、気がついたら夜が明けていた、なんて毎日を過ごしています。

 基本的には毎日、まだ明るいうちに帰宅するのですが、本日は勤務時間終了後に無駄に長い会議があって、帰宅したのは21時過ぎでした。

 私以外の参加者はリアルで顔を合わせて会議ができた、この意義は大きい、という様子でしたが、私は、ただただ苦痛。そもそも会議ってものが大嫌いなのに、この会議は、案件読んでおいてね、以上の中身が何一つない、という稀に見るくだらないもの。こんなもののために、大の大人が何人たも集るなんて馬鹿げています。

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 パーカー51のデモンストレーター。南米あたりでこういうものが作られてるとかいう話を聞いたことがあるので、そういうものなのかもしれません。

 バネかつら嵌合のキャップの内側って、こういうふうになってるのね、ということを理解してもらうのには最適な一本です。

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 いわゆるタイプ1ってやつなんでしょうか。お尻のキャップを外すと出てくるボタンを押してインクを吸入するタイプです。

 本来の姿であれば、ボタンを押したときにゴムサックが収縮するところが見られるのでしょうが、この個体にはゴムサックらしきものがありません。

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 お尻のキャップを外すと結構粉っぽい感じで、ボタンが錆びてるのか? と思いましたが、そのボタンは錆びるはずのない飴色の樹脂製でした。金属製のボタンは上等なやつにしかついていないのだそうです。

 可能ならば、ゴムサックをつけてもらって、実際に吸入するところを見てみたいものです。

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 でも、そんなことより、これです。反ってますよね。ぐぐぐっと反ってますよね。しかも、この小さなペン先(数字の3の刻印あり)を上から見ると、キャップレスのそれみたいなイリジウムのつき方になってるのがわかります。書いてみたら面白いかもしれません。

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2022年4月11日 (月)

固着

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 お耳が三時な「ちち(仮名)」さん。お母さんの前では決して見せないこの姿、です。そんなことをすれば、すぐお耳の中を拭き拭きされますので、警戒しているのです。飼い主の前なら、三時の耳をしていても大丈夫、何もされない、と多寡をくくっているのでしょう。

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 思ってもみなかったところから発掘されたスリムタルガ。この分ならまだまだおもろいモンがでてくるぞ、と意識して掘ったら、案外何も出なかったりするものです。ある日ある時、ヒョイっとそこに置いたまま忘れてしまった、というものの中にこそ、おもろいモンがあるのです。

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 スリムタルガとか、ウォーターマンのCFとか、そういうものが出ると、コンヴァータは?という話になります。大体何にでも使えることで知られるカヴェコのちっちゃいやつ、スリムタルガにも合うそうですが、容量やや使い勝手を考えると、大人しく純正品を探すべし、となります。もう、ほとんどないでしょうけれど。

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 面白いことに、この2本、違うコンヴァータがついています。しかも、長い方は固着していて、力を入れて引っ張っても抜くことができませんでした。ヘンタイなシェーブァーのことですから、何があるかわかりませんけど、とりあえず洗浄してあれこれ緩めてみようと思います。

 最後は、普通のタルガと記念撮影です。

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2022年4月10日 (日)

年に何日?

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 日曜日の夜、普段より早めに本日の営業を終えた「ちち(仮名)」さん。鳴きながらクッションをホリホリするルーティーンも本日はなく、静かにお休みです。

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 あまりの人出に、改札内への入場を制限している近鉄吉野駅。桜の名所、吉野山の最寄駅で、桜のシーズン以外はひっそりと静まり返った山間の駅ですが、本日は押すな押すなの大盛況でした。

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 麓の駐車場からと、この吉野駅前、それぞれの場所から大型バスで中千本公園までピストン輸送されていますが、人の波は一向に収まりません。ちなみに時刻は午後4時。私も含め、混むだろうとあえて遅い時間を狙って来た人たち、とりあえず作戦成功というべきなのでしょうが、その割には人が多すぎます。

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 中千本というのは、実質的に吉野山の一番上。さらに上千本、奥千本と山の上に行くほど桜の花残っていますが、そこまで行く人は稀です。

 写真は竹林院の庭園。ここでも、桜はもう終わっておりました。

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 民家の間から、日陰になりがちな斜面の桜を。谷や川に向かって下る斜面に家を建て、最上階に玄関を設ける吉野建てのおうちが並びます。

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 金峯山寺の山門は修復工事中。その奥、蔵王堂はそのままですので、ゴールデンウィーク明けまで、ご本尊の蔵王権現がご開帳となっています。

 余談ながら、吉野山にソメイヨシノはほとんどありません。ソメイヨシノ自体、吉野山から名前だけとった、種としては全く関係ない品種です。

 桜のシーズンも終わりです。そろそろ、新しい職場でもしっかりとお仕事を覚えて戦力になるべき時期ですね。

2022年4月 9日 (土)

手帳の市

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 どーんと全面にプリントされている柴犬。残念ながら我が家にいた黒でも、今も現在の白でもなく、赤ですけれど、紛うことなき柴犬です。

 「るぅの」さんのペンケース。編吟革盤舎さんのものと同じと思われる口金を使った布製のペンケースです。

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 そんな予定はなかったのですけれど、午前中の勤務を終えてから、京都は平安神宮のそば、京都市勧業館みやこめっせで開かれている手帳の市2022春、というイヴェントを覗きに行ったのです。

 当日券を買ってNo Detail is Smallさんのブースでお話をしていたのですが、そのお隣がるぅのさん。コーギーを飼っているのでワンコの柄はコーギーばっかりです、と言われる中に、柴犬が混じっていたので堕ちてしまいました。

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 内側もワンコの柄。入場記念品のBICのボールペンを挿してみました。明日も16時まで開催されていますので、興味のある方は行かれるのがよろしいかと。ただし、行きはともかく、帰りは市バスに乗ろうと思わないことです。京都駅へ出るなら銀閣寺から来るバスになることになりますが、これがどれもこれも満員。コロナ禍がなかなか収束しないのもわかる気がする、という感じで、京都市内、どこへ行っても人が溢れています。

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 手帳をはじめとする紙もの、革製品。そして、Lichtopeさんや石丸文光堂さんなど出展されてますので、インクや萬年筆もバッチリです。

 バスはとにかく混みますし、時間通り走りませんから、京都市営地下鉄の東山駅から10分ほど歩くのが結局は楽ではないかと思います。

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 開場してすぐの時間帯はかなり混んでいたそうですが、午後からはゆったりと見て回ることができました。

 さて、関西でのこの手の催し、次は4月16日のWAGNER神戸、そして同じく兵庫県民会館で4月30日、第13回のY.Y.Dayです。楽しく萬年筆いたしましょう。

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2022年4月 8日 (金)

瑞西

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 格闘の末、結局お布団に鼻を突っ込んで眠りに落ちた「ちち(仮名)」さん。ガサゴソする音、そしてキュンキュンという悲しげな鳴き声が止んだと思ったらこの状態で、写真を撮ろうと近づいても顔を上げることはありませんでした。

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 本日はセイラー萬年筆謹製のこちら。モデル名は存じ上げておりません。ただ、スイス銀行の、と呼ばれてるやつ、としか。オークションサイトなどで観察しておりますと、そこそこ良いお値段でお嫁に行ったりしています。

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 いわゆる爪ペン先というやつで、見た目は確かに金がたくさん、ということですが、大半がガッチリと大先に抱え込まれていますから、大ぶりなペン先ゆえにゆったりと撓って、というわけでもありません。

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 スイス銀行から来た金、とわざわざ刻印してあるので、それなりに意味があったのでしょう。以前、酒の席で少し話を伺った記憶があるのですが、残念ながら思い出せません。

 今、ボールペンやシャープペンシルなどは各社さまざまな工夫を凝らしたものを世に問い、賑やかですが、後世、文房具の研究をする人たちはどういう評価をするのでしょう。何でこうなってるのかよくわからない、という萬年筆を見て、その時代の熱さに思いを馳せる、っていうのも楽しいものです。

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 萬年筆やインク、その他文房具や革製品など、さまざまな分野のヘンタイさんたち、是非、ご参加をお待ちしております。もちろん、私はノーマルな愛好家だ、という方も。

2022年4月 7日 (木)

カチッ

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 昨日とは打って変わって熟睡している「ちち(仮名)」さん。木曜の夜、さぁ、明日一日頑張ったら週末だ、となるところですが、今週は土曜日までお勤めなので、まだ週の半ば、という感じです。

 土曜日は出勤しても半ドンというあたりに、昭和の匂いを感じます。そして、その分を平日に半日休んで労働基準法をクリアする、という方式。あれこれかっこいいことを言っても、所詮はお役所体質な勤め先です。

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 芯はほとんど未使用のまま。大きい刃と小さい刃、芯を削るのにどちらを使うのが良いのでしょうか。こんな短い芯なので、あまり気合を入れて削ったり、私のように下手くそな人間が削ったりすると、すぐに形がなくなってしまいそうです。

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 胴軸を右に回すと芯が出て、反対に回すと引っ込みます。そこからさらに左に回すと、カチッという音とともに山を越えたような感覚があって、表示窓の色が変わります。

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 内部に複数の種類の芯をセットできること、現状でも3〜4本の芯がセットされていることはわかるのですが、悲しいかな、どのように扱うのかがわかりません。壊さないように気をつけながら、少しずつ解明していければ、と思っていますが、毎日定時に帰れる割には、意外に家で何もできない、という不思議なことになっています。根本的に時間の使い方が下手なんですね。

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2022年4月 6日 (水)

新学期

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 眠れない「ちち(仮名)」さん。ケージの中でじっとしてはいるのですが、お目々は開いたままです。あれこれ想うところがあって眠れないのでしょうか。こんな時に下手に声をかけるとむくっと起き上がって鳴き出すので、飼い主としては写真だけ撮って、あとはひたすら知らん顔です。

 私の自治体では今日が小中学校の始業式。春休みは宿題が出ないのが通例なので、子どもたちも存分に休みを満喫することが出来でしょうか。先生をしている人間にとっては、春休みほどしんどいものはない、というのが実感。4月1日に新任者や異動(転入)者が一堂に会してそこから学級担任やら校務分掌やらを決める会議を開き、その後あれこれと準備をして、6日には何食わぬ顔で子どもたちの前に立つのです。これは、はっきり言って異常です。始業式や入学式を4月中旬以降にするか、先生方にとっての新年度のスタートを3月後半にするか、いずれにしても絶対的に時間が足りません。4月6日オープンでお客さんを迎えるお店が、仕事の分担や具体的なオペレーションをどうするか、なんて4月1日に話し合って決めてる、なんてこと、あり得ないはずです。そのあり得ないことが、全国の学校で毎年行われているのです。

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 新学期初日の持ち物と言えば、筆記用具に各種書類、そして雑巾。新しい雑巾を各自2枚持ってきてください、なんて話、ありませんか。昔は洗面所やお風呂で使い古したタオルや手ぬぐいを雑巾に仕立て直して、という感じで、そういうものがない、あるいはあまりにも使い古されすぎてるという場合など、粗品でいただいたタオルがいきなり雑巾になる、ということも少なくなかったように想います。しかし今、粗品としてタオルをいただく、という機会が減っていて、ご家庭によってはそんなモン無いぞ、ということも結構あるようです。

 ならばどうするか。もうこの際、学校でまとめて雑巾を購入すれば良いのです。自治体はその予算を計上すべきです。ほうきやちりとりなどはすでに学校予算で購入しているのですから、雑巾も同じように考えてもよいのではないでしょうか。そもそも、学校の各種システムは、子どもには両親がいて、しかもその一方(母親)は昼間おうちにいる、という前提で組み立てられています。ここから脱却しないと、未来はない、と思いますけれど、学校関係者も教育委員会も、全くそんな風に考えてない、という例が少なくありません。

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 タオルではなく、こんなものを粗品としていただけたら幸せです。粗品というより、記念品、ノベルティの類でしょうか。ふらりとお店を訪ねたらもらえる、というようなものではなさそうです。

 すでに外箱はボロボロになっていますが、中にはしっかりしたものが入っています。来歴は不明ですが、この箱のボロボロ具合や、中に入っているものから考えて、WAGNERの会合で、それも二右衛門マスター氏あたりからいただいたものではないか、と思っています。そうでなければ、私の父がどこかでもらったものでしょう。あちこち片付けをしていると、記憶にないものが突然出てきます。

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 箱を開けるとこんな感じ。メカニカルペンシルとその替え芯、そして替え芯を削るためでしょうか、二徳ナイフとでも言うべきものが入っています。これらはすべて、古びてはいますが、今も現役で使用できるものです。長くなりましたので、続きはまた明日。

 この先4月29日まで、お忘れにならないように告知を続けます。第13回のY.Y.Dayは、4月30日土曜日、兵庫県民会館で開催です。

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2022年4月 5日 (火)

いつの間に

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 朝の慌ただしい時間。飼い主やその家族が仕事に出るためにバタバタしている中、我関せず、遊んでくれない人には興味ない、と寝ている「ちち(仮名)」さんです。

 面白がった家族の誰かがやった、という疑いを排除できなかったのですが、彼女が枕にしている緑のブランケット、確かに彼女が引っ張り込んで枕に成形したものでした。お見それしました。

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 新しい職場は、第2、第4、第5土曜日に勤務が入ることがあります。入社するまで、どんなシフトになっているか心配だったのですが、幸いなことに今月の私は第2土曜日のシフトに入っていました。4月の第5土曜日、30日に開催されるY.Y.Dayの運営に参加できる、ということです。

 今年のY.Y.Dayでは、そこそこ良い景品を少数精鋭で用意して、抽選で参加者にプレゼント、ということを考えています。抽選に参加したい、という人は、入場券の半券をボックスに入れ、それをプレゼンターが「引く」のです。となると、お笑い、迷惑路線ではなくて、これならもらってもいいな、と思ってもらえるような景品を用意しなければなりません。

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 ペリカンの透けているペンたち。大昔には、初代のペリスケに金ペンを付けて使う、なんてことをやってましたが、ここにあるペンたちはステンレスのままです。

 こういう、使いもしないペンをたくさん飼い殺していても仕方がないので、この中の何本かはY.Y.Dayの景品として提供しようと思います。

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 まぁこれらは入門編。私の出す景品なんて多寡が知れてますが、この他にも、良識あるヘンタイ倶楽部のメンバーならではの、えっ、そんなん景品に出るの? というようなものが出てくる可能性大です。今年のY.Y.Dayは、簡素に、楽しく、というコンセプトだったのですが、開催日が近づくにつれ、結構すごい内容になってきています。

 同じ日程で、東京で宇宙遊泳もあるのですが、東京は30日と1日、2日間の開催であるのに対して、こちらは4月30日(土)1日だけの開催です。どうすべきかは、わかりますよね。

2022年4月 4日 (月)

さらり

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 突然目覚めて顔を上げた「ちち(仮名)」さん。しばらく飼い主の顔を見つめていましたが、何もなさそうだ、と思ったのか、またすぐに眠ってしまいました。

 飼い主は新しい職場で丸一日、という最初の日。周りのスタッフは皆優秀で、流れるように仕事をこなしていきますが、私は特に何をするでもなく、とりあえずは皆さんの仕事ぶりを観察して、自分にできることを探す、という感じでした。

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 ゴミ収集車が来たのをメロディーで知り、ゴミ出しの籠を回収しに出ると、あたりにはシュレッダーダストの花吹雪。30分ほどかけて綺麗にしたところで、本日最初の来館者登場です。

 4年生の女の子で、とにかく話好き、かつ博覧強記なのです。手作りの名刺をくれて、あれこれ話をする中で、趣味は何ですか?と聞かれたので万年筆のお話に。

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 ま、このくらいの子供ならこれでいけるか、と繰り出したポエム、こちらとしては、ペン先がない!という反応を期待してるわけですが、あぁ、リップね、と軽く流されたのでした。

 これから先、この子にへぇ〜っと言わせられるネタを必死で探しそうな自分に呆れております。

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 と、そんな感じで、ひとしきりお話をして、その後もいろんな来館者とあれこれお話をしているうちに本日も終了。

 何より、お昼の1時間、きっちり休憩が取れる、というのが社会人になって初めての体験。そして、終業時間が守れるように、時間きっちりに来館者を帰すところも、当たり前なのですが、やっぱり初めての体験で、違和感の方が大きい、というところに、教育界のブラックぶりをあらためて実感したことでした。

2022年4月 3日 (日)

最後の一個

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 雨の日曜日。外のお天気なんて関係なしに気持ちよく枕を当てておやすみの「ちち(仮名)」さん。枕にしている薄い敷物は、その後、自分でクッションの中に取り込んだようです。案外器用なのですね。

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 実は昨日、Bun2を置いている文房具屋さんに行った時に、最寄駅で最近よくある「期間限定」のお店が出ていて、今回は北海道物産のお店でした。で、そこに萬年筆趣味の人なら確実にやられるキーワード、「最後の一個」というPOPをつけて売られていたのがこちら。本日までの出店でしたから、中途半端に残らないように売り切る体制に入っていたのでしょうね。

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 今どきは地域限定発売の商品であっても通販で買えるものがほとんど。特に北海道とか沖縄などは、簡単には行けない(飛行機必須)ので、大阪市内まで出れば専門ショップもあります。たまたま、今まで買ったことがなかったもので、最後の一個、と謳われたのでやられてしまいました。

 確かに、スモーキーフレーバーですけれど、それだけですね。明日は月曜日、という憂鬱感が比較的マシになった、再就職して最初の日曜の夜なのでした。


2022年4月 2日 (土)

邪念

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 たまには起きて目を開けているところを撮ろうとする飼い主から必死で逃げる「ちち(仮名)」さん。レンズを正視するのが嫌なのでしょうか。長女が撮ろうとしたときは比較的無防備に撮らせてくれるようですので、撮影者によるのだとは思いますが、そんなに避けなくても、という感じです。歳をとって面倒くさがりになっても、これだけは変わりません。

 新しい職場では、定時になると全員きっちり帰ります。当たり前ですけれど、社会人になってこの方、そういう職場を体験したことがないので実に新鮮というか、驚きです。初日である昨日も、館長、一人で戸締まりできますか? と気遣ってくれた上で、皆さん帰って行かれました。

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 皆さんが帰ったあとで、職場の建物、敷地内をウロウロして、一番きれいに取れそうなところから大仏殿を狙いました。奈良観光に来られた方は大仏殿の南面を見ながら、大きいなぁ、と感動して、中に入ってまたびっくり、となりますが、この大仏殿、奈良時代には間口が今の1.5倍だったといわれています。今でも十分大きいですが、何度も再建される中で、盧舎那仏を収めるのに必要十分なサイズに収束してきた、ということなのでしょう。ちなみに、正式なお名前は、東大寺金堂、です。

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 本来ですと昨日の記事にすべきでした。偶数月1日発行のBun2。昨今は自宅から近いところで置いているお店がグンと少なくなりました。これを頂きに行ったら、お店で何か買い物をすることにしているのですけれど、食指が動いたのはカヴェコのスペシャル萬年筆だけ。赤い軸にはけっこう引き寄せられましたし、いずれ店頭から姿を消すから・・・などとも思いましたが、そもそもこのペン、買ったとしても使わんだろうなぁ、というのがあって、見送りました。どなたかに買われて幸せに過ごしていただけたらと思います。

 で、今月号の中で、ちょっと目にとまったのがポストイットのポップアップディスペンサー。新製品というわけでもありませんが、その形を見て、おぉ、と邪念を抱いてしまったのです。

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 これ何ですが、机と接する面に吸い取り紙を取り付けることができたらなぁ、と。商品の写真を見る限りでは、揺り籠のように動く感じがします。それなら、ブロッターとして使えるんではないか、と。まぁ、どこを掴んで吸い取るんだ、という問題はありますが、側面をワシッと掴めばなんとかなりそうですし。そういうの、商品として出してくれたらすぐに買うんですけれど、需要はないでしょうねぇ。

2022年4月 1日 (金)

スタート

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 年度が変わっても、「ちち(仮名)」さんがのんびり寝て過ごすのは変わりません。飼い主の新しい職場は、東大寺の大仏殿を北からのぞむ、景色の素晴らしい場所にあります。今日は研修や手続きで半日潰れ、職場に出たのは午後から。静かな事務室でぽつんと一人、時折かかってくる電話に応対しているうち、勤務時間が終わりました。

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 職場の窓から見える緑の山々と、そこに咲き誇る桜。なので、今月はこの萬年筆をお仕事の相棒に選びました。以前、少し使っていて、その後行方不明になっていたもの。それが、前の職場を引き払うための整理で出てきたのです。

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 軸に革を巻く職人さんがいない、ということですけれど、スリムな軸に革巻きの萬年筆、再評価されたら良いのに、と思います。握った感じも良く、見た目もなかなか。最新の技術で再発売されることを望みます。

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 尻軸や天冠まで、きっちり革が貼られています。使っているうちに剥がれてしまいそうですが、それでも、萬年筆は使われてなんぼ、ですから、大切に使いましょう。しばらく使ったら、きれいに洗って、今度はきちんと保管。そしてまた、ガラクタの中から発掘された別のペンに交代です。

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