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2021年11月29日 (月)

十一日後れ

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 巡視活動中の「ちち(仮名)」さん。彼女は一日のほとんどを寝て過ごしていますが、時折ガバッと起き上がっては水を飲み、各部屋を巡回して回ります。冬になり、部屋の扉も閉められたままということが増えて彼女の活動に支障が出ており、ふすまの前で「ワン」と一声、ここを開けなさい、と命じることもあります。そうやってリヴィングルームから台所、洗面所に玄関ホール、廊下から和室とぐるっと一周して戻ってくると、満足そうに寝床に収まってまた眠るのです。

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 11月18日にはこのペンに関して書こう、と思っていて、すっかり忘れて、もう11月が終わってしまうぞ、ということで、久しぶりにこのペンを引っ張り出してきました。写真のケースはホコリまみれでしたのできれいに拭き上げて記念撮影。立派な木製のケースに、世界一有名な鼠さんが描かれた合成皮革が貼られています。

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 蒸気船ウィリー号からはじまるストーリーを紹介したブックレットがドンと置かれていて、蓋を開けただけではペンは見えません。こういうものを買う人にとっては萬年筆などはむしろオマケで、そこに描かれている鼠さんが目的でしょうから、それでいいのです。

 写真が下手なのでよくわかりませんが、このブックレット、銀色の表紙は鼠さんのところだけくりぬかれています。

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 どこのどういうブランドのものなのか、この萬年筆をこしらえたのはどこのメーカーなのか、さっぱりわかりませんが、いろいろな情報からは軸が銀製で、ペン先は18K、そしてコンヴァータが附属しているということだけがわかっています。

 長いこと放置してあったものですから、だんだんと軸の色が金色がかってきています。この先さらに放置しておけば、真っ黒になっていくのかと思うと楽しみですが、これがはっきりと黒くなるまで生きているかどうか、と考えると、私が黒くなったこのペンを見ることはなさそうです。

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 このペンを持って字を書いている人を対面から見れば、一瞬、ペンの動きが止まったときなどに、ペン先に鼠さんが描かれているのを見ることができます。けっこう重たく、スムーズな書き味なので、個人的には好みの1本ですが、重たすぎると言って嫌う人も少なくないでしょう。ペリカンのM1000クラスのボディで、しかも重たい、というものですから好みは分かれます。

 久しぶりに対面したので胴軸をくるくる回して取り外してみると、コンヴァータが黒っぽい。これは、さっそく洗浄しなければなりません。

 

 

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コメント

普段から万年筆を使っている人ほど、このペン先の刻印は、あれっ!?と思うのではないでしょうか?とても興味深い万年筆ですね。

 すいどう さん

 めったに使わないのに、書いてみるとスムーズな書き味、そして何より銀の軸、ということでなかなか手放せず、ずっと我が家にいる1本です。
 ペン先を上にしたときに、刻印された模様や文字がまともに見える、そういうペンが普通というか、大多数なので、その点が面白いところです。この鼠さんとそれが暮らす世界を愛する人にとっては、いつも逆さまになってるなんてかわいそうで許せない、のかもしれません。

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