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2021年12月29日 (水)

P社s

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 いつもよりグッと早い時間にケージに入って「おやつまだかな」と様子をうかがっている「ちち(仮名)」さん。本当に惚けたのかなと心配しましたが、本人(犬)も間違いに気づいたようで、その後静かに外へ出てきました。

 本日は飼い主の誕生日。暮れも押し迫ったこんな日に生まれてくるなんて、最初っから周りに迷惑をかけていたわけで、我がことながらさすがだなぁ、と変に感心してしまいます。そういうわけで、子どもの頃からお祝い事はたいしてありませんでしたが、そこは昔の親ですから、赤飯を炊いて鯛の尾頭付きが食卓にどーん、という日でした。その頃から今に至るまで、残念ながら鯛は嫌いですし、ご飯といったら白いもの、という感じで、混ぜご飯、かやくご飯なんてものも含めて、ほとんど食べられない子どもでしたので、せっかくの赤飯もいやいや食べていた記憶があります。今や、チャーハン大好き、豆ご飯大歓迎、カレーは飲み物、っていう人で、好き嫌いとか好みなんて、実にいい加減なものです。

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 日本の萬年筆界を支えてくださっている二つのP社。会社のお誕生日も、キリの良いところになりますと記念萬年筆なんてものが作られます。PILOT社の100周年は、何とか手の届く富士と明治丸を手に入れましたが、ずっと箱の中。プラチナの方は、手の届きそうなヤツはペン先が普通で、昔のプラチナ合金のペン先ついたヤツたくさんあるからパス、となりました。もうひとつセイラーさんの方は、何故か島桑がありますけれど、これも箱の中で眠ったままです。

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 似たような色で、どちらも少し透けてます。ペン先に100周年を表す刻印があるところも同じ。カスタム74の方がやや細身で、ペン先も常識的な大きさ。たいしてセンチュリー(記念でなくてもこの名前)の方はエラの張った大きめのペン先に、少し太めの軸です。

 某巨大オークションやフリマ系のところなどを覗いてみると、二つのP社を混同して出品されている方も少なくありません。でっかいPの字の刻印があるペン先の写真を掲げながら、PILOTのプレジデントです、なんて説明があったりします。わかってる人は、それで安く落とせたらまぁ良いのですけれど、そうでもない人の方が多いと考えるのが普通でしょう。

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 ペン先の刻印についても、両者の性格の違いみたいなものを感じてしまいます。京橋のP社は真っ向勝負、正攻法で「100th」ですけれど東上野のP社は100という文字をペン先の形に合わせて図案化。パッと見て100だとは気づきません。萬年筆が普通の筆記具だった時代、私の親世代なんかは、東上野の方のペン先はインクフローが渋いとか何とか、よく言っておりました。普通の人が萬年筆の使い勝手について普通にあれこれ言ってたわけで、それだけ萬年筆が生活の中に根付いていたということなのでしょう。今はかなり広がりを見せているとは言え、萬年筆はやっぱり少し特別な筆記具、な感じです。

 ところで、私自身は誕生日だろうが何だろうが特段の感情もありませんが、今年はあと3ヶ月でお役御免になる、というのを意識してしまいますね。そのあとは、どうやって食べていきましょうか。日本の公教育には未来がありませんし、その中で自分のことしか考えていない保護者から罵詈雑言投げつけられつつ仕事するつもりはないので、そこからは距離を置きたいと考えていますが、そんな都合良く行くものかどうか、全く先は見えません。それこそ、こんなくだらない駄文を垂れ流している余裕なんて、なくなるのでしょうねぇ。

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コメント

お誕生日おめでとうございます。何歳の誕生日であっても周りにお祝いをしてくれる人が居るっていうのは、有り難いことです。
しかし、プラチナのペン先と富士山のデザインを並べても、それこそ興味のある人しか分からないですね(笑)

 すいどう さん

 私自身、深く考えずにブルーの濃い色なので何か薄い色のものを敷きたい、ということで探してみたら、富士山の柄だったのでなお良い、と。この「なお良い」のがなぜなのか、わからない人の方がまともな神経していますね。そうです、もうイカれてしまってますね。

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