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2022年1月29日 (土)

懐かしの・・・

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 いつものように眠る「ちち(仮名)」さん。周りで人が動き回っても起きようともしません。彼女ほどの年齢になると、あぁ、これはお出かけするな、というのがわかるようで、遊んでとおねだりしても無駄、ということでひたすら寝たままなのです。

 本日はWAGNER関西地区大会。序盤は結構な人出だったようですので、あえてそこを避けて午後からお邪魔しました。例によって何を手に入れるでもなく、出展されている方のラインナップを冷やかすだけですが、そんな中でいろんな方とお話をするのが有意義な時間です。

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 実にお久しぶり、おそらくは半年ぶりぐらいの降臨となるケロ御大です。そのほかにも、この関西地区大会ではおなじみの方とも再会することができて、適度に賑やかな会合でした。建物内、すぐ近くにホールがあって、そこでは胡弓でしょうか、あまり見たことのない楽器の演奏会が開かれていたのですが、これに参加される奏者の皆さんがホール外の公共スペースでガンガン練習やら音合わせやらをされているのが、少々気になりました。リハーサル場所が確保されていないと、こういうことになるわけですので、その辺は計画的にお願いしたいところです。

 JR相模線にご縁のある方から、記念としてこういう本をもらったのだけれど鉄分は薄い方なのであなたにあげましょう、とくださったものです。ふぅ~ん、と見過ごすわけにはいきません。表紙の左下や右上に写っている気動車、これはかのキハ35系列。私にとっては実に思い出深い車両なのです。昔の国鉄と言ったら、まず首都圏に新車を投入し、それが古くなったらまた新しいのを入れてそれまでの車両を地方へ押し出す、というのが常で、関西で暮らしていて国鉄に乗ると、ほとんどの車両が首都圏のお下がり、というのが当たり前でした。

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 当時、私は近鉄南大阪線でも国鉄関西本線でも、どちらでも利用できるところに住んでいました。夜など、関西本線を走る蒸気機関車の汽笛がよく聞こえてきたものです。父の仕事は田中角栄以前の教員、つまりは貧乏の見本みたいなものでしたから、たまに百貨店でお買い物などをするために大阪市内に出かける際には、運賃の安い国鉄を利用することにしておりました。で、物心ついた頃には、このキハ35系列が主力となっていたのです。新型車が最初に関西地区に投入されるという、国鉄とも思えない事態だったのです。103系みたいなスタイルで片側3扉なのですが、低いホームに合わせるためステップがついている関係で、車体強度を保つために戸袋なしの外吊り扉、というのが特徴でした。雨はあまり吹き込んでこないものの、隙間風は結構なもので、冬はとにかく寒く、冷房などないので夏は鬼のように暑い,そんな車両でした。

 トイレ付きがキハ35で、トイレの前だけボックス席、それ以外はロングシート。トイレなしがキハ36、1両で走れる両運転台付きがキハ30です。末期には関西からこの相模線や房総方面などに一部移籍したものがあったようです。国鉄としては実に珍しいことです。国鉄の気動車全体から見ると、むしろ変な、マイナーな系列であるこいつらでご縁が繋がるというのも、感慨深いものです。

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