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2022年3月

2022年3月31日 (木)

区切り

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 暖かくなってきたせいか、最近はこうして、クッションをお布団ではなく、枕として使うことが増えてきている「ちち(仮名)」さん。飼い主は今週、毎日のようにお客さんを迎えてはお花をいただく、ということが続いて、家中お花だらけ、というありがたい状態です。私みたいなものでも退職を祝っていただけるとは、正直、思っていませんでした。

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 帰宅すると、開店祝いみたいな大きな胡蝶蘭。昨年、教頭として私を支えてくれた方から。校長として、この先10年ほどはご活躍されるはず。幸多かれと祈らずにはいられません。

 運だけは本当に強い私。これまで、たいした努力もしていないのに、あらゆることが結果オーライ、という幸せな人生でした。しかし今回ばかりは、新年度の学校を支える先生が一人足りないまま、今日の日を迎えてしまったことが心残りです。

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 市内各校から、研究費の領収書や活動報告書を集めて整理、点検して新年度も担当者に引き継ぐ、というお仕事も、時間切れ。明日から新しい職場での仕事ですが、定時には帰れるようなので、毎晩コツコツやっつけて片付けなくてはなりません。

 皆さんにおめでとうと言ってもらって、さようなら、お元気で、なんて言いつつ、しばらくしてから、これ、やっとできましたのでよろしく、なんて、いかにも私らしいな、と苦笑している、退職の日の夜です。


2022年3月30日 (水)

トリート

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 狭いところに大きな体をねじ込んで、お母さんに撫で撫でしてもらう「ちち(仮名)」さん。目論見が当たってご満悦の様子です。

 飼い主は今の職場を引き払うために日々奮闘中。自分の教室や準備室、あるいは校長室、教員生活の間はとにかくものを置く場所に恵まれていましたので、4月からは机ひとつだけの仕事場。全ての荷物を引き払うとなると大変です。

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 管理職としては何一つそれらしいことも出来ずに職場を去る私ですが、皆さんが色々とお気遣いをしてくださるので、毎日毎日、荷物の積み下ろしに結構な時間をかけています。それでも明日の最終日にもまだ積み込む荷物が残っているのですから、相当なペースで断捨離を進めないと自宅が倉庫になってしまいます。

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 萬年筆はたくさんあるでしょうから、と上等なボールペンをくださった方も。ちょっとしたエピソードのある方々からいただいたので、字を書かない私ですけれど、思い出深い品として持ち歩くことになりそうです。

 学校という職場、ブラックなところだというのが世間に知れ渡ってしまい、人が来てくれない状態が続いていますが、そんな中でも、この職で明日を目指そうという人があることに敬意と感謝を捧げつつ、明日はあっという間に一日が終わるのだろうと思います。あっけないものです。

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2022年3月29日 (火)

洗う

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 ご不満な様子の「ちち(仮名)」さん。ここで寝たい、という場所が定期的に変わるようで、最近は食卓の下、フローリングの上で寝るのがお気に入りのようです。暖かくなってきたので、クッションの上で寝るのはちょっと、、、ということかもしれません。

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 先日の名古屋でのWAGNER、新規入会された若い人の希望が、キャップレスの洗浄、でした。そう聞くと、まず考えるのが、ペン体を取り出してぬるま湯に浸け、、、ということなのですが、よくよくお話を伺ってみると、シャッターのついている内部機構を綺麗にしたい、ということなのでした。

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 それにまつわるお話をする中で、こうやってペン体を出し、キャップレスではない萬年筆とペン先を「撫で比べる」なんてこともやりました。古典的なペンにまれにある「クーゲル」っぽくなってるでしょ、なんて話をしながら。そうそう、これです、これが萬年筆の集いですよね。いい感じです。

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 その後、これは何と言ってもキャップレスのことだから、とN御大にもお話を伺うよう勧めました。メーカーは嫌がるけれど、洗ってもエアダスターなんかでよくよく水分を飛ばしておけば、さらには、ちょんちょんと油をさしてやれば問題ない、ってことでしたけれど、水を飛ばすのはともかく、油を差す、ってところ、次回お会いした時にじっくりご教示願おうと思っております。皆さんも、萬年筆の集い、いかがですか?

 4月16日は神戸で萬年筆研究会。そして、4月30日、新年度の慌ただしさがちょっと落ち着いた、そんなタイミングでの萬年筆遊び、おなじみのY.Y.Dayです。奮ってご参加ください。


2022年3月28日 (月)

かじる

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 気持ちよさそうに眠る「ちち(仮名)」さん。飼い主は今のお仕事、最後の一週間だ、と珍しく緊張感を持って臨んでいるのですが、彼女にとってはいつもと変わりなく、日が暮れたらご飯をもらってお散歩して寝る、というパターンです。

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 フライングゲットした、かじるチキンラーメン。お湯をかけたら出来上がり、のチキンラーメンですが、ポリポリとかじるのもまた美味しい、というのは若い間の話。えぇオッサンになると、味の濃さがキツくなってきます。

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 不思議なのは、かじって食べるだけ、お湯をかけたらダメ、というのにもかかわらず、卵ポケットがあることでしょうか。

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 今回も、お湯の注ぎ方が荒かったので失敗。冷蔵庫から早めに出しておくなど、色々と気を遣わないと、見本のようなきれいな白身に仕上がりません。

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 丸ごとかじる以外に、細かく砕いて、という食べ方にも配慮されています。お菓子、おつまみとしてはよくできています。一般発売となる来週からは、新しい職場でのお仕事がスタートするのです。同時デビューですね。

2022年3月27日 (日)

既視感

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 日曜日らしくゆったり眠る「ちち(仮名)」さん。もっとも、彼女の場合は平日も休日も関係なく、日中はほぼすべての時間帯を寝て過ごしているのですけれど、昨日から今日にかけては耳に違和感を感じているらしく、時折頭を上げては大きく振っています。そういう場面を見ると、おぉそうか、耳が気持ち悪いのか、と家族が耳の内側をきれいに拭いて、点耳薬を落としたりしてくれるので、それを期待しているのかもしれません。

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 名古屋でのWAGNERで新規入会した若い男性。お手製の革のペンケースの、ペンを挿すスロットではない場所にささっていたペンを見て、皆であぁだこぅだと言いながら、雛が二羽いる、ということで写真を撮らせていただきました。

 このペン、何だろう、と言いつつ、どこかで見たことがあるような気がして、気になったので家の中をあっちこっち掘り返してみました。

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 こんなものが出てきたので、恐る恐る蓋を開けます。ペンの名前は、ペリカン・ファーロ。カートリッヂ/コンヴァータ両用式で、鉄ペン先ですが、特徴的な姿です。そしてこの個体も、名古屋で見せて貰ったものと同じく、ノベルティ的なものでした。

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 天冠に近づくにつれてキャップの径が大きくなっていくデザイン。古代エジプトの壁画に描かれた人が被っている帽子のようなもの、ちょうどそんな感じです。あるいは、そういうのを狙ったのでしょうか。

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 ペン先にももちろん、二羽の雛。うちの次男が生まれて少しした頃、つまり21世紀に入って間もない頃から雛が一羽になったように記憶していますので、その記憶が正しければ、今から20年以上前の萬年筆ということになるのではないかと思われます。

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 ショートタイプのカートリッヂを挿してます。使っていた記憶はないので、どこかで手に入れてそのまま放置してあったものでしょう。名古屋で見せて貰った個体は、首軸の先端部が変色していましたので、綺麗に洗って保管しておかないと同じようになってしまうのかもしれません。

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 胴軸にこんなロゴが刻まれています。かつて販売されていたタバコのロゴだそうで、そういうことから、これはノベルティとして世に出たものなのでしょう。タイアップなしで、ペリカン日本から商品として売り出されていたのかどうか、私にはわかりません。

 名古屋で見せて貰わなければ、このペンももうしばらくの間、日の目を見ることなく埋もれていたわけですから、幸せ者と言って良いのかもしれません。

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2022年3月26日 (土)

WAGNER名古屋

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 飼い主が出かけると知って、身繕いに専念し始めた「ちち(仮名)」さん。珍しく早起きした飼い主、いそいそと駅まで行って、そこで衝撃の事実に直面することになります。

 奈良から名古屋へ行くなら、京都まで出て新幹線に乗るのが最速ですが、今回はお得なきっぷ利用で。

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 奈良から名古屋まで、近鉄の運賃が2290円です。昨日、ガッチリ買いましょう、ってことで奈良から京都までの往復、1,000円ちょっと利用してますから、名古屋へ行くだけですでにもとが取れてしまいます。それだけみんな、電車に乗らないんだなぁ、と思ったら、名古屋までの特急が満席でした。結構皆さん、出歩いています。

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 名古屋国際センター、今もなお、感熱紙を使った拡大プリンターで毎日出力して、貼ってくださってます。こういうものも、この先、次第に見ないようになっていくでしょうから貴重です。

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 会場でN御大に見せていただいた貴重な資料。以前このBlogで記事にしたものはカラカラではなくて、こちらがほんまモンのカラカラ。色の組み合わせが5種類あったそうです。詳細なことも教えていただきましたので、それはまた後日。

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 会場にはいつものメンツに加え、新規加入の方も。キャップレスを洗浄したい、ということで来られた人のペンケース、それも変なところにささっていたペンを撮らせていただきました。11時になってますが、ヒナが2羽。20年以上前のもの、ということになります。珍しいな、とワイワイ言っていて、家に帰ってまたびっくり、というお話、明日に続きます。


2022年3月25日 (金)

きれいきれい

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 どうせ飼い主さんは遊んでくれないし、ということで、一心不乱にきれいきれいに励む「ちち(仮名)」さん。元気ではありますが、日に日に老化が進んでいるように感じます。その点に関しては、飼い主も人(犬)のことを言えた状態ではないのですが。

 毎日のようにお客様が来られて、お別れの言葉を述べてくださるので、残った仕事も部屋の片付けも、なかなか進みません。来週の同じ日には新しい職場で仕事を始めなければならないというのに、こんなことで大丈夫なのでしょうか。

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 お正月休みが明けてしばらくした頃、こんなものを用意してお掃除道具を作るのだ、と意気込んでいたのですが、日々の仕事の合間に、というのがなかなか難しく、そのままになっていて、やがて、お掃除の対象となる萬年筆がなくなってしまう、という事態に至りました。

 まず、首軸部分のカヴァーを外してペン先の様子を見てみよう、と思ったボエムはそのカヴァーが割れてしまって本国送りになってしまいました。1ヶ月以上経ちますが、まだなんの音沙汰もありません。

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 こちらの方は、ペン先に激しい段差があったので、親方にニブを引き抜いてもらって、その後、絶賛修行中のお弟子さんも交えて書き味調整をしてもらいました。よって、これも当面はお掃除の必要なし、です。

 と、いうところでしたが、師匠のBlogにこんな記事が上がってしまいました。忘れていたことを思い出した、寝た子が起きた、という状態です。

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 こうなると、明日の名古屋でのWAGNERに参加して、不器用なオッサンが工作教室に参加、ということにならざるを得ません。自分でやるのは材料や道具を揃えるところまで。その先、いざ作るという段階でなかなか腰が上がらないのですけれど、今回は師匠のご厚意に甘え倒してこしらえてみるつもりです。ちゃんとできるかな?


 

 

 

2022年3月24日 (木)

ただ一度

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 今夜の「ちち(仮名)」さんは、成形に失敗したのか、クッションを寝床としてではなく、背もたれとしての機能に重点をおいて使っています。

 本日は修了式。コロナ禍をきっかけに、私の県では新学期に行われてきた離任式を年度末に行うことになりました。全校児童を対象に、リモートで離任者を紹介。もちろん、自分のことも話しました。

 これから春休みですが、問題はそのあと。3月まで学生だった人が、4月1日に学校へ赴任してきて、紹介もそこそこに担任やら校務分掌やらを決める会議に参加し、4〜5日後には担任の先生として、たった一人で子どもたちの前に立つのです。各種研修は、1年以上かけて受けていきます。そんな業界、他にあるのでしょうか?

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 職員室にかわいいお客さんたちが来て、私の首にかけてくれたもの。今日のためにクラスのみんなで作ってくれたのだそうです。

 ウルッとするのを堪えつつにっこり笑い、教室へ帰ったらみんなにもよろしく伝えてね、校長先生、めっちゃ喜んでたと言ってね、とお礼を述べました。ありがたいことです。

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 この形は昨年度、おそらくは最初で最後であろう「運動場での入学式」で入ってきた子たちです。小学校と聞いて、ほとんどの人が思い浮かべるような行事をほぼ体験しないまま、2年間を過ごしてきたのですが、逆境にあっても、ちゃんと力をつけてきていること、そして、それを導いてくださった先生方の配慮や力量に、ただただ感服するばかりです。

 などと言いながら、来月からは学校を離れて仕事をします。さて、自分は何かの役に立つのか、それが心配ですね。

2022年3月23日 (水)

履歴書

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 埋もれて眠る「ちち(仮名)」さん。本日は寝床メイキングが上手くいったようです。必死にホリホリしても望んだ仕上がりにならなかった場合、怒ってクッションの外で寝ていることもありますので、埋もれているというだけで十分満足、ということなのです。

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 明日の修了式で、子どもたちとはお別れ。低学年の子どもたちが首飾りを作ってプレゼントしてくれたりして、柄にもなく喜んでおります。

 4月からお世話になる勤め先から、明日、健康診断を受けて、履歴書その他、書類を提出するように言われたので、慌てて萬年筆の選定。今回は、完全バランスと言われるペリカンM800で書いてみることにしました。

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 軸に螺鈿飾りを施してもらったのは普通のもので、緑縞の方は東西ドイツ統一記念。どちらも細字ですが、様式に文字を書き込んでいくのには少し太めかも、という感じ。質の悪い紙に書くので、きっと滲むことでしょう。

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 あと一週間。身の周りの整理と、仕事用にあれこれ買い込んだ文房具や各種機材を一旦自宅に持ち帰らなくてはなりません。そしてまた、呆れたような、諦めたような妻の顔を見ることになるのです。憂鬱です。

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2022年3月22日 (火)

とじる

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 朔日とはうって変わって熟睡モードの「ちち(仮名)」さん。飼い主は卒業式後の三連休をおおいに満喫、と行きたいのをこらえて、代休にもかかわらず出勤して片付けに励んでおりました。

 とにかく大量の書類を廃棄せねばならんのですが、職場のシュレッダーが繊細な方なので、ご機嫌を伺いながら少しずつ裁断せざるをえず、それだけで半日潰れてしまいました。

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 で、昼過ぎからようやく机の引き出しを整理し始めて、こんなものを見つけました。使いもしないのに「システム手帳」にハマった黒歴史があるのですが、当然の流れとして、オリヂナルのリフィルをこしらえたり、見もしない資料を持ち歩いて活用する、なんてことのために、こういうパンチを手に入れていたのです。

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 感慨に耽る間もなく、続いて出てきたのがこちら、ホッチクル。紙を二つ折りにした折り目に針を刺して綴じられる、というステープラーです。

 年度末といえば、学級で文集を作る人もいますが、私もそんな時のために買ってあったのですね。でも、15枚ほどしか綴じられませんから、文集用には苦しいところです。

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 子供の作文を印刷し、大きなホッチキスでガシャンと綴じてから、針が盛り上がっているところを木槌で叩いて平らにしてから製本テープを貼るという、人力フラットクリンチ職人も少なからず存在するのが我が業界。さらには、製本テープを貼った完成品の背表紙をスクエアに仕上げるため、テープの内側に爪楊枝を仕込んで貼る、という技を教えてもらったこともあります。学年末は、多くの職人(先生)が夜を徹して製本に励んでいたものでした。

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 こういうものを持っていても、それこそ死ぬまで使うことはない、と、この歳にしてようやく己を知った私。これらの綴じ具に限らず、人にあげたり捨てたりと、処分処分の日が続きそうです。

2022年3月21日 (月)

高野山

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 とにかく眠たい「ちち(仮名)」さん。飼い主も、これと同じような感じで、ウトウトとしながら春の一日を過ごしました。

 お彼岸の中日ですので、お墓掃除とお参りに高野山へ。世界中から観光客が訪れる高野山奥の院にお墓がある、というのは誇らしくもありますが、現実問題としてはお墓参りが大変です。電車とバスを乗り継いで、順調に行って片道3時間。よわいドンで同時に家を出た人が東京まで到着するほどで、道中の電車ではひたすらウトウトと、です。

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 電車の行先表示は「高野山」ですが、実際の終点は極楽橋駅。高野山への参詣道にかかる橋の名前からとられた駅名ですが、実際、周辺に民家も何もなく、ケーブルカーへの乗り換え以外、ほぼ役割のない駅です。乗客が減る一般のこの路線をテコ入れすべく、「はじまりの聖地」と称して天井に極彩色の絵を描いて、ケーブルカーのホーム手前には手水場のようなものを設置。電車が到着すると、「ようこそ、はじまりの聖地、極楽橋へ」と生アナウンスです。

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 子供の頃、お盆に母の実家へ帰省するのにこのルートを使っていたのですが、当時のこの駅ははまさに戦場。ここまでの電車もすし詰めならば、ボヤボヤしてるとケーブルカーの定員制限で次便回しとなるので、皆、この駅では走りまくっていました。今のように、至れり尽くせりで乗客の安全など守ってもらえるような、そんな時代ではなく、また、社会もそんなこと求めてはいなかったのです。ある意味、今よりも「正しい」自己責任社会だったのかもしれません。

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 ケーブルカーで5分。高野山駅からはバス専用の道路を辿って高野山内へ。高野山、という山があるわけではなくて、いくつかの山に囲まれた平地が、いわゆる高野山。確かにお寺は山ほどありますけれど、比叡山のような、純然たるお寺ではなくて、俗世界の人も多く暮らす街なのです。

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 コロナ禍でしぼみましたが、かつては毎月21日、弘法大師の御縁日ということで山内各所でお茶のお接待がありました。高野山名物の一つ、胡麻豆腐を供するこちらのお店では、この日に来店したお客に胡麻豆腐とお茶の接待があります。

 お墓参りをして、胡麻豆腐などお土産物を買い、まばらにしか走っていない電車を捕まえて家に帰ると、春の陽は西の空に傾きかけている時刻です。さらに歳を取っても、一人でお墓参りに行ければ良いなぁ、などと、考えることはもう老人なのでした。

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2022年3月20日 (日)

むかし

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 浮いてきた毛を抜かれて、実に困った顔をしている「ちち(仮名)」さん。柴犬はダブルコートなのでそもそも抜け毛が多いのですが、彼女は快適な室内生活と老化のせいで換毛時期がズレてしまっており、年がら年中体毛が生え変わっている最中、みたいな感じになっています。浮いてきている毛であっても抜かれるとチクチクするようで、怒るよ、噛むよ、という態度を見せますが、お姉ちゃんにはやられ放題なのです。

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 クラシカルな一本。萬年筆関係の会合に顔を出すと、必ず、「先生、これこれ」と呼ばれるのが、このペンのある時なのです。どうやら私はヘンタイ揃いの萬年筆愛好家の中でもさらにヘンタイ寄りであると認識されているようで、こういうものを見れば喜ぶだろう、ということのようです。

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 そしてそれは、残念ながら当たっているようです。いつだったか記憶はないのですけれど、手元にこれがあるということは、喜んでお嫁にもらってきたということなのですから。

 このペンのブランドはKILOT。最初の文字をアルファベットのもっと後ろの方の文字に変えれば、誰もが知っている京橋の会社になりますね。

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 今でも結構な頻度で目にすることからして、それなりの数、世に送り出されたものでしょう。カイロットではなくキロットとみんな読んでますが、それにしてます正しいのかどうかわかりません。伊豆の仙人、紙様あたりなら詳しいことをご存知かもしれませんが、それはもはや、常人の域ではありません。

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 ペン先に刻まれたHARDGILTという謎の文字列、以前、らすとるむさんと紙様とが取り上げられていたような気もするのですが、情報が埋もれてしまっていて見つけられませんでした。どういう意味なんでしょうか。単に金張り、くらいの意味なのでしょうか。そこここで萬年筆が作られ、売られていた、古き良き時代。タイムスリップできるなら覗いてみたいものです。

2022年3月19日 (土)

卒業

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 上目遣い、でしょうか。「ちち(仮名)」さんがクッションに埋もれて寝ているところわ撮ったら、目を開けたところです。

 教員としての38年間、最後の卒業式を無事終えることができました。私がしたことといえば、式辞を準備したことだけ。100人ほどの子どもたちに一人一人、名前を読み上げながら卒業証書を手渡して、当たり障りのないはなむけの言葉を述べて、それでおしまい。全ての段取りは、先生方がすすめてくれるのです。

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 最初に卒業生を送り出したのは教員になって3年目。生徒の名前を読み上げる私のそばでは、学年主任が名簿を指で押さえていました。子どもにとっては生涯一度の晴れ舞台。ここで、名前を呼び飛ばしたり、間違えたりする、そういう事故はけっこう多いのです。幸い、私はそういう経験をせずに済んでいます。

 中学校の教諭として32年務めた内、22年は3年生を担当させてもらえました。それ以外は会場外での警備専門。式の司会は10回やりましたが、ノーミスだったことは一度もありません。

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 コロナ禍のもとでは、卒業式も人を少なく、短い時間で、ということが求められます。式本体は1時間以内。けれど、式後の写真撮影に40分もかかりました。実によろしくないことです。

 けれど、一つだけ、神様からの贈り物をいただきました。6年生の後半はほとんど登校せず、たまに来てもずっと校長室でYouTubeを見てるだけ、というけしからん児童。こいつが変に懐いてくれてたのですけれど、卒業式には絶対出ない、などと言いつつ、参加したこと。そして、写真撮影では、偶然私の隣に座っていました。もう会うことはないかもしれませんが、彼の進む先に幸あれと祈るばかりです。

2022年3月18日 (金)

良い見本

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 夜明け近く、ふと目覚めて飼い主を見る「ちち(仮名)」さん。最近はさらに歳をとった感じで、ほぼノンストップで朝ご飯まで寝ているのですが、ときどきこんな風に起きている時があります。そしてそれは、ケージの中で粗相をしている時が多い、というのもまた事実。幸い、この時は何ともありませんでした。

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 胴軸に大きくFountain Pen、キャップに金文字でGILL SUNSと書かれております。確かもうちょっと高級な感じで、GUNというのもありましたね。

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 たまたまこの個体に限ったことなのか、パッケージの説明で、カートリッヂはセイラー製のものを、というところだけ字が薄くなってしまっています。

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 こんなんで書けるんか? と思いますけれど、意外といけます。太いからなのか、しっかり握れるのです。握りこんで、安定した感じで字が書けます。もちろん、汚い文字ですけれど、ちゃんとした人なら綺麗な字が書けるはずです。

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ばねかつら式の嵌合、その仕組みというか、内部構造が非常にわかりやすいのがこのキャップ。このキャップがあるだけで、初心者の人に萬年筆の説明をする時に持っていきたい一本なのです。

2022年3月17日 (木)

簡単じゃない

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 クッションに収まって寛ぐ「ちち(仮名)」さん。しかし、ここに至るまでに彼女は何度も何度もホリホリを繰り返し、理想の寝床を拵えるべくトライし続けてきたのです。

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 毎年この時期になるとお世話になる式辞用紙。かつては複数のメーカーが出していたのですが、プリンタで打てるもので、現状、手に入るものというと、このメーカーのものだけではないでしょうか。文具店自体がどんどんなくなっていっている中、大都市にある大型文具店へ買い出しに出るか、通販に頼るか、いずれにせよ、早めから手配しないと間に合わない、という印象です。

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 右端の幅の狭いところが貼りしろです。用紙としてはA4サイズで、折り目をしっかり伸ばしてプリンタにセットして印字します。複数枚にわたって印字したものを貼り合わせて、誰もが「まだかなぁ」と終わりを待ち侘びる式辞の完成です。

 この用紙に合わせたテンプレートが用意されてはいるのですが、使い勝手が良いかと言われるとちょっと、というもの。それでも、手書きでまともな字が書けない私はこれに頼るしかありません。

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 出来上がった式辞を収める多当。写真は容姿のセット方向をミスり、さらにそのまま位置を合わせようと試みた挙句、向きが違うことに気づいたというもの。次回の参考に、と残したものの、私がこの用紙を使うことは死ぬまでないでしょう。

 そして、何より重要なこと、それは、私が、ここに書いてある通りに読まない、っていうことです。

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2022年3月16日 (水)

お祝い

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 「ほうずい」という和風マシュマロのお菓子に興味を示す「ちち(仮名)」さん。何度かパターンを変えて撮影しているうちに、もらえそうにないと悟ってよそへ行ってしまいました。実際このお菓子、中身はチョコレート餡ですので、ワンコには禁忌です。

 とはいうものの、今は亡き「くま(仮名)」さんは平気でチョコレートの入ったものを食べておりましたが、ワンコの体質や体調、量によるもので、たまたま大丈夫だっただけ、なのでしょう。

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 ちょっと所縁のある子がこの春から中学生になるので、ささやかなお祝いとしてこんなものを選んでしまいました。今でしたら同じPILOTでもライティブかな、とも思ったのですが、カクノはカクノでもデコカクノ、という一捻りを入れてあるので、まぁまぁかよいかな、とも思います。

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 私が子供だった頃は、入学祝いに萬年筆と言えば金ペン付きで、それでも手頃なお値段のものが主流だったように思いますが、いろんな色のインクで遊んだりするのにも、これがよいのかも、と。なので、ペン先もあえてM。初めから実用より少し遊び寄りの選択です。

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 なんで萬年筆に蛇? ではなくて、ピンクのネッシー。チャームやお人形などがついた筆記具で学習すると効率が落ちる、と言われておりますが、遊びに使う萬年筆なら良いでしょう。問題はそもそも萬年筆なんか使うだろうか? ということですけれど、こればっかりは本人次第ですね。

 

 

2022年3月15日 (火)

好きじゃない、

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 柴犬を模したカップケーキと「ちち(仮名)」さんとのツーショット。この時の彼女は、ケーキの方には全く興味がなく、撮影者の持つオヤツに対して「伏せ」をしているのです。彼女にとっては、実に残念なことでした。

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 カヴェコのアートスポーツ。おそらくは神戸元町の萬年筆店の委託販売コーナーで見つけたものと思います。ただし、見つけたのは飼い主ではなく奥様。その頃は、毎週のように夫婦で神戸あたりをうろついていて、あんたら老後は神戸に住むんか? と娘に言われていたことを思い出します。

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 小さいですね。この小ささと、軸の模様。その辺りが奥様のハートを射抜いたようです。当然、奥様に合わせて調整されていますので、私が書くと多少の違和感を感じます。

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 カヴェコは今も、なかなかの人気ですが、私自身は手を出しておりません。今手元にあるだけでも十分で、これ以上萬年筆増やすなら、もっと特徴のあるもの、変なモノ、ということで、普通でまともなものにはなかなか手が伸びませんね。

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2022年3月14日 (月)

咲いた

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 眠れないのか、飼い主をじっと見つめている「ちち(仮名)」さん。こういう時に声をかけたりすると大騒ぎになるので、無視して目を逸らすのが一番です。

 本日はチョコレート屋さんの陰謀に巻き込まれた世の男性方を狙ってか、結構遅い時間でもケーキ屋さんの在庫が潤沢でしたので、彼女にしてみれば、家族みんなで美味しいものを食べてるのに、、、と恨めしい気持ちだったに違いありません。

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 チューリップ模様のショートタイプ萬年筆。一体どんなユーザーを想定して売り出されたものなのでしょうか。ショート萬年筆華やかなりし頃は、中学生になったお祝いにと萬年筆を送る場面も多かったでしょうから、そういう用途を想定したものではないか、などと思っているのですが。

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 昔のものとはいえ、2500円で金ペン付き。チューリップの模様も、きちんとキャップから胴軸(尻軸?)へと連続しています。

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 キャップに咲くチューリップの花色は赤。軸の色は黄色です。キャップに黄色い花、軸が赤、なんて逆になったバリエーションがあったりしたのでしょうか。こいつにインクを入れて常用していると、ペン先付近がインクに染まってしまわないか心配です。

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 かく言う私も、この春、中学校に入る知り合いのお子さんに萬年筆を贈ることにしました。今の時代ですから、何よりも見た目勝負、なのですけれども。

2022年3月13日 (日)

歩く

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 いつものポイントを確認している「ちち(仮名)」さん。足腰は相当に弱っているのですが、お散歩はあまり嫌がりません。いつもお散歩に連れ出してくれるお母さんがおおいにお疲れでしたので、本日は飼い主とのお散歩です。

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 毎年3月に開かれている「町屋のひな巡り」というイヴェントに参加してきました。お天気も良く、歩いていると軽く汗ばむほどでした。

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 街道に面した旧家や老舗が、所蔵している雛飾りを展示しているのをぶらぶら歩きながら見せてもらう。ただそれだけのことなのですが、結構疲れました。普通の職業の人よりも足腰は強い方なのですが、寄る年波には勝てないようです。

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 寅年なので、こんな飾りも。どうやら、毎年、お花で干支の雛飾りを作っているようです。よく見ると、ツノの生えたトラがいて、それに関するお遊びも仕込まれていますが、みんな、気づいていたのでしょうか。

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2022年3月12日 (土)

また、、、

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 飼い主が帰宅したので、のっそりと顔を上げた「ちち(仮名)」さん。本日は出先で旧知の方、それも彼女のことをかわいいと言ってくださる方にお会いしたのですが、その方にも「ずっと寝てますねぇ」という感想を伺うほど。ホンマ、よく寝ますが、本日は珍しく起きておりました。

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富士山を撮ったつもりが、富士山を背景にした電柱がバッチリ写りました。良いお天気です。軽い上着を羽織って行ったのですが、浜松町の駅から竹芝まで歩いているところで早くも後悔。日が暮れても、やはり寒いとは感じることがありませんでした。春です。

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 会場となったビルの4階。本日は一番奥の会議室ですが、一つ手前の部屋にはビシッとスーツを着込んだオッサンたちが詰まっていて、しかも皆無言。みんなで黙想してたのでしょうか。私はそういう職場にいたら早くに死亡していたでしょうから、あらためて我が身の幸せを噛み締めました。

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 本日は皆さんとの歓談に終始しました。その中では貴重な情報もいただきましたので、それはまた、こちらで紹介したいと思います。

 本当はこうして遊んでいないで、退職に向けて色々やらなければならないことがあるのですけれど、いい天気でしたし、良かったとしましょう。

2022年3月11日 (金)

いいのだ

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 お眠な「ちち(仮名)」さん。一方飼い主は夜中でもテンション高め。大きな役目が一つ終わったので、完全に週末モードです。明日は心置きなく泉筆五宝展を楽しむことができそうです。

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 本日は年度末人事異動の内示日でした。若い頃はこの時分に内内示ってのがあって、それを呑むと修了式あたりで内示、そしてエイプリルフールの日に本当に新任地に着任、という流れでした。

 さらに子供がやってくる始業式の日は、まず旧任地に出勤して離任式をしてから、子どもたちや保護者に見送られて新任地へ、という流れで、その際、旧任地の誰かが新任地まで送ってくれる、なんて豪華版でした。今では考えられない、のどかな時代だったのです。

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 似たようなペンだけれどもペン先の大きさが違うような、、、と、思ってよく見たら、小さい方は金ペンでした。

 私の学校、来年度は先生が一人増え、学校を去るのは私を含めて2名だけ。大満足な結果です。世間では先生の数が足りないまま新年度のスタートを切るという学校も少なくない中、実にありがたいお話。なおかつ、V9時代の巨人を上回るほどの豪華メンバーが揃っているのです。

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 ん、これでいいのだ、というところ。私の無茶な学校運営を支えてくれたメンバーで、新年度もさらに明るく楽しく子供が育つ学校、を目指して行ってくれることは確実です。後顧の憂なく退職、って実に幸せなことです。

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 と、さらによく見れば、デカい方も金ペンでした。この手のセルロイド萬年筆は鉄ペン、って思い込みがありましたが、ちゃんと金ペン付きのを買っていたようです。

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 逆にこちらは、誰かにお願いして「いらんこと」をしてもらったようです。自分にはそんなことする技量もなければ、余ってる金ペン先なんてものもありませんから。いずれにしても、これでいいのだ、なのです。


2022年3月10日 (木)

おまけ

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 可愛かったので撮った。寝ててもよかった。今も反省してない。と、今日も「ちち(仮名)」さんの寝姿です。このワンコ、いっつも寝てるんか? と思われるかもしれませんが、実際、ほとんど寝てます。そして気が向いたら起きて、お目目らんらんで遊んで頂戴攻撃です。

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 本日はこちら、オマケとしてもらった萬年筆です。奈良県中部、もう少し南へ行くと天誅組で知られる大和五條、というあたり。役行者伝説でも知られる葛城山の麓にある御所市に、かつて萬年筆メーカーがありました。センター萬年筆と、写真のモリソン萬年筆です。会社としてはどちらも、形を変えて今も存続しているようですが、ノベルティグッズの企画販売、輸入萬年筆の販売と、それぞれに業態を変えています。

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 国産3社のいずれかが製造販売していたものです、と言っても通りそうです。細身の、見た目もスマートな萬年筆。おそらくはプラチナのカードリッヂが適合するのだろうと思います。

 現在は、萬年筆カフェで知られる同社。奈良県へお越しの説は、是非一度、お訪ねください。

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2022年3月 9日 (水)

先っちょ

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 眠っている「ちち(仮名)」さんの、前脚の先のほう。そこが何とも愛おしく思えたので撮りましたが、腕が悪いので何を写したかったのかさっぱりわからない一枚になってしまいました。

 ワンコでもニャンコでも、脚の先っちょというのは猛烈に萌えてしまうものなのですが、それを写し取ることはなかなかできません。動物写真家という職業が成り立つはずです。

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 この記事でも紹介しているApple Pencilの先っちょ。国産なら金ペン先のついた萬年筆が買えるほどのお値段がするApple Pencil、書き心地については、ホンマにこの値段とるんか・・・という感じです。硬いガラスの上でこれまた固いペン先を滑らせるのですから、つるつると書きにくいのは当然です。私がこれで書いたら、小学校入学前の児童に笑われるような文字になります。

 つるつるしているのがその大きな原因の一つ、ということで、こういう製品がいくつも出ています。Apple Pencilの先端部をくるくると回して外し、これに付け替えるだけです。Apple Pencilの純正チップにゴムのカヴァーをかぶせたような構造になっていて、そのゴムカヴァーを外した状態では画面に文字を書くことができません。

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 明らかに、純正のものより太めなチップ。ゴムのカヴァーを外せば、純正と同じような見た目、サイズになります。

 ちなみに、カヴァーを外した状態で画面を擦ってみましたが、何の変化もありません。その状態では役に立たないようです。

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 4個入りで、現在、最初の一個を使用中です。この中に一つだけ、純正のチップが紛れ込んでいます。色も大きさも、じっくり見ないと違いが分かりません。日常的に高頻度でApple Pencilを使うのでなければ、4人でこのパッケージを買い、シェアしても良いのではないかと思われます。

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 やはりApple。姿が美しいです。でも、ペンシルの先をじっと見つめながら書き続ける人なんてそうそういるものではないので、取り替えてしまうのも十分アリ、だと思います。

 

2022年3月 8日 (火)

手習い

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 横たわっているけれど目は開いていて、眠っているわけではない。けれど、起きているのかというとそんな感じでもない、という「ちち(仮名)」さん。こういう状態を、私の親世代までの人は「ぎぼぎぼしてる」などと言っておりました。言ってることは理解できても、なんでそう言うのか、それは言ってた本人たちですらよくわからなかったようですから、はたして方言としてある地方で使われていたのかどうかすら、もはやわからない言葉です。

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 仕事をしなければならないのになかなか手につかない時などは、書き心地の良い萬年筆で特に意味もないことを書き連ねていくと、気分が落ち着き、仕事のウォーミングアップにもなります。あまりにくだらない会議の最中など、同じことをして睡魔を遠ざけていたことも数知れず。会議の生産性の低さは何とかしなければなりません。

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 そういう時、よくできた人は先人の含蓄深い言葉を書き写したりするわけですが、私は鉄ヲタなので鉄道路線の駅名を端から書いていく、ぐらいのことになります。長い路線の駅名を全部覚えている天才三歳児!とか言ってバラエティ番組に出るような、そんなレヴェルですね。お恥ずかしい限りです。

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 ペリカンM1000の3Bニブ付き。学校ぐらいでしか見られない更紙、しかもその反古紙ですから、盛大に滲んでいます。書き上がったものを見ると悲惨ですが、書いている時、本人は実にいい気持ちなのです。安いストレス解消、気分向上法です。今は空前のインクブームですし、こういう用途ならどんな色のインクでも問題なし。ただし、会議中に極彩色のテキスト書いてたら、会議に身が入ってないことがバレてしまいかねません。休憩時間などにお楽しみください。

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2022年3月 7日 (月)

目的達成

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 台所でお母さんを見上げる「ちち(仮名)」さん。第三者的に見ますと実に可愛らしくてたまらん、という図なのですが、当事者目線では足元ウロついて邪魔だし、早く早くと鳴くのでうるさいし、とてもじゃないけど可愛いなんて言えません。でもこの、人間に甘えたり何か求めたりする、それがワンコの大きな魅力のひとつなんですね。多分ネコだと、また違った関係性になるのでしょう。

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 2年前、校長室に置いたテープカッター。もうすぐ役目を終えるので、家に連れ帰ろうと積もった埃を拭き取っておりました。テープを切って貼り付ける仕事が3倍捗るのかと思っていたのですが、捗るどころか、みる子みる子、皆「それ何!」ですし、手にとって触りたがるし、ツノを引っこ抜いて持ち去ろうとするのはいるしで、テープを切るどころではありませんでした。

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 まぁそれでも、話題づくりには役立ちましたし、これを目にした児童が別の子を連れて校長室へやってきたりと、そっち方面の目的は十分以上に達せられたと思います。そもそもこいつは、全く実用にならない代物なのです。

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 これだけ図体がデカいのに、その素材そのままの軽さゆえ、片手で本体を抑えておかないと、テープを切るどころか引き出すこともできません。それで以前、底に紙粘土でも入れて重さを増す、というのも考えましたが、考えること自体アホくさくなって結局そのままでした。

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 さて、問題はこれをどうするか。家に持ち帰ったらシバかれること必定です。学校に置いてあってもデカいのですから、ウサギ小屋以下の我が家では収まらないかもしれません。


2022年3月 6日 (日)

きまま

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 本日終了、な「ちち(仮名)」さん。こうしてぐっすり眠っていて、朝は規則正しく起きて、ご飯を食べ、お散歩にも行って、家に帰ってきてから室内で粗相をする、なんてことがちょくちょくあります。痴呆が進んで夜鳴きする、なんてのよりは数段マシですけれど、だんだんと体の融通が効かなくなってきているようです。飼い主もお爺さんまっしぐらですから、他人事とは思えません。

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 全長11センチ弱、モンブランのボエム。クリップに石がついていないのを探していたら、向こうからやってきたという一本。書き出し時のかすれがひどいなぁ、とさる調整師に相談したら、ペン先の左右が激しくズレてます、と言われて赤面ものだった、というお話。

 大体、普通の人なら新聞などの細かい文字を読むための、小型の手鏡みたいな、いわゆる「天眼鏡」か、小学生が観察に用いるような虫眼鏡ぐらいしか持っていないものですが、我が家にはそれらの倍率を軽く凌駕する「ルーペ」があっちこっちに転がっています。それを使ってペン先をのぞき込むこともせずに、出ないなぁ、かすれるなぁ、というのは、実にお恥ずかしい限りです。

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 必死になって、もう少しでペン先がレンズに突き刺さるような位置での撮影を試みましたが、ピントは来ない、手は震える、という状態で、こういうアングルが精一杯です。切り割りをまたいでいくように爪を立ててペン先をこすると、そこに切り割りがある、という段差は感じますが、左右で上下にずれている感じはありません。ペン芯から外して直してもらった成果でしょう。

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 裏側はもっと撮りにくい。でも、肉眼(といってもルーペ越し)でみると、実に綺麗です。しかし、そこがペン先調整の奥深いところなのでしょう、実はこのペン、まだ書き出しかすれが発生するのです。欧米人は全く気にしないと言われる書き出しかすれ。常時それが発生するとなれば、常に反古紙を持ち歩いて二、三度ペン先をこすってからでないと本番の紙に書き始めることができません。実によくかすれるこのペン、その名の通り、実に好き放題、勝手気ままな奴なのです。

2022年3月 5日 (土)

久しぶり

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 帰宅した飼い主を一顧だにしない「ちち(仮名)」さん。よほど眠たいらしく、何枚写真を撮ってもピクリとも動きません。

 列車の揺れに身を委ねているとよく眠れる私ですが、残念ながら本日は新幹線で岡山まで往復。各駅停車のこだま号とはいえ、1時間ちょっとで降車となるとさすがに眠る気になりません。

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 実に久しぶりのWAGNER中国地区大会。久しぶりに訪れた岡山国際交流センター、館内のWi-Fiサーヴィスがなくなっておりました。それ以外は、何ひとつ変わらず。懐かしい風景です。

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 中・四国から、少ないながらもしっかり参加者があって、萬年筆談義に花が咲きました。また、景品も持ち込まれて、じゃんけん大会ならぬあみだくじ大会で豪華景品をゲットした人も数多くありました。

 なかなかに充実した大会となったのには、もうひとつ、大きな要素がありました。

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 岡山大会といえばこの人。広島半こと、羅焚屋さんの参加です。久々の大会にはやる気持ちを抑えることができず、早速この有様。両手の指の間は8箇所。まだまだ買えますね。

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実に妖しい萬年筆談義。今大会はこぢんまりとしたものながら、そこここで実に中身の濃い萬年筆談義が交わされていたこと。久々にこんな感じを味わいました。来週の浜松町でも、こういうのわ期待したいところです

2022年3月 4日 (金)

お父さん

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 夜中に何やってんの、お父さん、と言うような顔でこちらを見る「ちち(仮名)」さん。お父さんは最近、こたつが気持ち良すぎて、コタツムリしながら録画済みの海外ドラマを見つつ自然死する、という毎日を過ごしています。意識があった時には傍でお尻を押し付けて寝ていたはずの彼女が、蘇生した時にはケージに入っている、というのが毎夜のことなのです。

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 亡き父への想いを込めて作られたという、オマスのAM87プライヤーウッド。薄く削いだプライヤーで軸ややキャップが作られています。いろんな色に塗られたものがあったようですが、これはプライヤーらしい色。いい艶が出ています。

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 残念なことに、吸入機構の動きが非常に渋いのです。動かないわけではないけれど、いつか壊れるんじゃないか、と思わせてくれる動きなのです。かと言って、達者な人にお願いして分解、清掃、潤滑してもらおうにも、硬くてどこも外れないのです。難儀なペンです。お嫁に出すのも憚られるので、こんな調子で、まだまだ付き合っていくことになりそうです。

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2022年3月 3日 (木)

しみ

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 寝ている「ちち(仮名)」さんを見下ろして撮影。眠りが浅かったようで、すぐに頭を持ち上げてこちらを見たのですが、あぁ、アレか、という感じですぐにまた眠ってしまいました。彼女に「ハウス」を仕込んだのは長女ですが、一体どれほどの労力とオヤツを費やしたのでしょうか。成果は十分以上で、今ではオヤツが欲しくなるとゲージに飛び込んでワンと鳴く、ということになっております。

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 PILOTのカスタム楓。長年にわたってラナパーを塗り込んで、ようやくそれらしい色艶に戻すことができました。色の朝吸い物が多いので、新品のときは色の薄い個体が多いので、濃い個体を選んで購入したのですが、倉敷帆布製のペンケースに入れていたら、接着剤か、あるいは染料その他の作用なのか、真っ白な軸になってしまいました。今なら、むしろネタとして喜ぶところですが、当時はそんな余裕などありませんでしたから、けっこう焦りました。

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 で、ラナパーを塗り込むという、効果があるのかどうかもわからない手に出たのですが、結果オーライだったようです。

 ただ、イチビってCON-70をつけ、色彩雫シリーズなんかを吸わせて遊んでいたので、きっちり汚してしまいました。軸やキャップに残る黒い模様は、色彩雫「竹炭」の色でしょう。

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 ところでこのカスタム楓、ペン先がこんな風になっていることで密かに人気だと聞いたことがあります。少しお辞儀している感じなのですね。

 私は、ペン先が独特のしなり具合で、なんて言われましても、それをうまく使って美文字をものするなんてことはできませんが、まぁ何となく、書いていて気持ちの良いペンだな、ぐらいのことはわかります。萬年筆が趣味だなんて、それ自体すでにおかしな人なんですから、それでいいのだと思っておりますが。


2022年3月 2日 (水)

違いを探す

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 飼い主が部屋の照明をつけ、そばまで寄ってきて写真を撮っても起きない「ちち(仮名)」さん。熟睡中でしたが、このあと、隣の部屋に繋がるふすまを開けた音で目を開け、頭を上げました。暖房を使うシーズンになって、部屋と部屋との境界はすべて閉じられているので、彼女にしてみれば縄張りのパトロールがほとんどできず、気になっているのでしょう。どこかのドアやふすまが開くと、いそいそと入っていきます。そのあたりはやっぱりワンコらしいなxあ、と関心するところです。

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 師匠のBlogにとり上げられていたので、一時期、よく使ったなぁ、と懐かしくなって引っ張り出してみました。取り方が悪いので長さが違って見えますが、実際にはほぼ同じ長さです。上の方がスーパー500。下がその復刻版。ウルトラスーパーとか、単にウルトラとか読んでおりますけれど、正しい名前はそれぞれ何だったのでしょうか。

 よく似てはいますが、この時点ですでに違いに気づくはずです。キャップと胴軸との間に見える金色のリングの太さが違っています。

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 金色のリングを入れなければ、胴軸全体で真っ黒な一本の棒に見えるところ。なので、あえてリングを入れたのでしょうか。知らない人にこのペンを見せると、ほぼ例外なく「描いてる?」と思うようです。そういう人には、ペン先の金色の部分と黒い部分との境界線に、そっと爪を立てて撫でてみるようにすすめています。境界線を通り過ぎるときに感じるわずかな「カタン」という感触で、別のパーツであるということを実感してもらうのです。

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 どちらも現役で使っている、あるいは使っていたペンなので、汚いペン先。復刻版の方には製造時期を示す刻印があります。また、全体的な刻印の位置も少し違っています。ニブそのものの大きさは同じと言って良いでしょう。

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 吸入機構も勿論違っています。オリヂナルの方はいわゆるてこ式。復刻版はカートリッヂ、コンヴァータ両用式です。ガラス製のインク瓶にこいつを突っ込んでシュポシュポやると、ペン先が瓶の底にぶつかってキンキン鳴って、怖くなる、という、萬年筆の扱いに不慣れな、初々しかった頃の気持ちを思い出します。

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 長女が高校受験のとき、私の父の喪中でしたので、神社に合格祈願に行くことがためらわれ、文殊菩薩のお寺に般若心経を写経して納める、ということで合格祈願をしたのですが、そのとき、私が使ったのが復刻版ウルトラ。漆塗りのボディは手になじみ・・・どころか、256文字を書き上げるのに何度も手汗を拭わなければならなかったことを思い出します。要するに、萬年筆で字を書くってこと自体、ダメなんですね。

2022年3月 1日 (火)

数えてる!

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 綺麗に前脚を揃えてこちらを見ている「ちち(仮名)」さん。今日もまた、いつもなら熟睡しているはずの時間に起き出してしまいました。一旦こうなってしまうと、きゅんきゅんと哀しげな声で鳴いて家族の気をひこうとします。本日は排泄したい感じではなく、遊び狙い、あわよくばおやつも、という感じがありありでしたのでガン無視していたら、そのうちにいびきをかきはじめました。

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 こんなナンバープレートのついた車に出会ったら狂喜乱舞ですね。お馴染みの豚まんのパッケージ、元々の赤色を活かして消防車になった、というものです。用事があって街に出た帰りに買ってしまいました。こいつを持って帰宅ラッシュの電車に乗るのは、テロなのだそうです。

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 違和感なく良くできています。同じように消防車の図柄が描かれた手提げ袋に入れてくれて、そこに練り辛子を放り込んでくれる、というのがお決まりのパターンなのですが、今回は様子が違いました。帰宅してみて、その違和感の理由がはっきりとしました。

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豚まんにはウスターソースです。お醤油の人、酢醤油の人もいるようですが、私はとにかくソースです。551の豚まん、ガワにしっかりと砂糖が練り込まれていて甘いので、辛い目のが合います。

 赤い箱、豚まん4個入りなのですが、そこに練り辛子が4つ。これ、とっても不思議です。辛子を一掴み、バッと手提げに放り込んでくれるのが常なのですが、本日は豚まんの数きっちりしか入ってないのです。

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 店員さん、ちゃんと数数えて辛子入れてるやん・・・と、小さな辛子の袋でひとしきり盛り上がる我が家なのでした。

 

 

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