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2022年2月21日 (月)

しゅん

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 顔は上がっているけれど、起きてはいられない・・・という「ちち(仮名)」さん。今日は比較的上手く寝床が作れたようで、ここまで順調に寝息をたてていました。人間でもそうですが、寝るのには「旬」というものがあります。どう足掻いても欠伸が止まらず、目の周りは涙でベトベト、というような状態の時なら、何の苦もなくスッと眠りに入ることができて、かつ、寝起きも良いものです。

 再就職先のひとつとして考えているところへ、志願書類と共に小論文を送らなければなりません。小論文、という名前ではありますが、分量は原稿用紙にして2枚ほど。タイイングすればあっという間に到達する文字数であり、むしろ冗長な部分を削ぎ落とす作業に時間をかけることになります。今回はそうして出来上がった原稿をプリントアウトして、それを指定の用紙に書き写す必要があります。自筆に限る、とわざわざ明記されていますので、よく言われる「字は体を表す」なんて考えなのかもしれません。もし本当にそうなら、私など、確実に不合格です。

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 自分で言うのも変ですが、我が家には売るほどの数の萬年筆があります。写真はごく普通の、スリップシール機構がつく以前の3776。大事な試験に挑むなら、同じプラチナでも創立70周年で行くとか、完璧な筆記バランスを誇るペリカンのビッグトレドなんていう選択肢もあります。正直、このペンは眼中になかったのですが、本日ふと手に取って、猛烈に気に入ってしまいました。

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 おそらく、今の私の体調やものの感じ方と、現在のこのペンの状態がマッチしているのでしょう。そして、この状態はそう長くは続かないものと思います。作文を書き写すのは明日明後日あたりの予定なので、今なら、このペンで書くのがベストでしょう。

 本当はこのようなギンギンの細字よりも、もう少し肉のある中字ぐらいが良いかも、とも思うのですが、今はこれで書くのが大変に気持ちが良いのです。思えばこのペンは、まだ明治屋の近所にあった頃の名古屋丸善で展示品を無理に売ってもらったもの。当時、プラチナにしろ中屋にしろ、この緑の軸がなかなか手に入らな買ったので、見つけて我慢できなくなって、なおかつ、奥様に買ってもらった、というものなのです。

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 本来、ある程度の重さがある軸で描くのが好みなのですが、今はこの頼りなくも感じられる軽い軸がいい感じなのです。人間の感覚なんて、実にいい加減で身勝手なものだと思います。ひょっとすると、いざ書き写し始めたところで、やっぱりこのペンダメだわ、となるのかもしれません。私というのはそういうえぇ加減極まりない奴なのです。

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