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2022年1月22日 (土)

山焼き

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 え、行っちゃうの・・・という「ちち(仮名)」さんをお留守番に残して、家族の中で呑める人3人で奈良ホテルのThe Barへ行ってきました。バーでお酒をいただき、軽食をつまみながら若草山の山焼きを見よう、という趣向です。奈良ホテルは荒池に面した高台にあって、その荒池に面した1階にバーがあります。ここから「かろうじて」若草山が見えますので、こういうイヴェントが成り立つわけです。

 ふだん、若草山を見ますと、見事な禿げ山です。三笠山と呼ぶ人もおりますが、「みかさの山に出し月かも」の歌に詠まれているのとは別の山。そちらは御蓋山といって、春日大社の裏山にあたります。若草山はそれの北隣あたりに位置する山です。

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 こんな感じの軽食をつまみながら、好きなお酒を呑みつつ、点火されるのを待ちます。かつてはそこら辺に立って見ていたものですが、最近は観光化されてどどどっと人が押し寄せるようになり、コロナ禍もあって、近くで立って見るには事前登録が必要となりました。第一、この寒い中で屋外に小一時間ほど立っているというのも辛いもの。お爺さんになってきたので、こういうイヴェントはありがたいのです。

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 点火前に神事が行われ、それが終わると花火。今年はこの花火の一部が燃えたまま落下して点火前にそこら辺が焼ける、というアクシデントもあったようです。手前の水面、これが荒池。写真の真ん中、緑っぽい水平のラインが国道169号線。その奥がいわゆる「飛火野」あたりです。

 で、硝子越しに花火なんて撮れませんが、皆さんストロボ焚きまくりで、おうちに帰ってがっかりされていることでしょう。サクッと屋外に出て何枚か撮ったら、おぉ寒い、と室内に戻って呑み直す、ということを繰り返します。

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 「点火」という合図があってすぐに、火を点け、管理している消防関係者に一時退避指示が出たというほど、今年はよく燃えました。昨年は雨が続いていて、どれだけ努力しても火がつかず、結局延期になったこの行事。今年はよく燃えたので関係者の皆さんも一安心、というところではないでしょうか。

 ちなみに昨年は、結局山が燃えるのを見ることができなかったから、ということで、テーブルチャージだけ請求されて終わりでした。今年は、奈良ホテルさんもきちんと収益を上げることができたことでしょう。

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 例年ですと、こうやってデザートが出てくる頃には山一面「熾」になっているものですが、今年はこの段階でも盛んに燃えているのが見えておりました。数日経って山が開かれてから登りますと、淡い色のズボンなどでは煤がついて黒くなりますけれど、奈良へお越しの際は、できれば若草山にも登ってみてください。

 

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